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【血統アナリシス】鳴尾記念2023 ステイゴールド系は人気不問で要注意、キングカメハメハ系も鎬を削る

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【血統アナリシス】鳴尾記念2023 ステイゴールド系は人気不問で要注意、キングカメハメハ系も鎬を削る

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は鳴尾記念2023・血統予想をお届けします!

阪神芝2000m・内での開催は3年ぶりとなるが、現行条件で施行された2012~2020年はステイゴールド産駒が「2-1-2-3」複勝率62.5%と高い好走率を記録しており、13年2着エクスペディションは7番人気、20年1着パフォーマプロミスは10番人気と馬券妙味の観点からも申し分のない成績を残している。なお、代替開催ながら昨年はドリームジャーニー産駒のヴェルトライゼンデが勝利しているため、今後はステイゴールドの後継種牡馬たちの動向も注視すべきだろう。

ほか、種牡馬の系統としてはキングカメハメハ系も好相性を示し、12年トゥザグローリー(父キングカメハメハ)、15年ラブリーデイ(父キングカメハメハ)、19年メールドグラース(父ルーラーシップ)と3頭の勝ち馬を出している。


ソーヴァリアントは、父オルフェーヴル×母ソーマジック(母の父シンボリクリスエス)。父はステイゴールドの直仔で、現役時は阪神競馬場で重賞4勝、阪神芝2000mは13年産経大阪杯を制した実績を持つ。また、本馬と同じ「ステイゴールド系×Roberto系」となる血統構成からは20年1着パフォーマプロミスが出た。前走中山記念は思わぬ敗戦を喫してしまったが、当該コースは21&22年とチャレンジカップを連覇しているだけに見限れない。


カラテは、父トゥザグローリー×母レディーノパンチ(母の父フレンチデピュティ)。父は機動力やパワーに優れたタイプで、鳴尾記念が現行条件へと変わった最初の年の勝ち馬でもある。本馬においては近親にステイゴールドがいる血統背景も強調しやすく、一族は道悪を苦にしないことから大雨の影響が懸念される週末の天気予報も不利となりづらい。父系も母系も晩成傾向の強い血統なので、昨今の充実ぶりを鑑みても蔑ろにはできない存在だ。

ボッケリーニは、父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ(母の父ダンスインザダーク)。キングカメハメハとトニービンを併せ持つ配合は、19年1着メールドグラースと共通。もとより全兄ラブリーデイが15年の勝ち馬となるため、本馬は兄弟制覇のかかった一戦としても注目される。一方、全兄よりはスタミナに秀でたタイプでもあり、重賞での好走歴もタフな条件下である場合が多い。今回は距離不足も否めないので、道悪は好都合だろう。

【血統予想からの注目馬】
ソーヴァリアント ②カラテ ⑫ボッケリーニ

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