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【馬齢】
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢をみると、3歳から7歳までの範囲。その一方、6~7歳の2着連対圏入りは、小倉記念と同距離の芝2000m重賞において、3着以内の好走経験があった馬に限られる。気に留めておきたいポイントだ。
(減点対象馬)
⑥カテドラル ⑫ザイツィンガー
【性別】
2013年以降の性別成績は、牡・せん馬【9.9.8.94】、牝馬【1.1.2.10】。好走(3着以内)率の面では後者がリードしている。ただし、2着連対圏に入った牝馬には、OPクラスの牡牝混合競走において3着以内の好走経験があった。この条件を満たしていない牝馬は評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
⑦ゴールドエクリプス ⑧エニシノウタ
【ハンデ】
2013年以降の負担重量別成績を検証すると、51キロ以下の馬は例外なく4着以下に敗れている。ハンデキャッパーの評価が低い馬の深追いは避けたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
⑦ゴールドエクリプス ⑧エニシノウタ
【前走距離】
2013年以降の1~2着馬延べ20頭の前走使用距離を確認すると、芝1800m、芝2000m、芝2400m、芝3200mの4パターンに集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は、2着連対圏に届いていない。
(減点対象馬)
⑤モズナガレボシ ⑥カテドラル
【前走着順】
前走が重賞だった馬の着順については不問だが、それ以外の場合は話が別。2013年以降、前走で非重賞戦に出走し、7着以下に敗れていた馬は好走(3着以内)ゼロと精彩を欠いている。
(減点対象馬)
⑨スタッドリー ⑫ザイツィンガー ⑭ヴァンケドミンゴ ⑮レヴェッツァ
【近走成績】
2013年以降、近2走とも同年6月以降のレースで複勝圏外に敗れていた馬が、小倉記念で2着連対圏に入ったケースは皆無。今夏のレースで苦戦続きの馬は疑ってかかるべきだろう。
(減点対象馬)
⑬アップデート ⑮レヴェッツァ ⑯スカーフェイス
【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、①カレンルシェルブル、②テーオーシリウス、③エヒト、④マリアエレーナ、⑩ククナ、⑪ワンダフルタウンの6頭。最上位には⑪ワンダフルタウンを推す。2013年以降、鳴尾記念からの参戦馬は【3.0.1.3】の好成績を残している。上位好走への期待は十分だろう。
2番手は④マリアエレーナ。過去10年の小倉記念において5歳以上の牝馬が未勝利の点は気になるが、好相性の鳴尾記念組に該当することや、前年覇者という舞台実績を踏まえると、軽く扱うことはできない。以下、①カレンルシェルブル、②テーオーシリウス、③エヒト、⑩ククナらが続く。
<注目馬>
⑪ワンダフルタウン ④マリアエレーナ ①カレンルシェルブル ②テーオーシリウス ③エヒト ⑩ククナ
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