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【血統アナリシス】小倉大賞典2022 トニービンやCaro、Seattle Slewの持続力が活きる舞台

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【血統アナリシス】小倉大賞典2022 トニービンやCaro、Seattle Slewの持続力が活きる舞台

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は小倉大賞典2022・血統予想をお届けします!


小倉大賞典はコース形態から平均的なラップを刻む展開になりやすく、トニービンやCaro、Seattle Slewといった長くいい脚を使える血統が狙い目となる。昨年はハナ差2着のボッケリーニがトニービンの血を引き、12番人気3着と大駆けしたディアンドルはトニービン、Caro、Slewpy(父Seattle Slew)の血脈を併せ持っていた。なお、一昨年の勝ち馬カデナも2代母の父がSeattle Slew、18年に16頭中15番人気のブービー人気ながら2着に激走したクインズミラーグロも母の父がCaro直系のIn Excess、2代母の父がSeattle Slew直仔のSlewpyとなる。

また、近年はGalileoの直系も上位を賑わせており、昨年は11番人気のテリトーリアル(父Teofilo)が勝ち、19年にはタニノフランケル(父Frankel)もクビ差2着と好走していた。

アリーヴォは、父ドゥラメンテ×母エスメラルディーナ(母の父Harlan’s Holiday)。父はキングカメハメハの直仔となるが、昨年は同父系となる馬が2・3着で入線しており、3着馬の父ルーラーシップは叔父にあたる間柄だ。なお、本馬においては父系からトニービン、母系からCaroの血を引く血統構成を評価しやすい。小倉芝1800mは2戦2勝、全4勝を小倉競馬場で挙げる小倉巧者でもあるので、今回は重賞制覇に期待が高まるところだろう。


カデナは、父ディープインパクト×母フレンチリヴィエラ(母の父フレンチデピュティ)。半兄に09年京王杯スプリングカップを勝ったスズカコーズウェイがいる血統。本馬は一昨年の勝ち馬となるが、昨年もトップハンデながら勝ち馬から0秒5差と健闘している。また、いずれの重賞も時計を要する決着のときに勝ち負けとなっているので、週末の雨予報も歓迎なタイプだろう。古豪が奮闘する傾向からも、8歳だからとぞんざいには扱えない。

ヴァイスメテオールは、父キングカメハメハ×母シャトーブランシュ(母の父キングヘイロー)。半弟にイクイノックスがいる血統で、母は15年マーメイドSの勝ち馬。本馬は2代母の父がトニービン。昨年、ブームを起こした母の父だが、その父ダンシングブレーヴは道悪適性が高いことでも知られる血統で、本馬も全3勝を稍重~不良で挙げているほど。4走前のレースぶりからも、やはり馬場状態は悪ければ悪いほどアドバンテージとなるだろう。


【血統予想からの注目馬】
アリーヴォ ⑦カデナ ⑧ヴァイスメテオール

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