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中山開催は最終週を迎え、日曜メーンに秋のGIシリーズ初戦のスプリンターズS(10月4日、芝1200メートル)が行われる。下半期のチャンピオンスプリンター決定戦だが、昨年の勝ち馬スノードラゴンの名前はなく、春の高松宮記念を勝った香港のエアロヴェロシティも来日しない。確たる主役は不在で混戦模様を呈している。
昨年2着のストレイトガール(栗東・藤原英昭厩舎、牝6歳)は今年、ヴィクトリアマイルで念願のGIタイトルを奪取。5番人気だったことからも分かるように、決してマイルが適距離ではなく、もともとはスプリント路線を歩んできた馬だ。秋初戦のセントウルSは追われてからもたつく場面もあって、4着に敗退。それでも勝ったアクティブミノルとはタイム差なしまで追い上げてきた。ひと叩きで反応は良化するはず。この後は香港スプリント(12月13日、シャティン、GI、芝1200メートル)に出走して引退の予定でもあり、国内最終戦でタイトルを加えたいところだ。
ストレイトと同厩のウリウリ(牝5歳)逆にマイル路線を走ってきたが、初のスプリント戦となったCBC賞を後方一気の内容で制し、続くセントウルSも出遅れながらハナ差の2着。スプリント戦に対する適性の高さを証明した。馬混みでもひるまずに脚を使える点は心強い。
アイビスサマーダッシュと北九州記念を連勝してサマースプリントチャンピオンに輝いたベルカント(栗東・角田晃一厩舎、牝4歳)の上昇度も注目される。特に前走は好位に控え、最後もしっかりと脚を使っていた。ハイペースで先行して最後はバッタリ…という以前のイメージとは明らかに変わっている。父サクラバクシンオー同様、晩成型のスプリンターとして3連勝での戴冠となるか。
一昨年までロードカナロアと好勝負を演じていたハクサンムーン(栗東・西園正都厩舎、牡6歳)は、以前に比べるとテンのスピードが影をひそめているが、今年は春の夕刊フジ賞オーシャンSでも逃げて2着。高松宮記念でも2番手を進んで2着と好走した。休み明けの前走・セントウルSは8着に終わったが、元来が叩き良化型タイプ。年齢的にも残されたチャンスは多くないだけに、悲願の初GIを狙う。
昨年のNHKマイルC優勝馬ミッキーアイル(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)もスピードでは負けていない。高松宮記念(3着)では引っ掛かるほどの行きっぷり。問題は気持ちのコントロールだけだが、今回の方がテンに速い馬がそろっているので、折り合いはつけやすいだろう。久々の実戦ではあるが、むしろ間隔があいたときに好走する傾向があり、気性面を考えても不安はない。
セントウルSを10番人気で逃げ切ったアクティブミノル(栗東・北出成人厩舎、牡3歳)は芝1200メートルで3戦全勝。ただ、前走は楽な展開だった面も否めず、この距離の3勝も全て逃げ切りだった。快速馬が勢ぞろいする今回が正念場となる。
昨年の高松宮記念を勝ったコパノリチャード(栗東・宮徹厩舎、牡5歳)は夏場が苦手。函館スプリントSの14着は度外視してもいい。ただ、1400メートルの方が安定感があるのも確かで、極端なスピード決着になると厳しいだろう。タフな馬場や展開になれば一変の可能性もある。
香港から参戦するリッチタペストリー(チュンワイ・チャン厩舎、セン7歳)はドバイゴールデンシャヒーンで2、3着の実績馬。前走のシンガポール・クリスフライヤー国際スプリントはエアロヴェロシティに完敗の5着だったが、昨年はダート王国・米国のGIサンタアニタスプリントチャンピオンシップを勝ち、ブリーダーズCスプリントでも1番人気に支持された(結果は最下位14着)ほどの素材。脚質には自在性があり、クリストフ・ルメール騎手との新コンビも魅力だ。
他では、キーンランドCを直線一気の内容で勝ったウキヨノカゼ(美浦・菊沢隆徳厩舎、牝5歳)、同レース3着でその前の函館スプリントSを楽勝しているティーハーフ(栗東・西浦勝一厩舎、牡5歳)など夏の活躍馬が上位をうかがう。
一昨年に続いて夕刊フジ賞オーシャンSを制したサクラゴスペル(美浦・尾関知人厩舎、牡7歳)はコース実績が豊富。今年はGII京王杯スプリングCも勝つなど充実している。安田記念は流れに乗れず大敗したが、あの一戦だけで軽視するのは禁物だろう。
京成杯オータムHで重賞初制覇を果たしたフラアンジェリコ(美浦・斎藤誠厩舎、牡7歳)は一気の距離短縮になるが、半兄には高松宮記念を制したオレハマッテルゼがいる。新馬戦の1400メートルがこれまで経験した最も短い距離だけに、流れに戸惑う可能性も否定できないが、血統的には魅力ある存在だ。
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