まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
3番人気のジュンライトボルトが、中団から差し切りJRA・GⅠ初制覇。デビュー9年目の石川裕紀人騎手(27)=美・相沢=にとっても、JRA・GⅠ19回目の参戦で初Vとなった。2着は4番人気のクラウンプライド、3着は6番人気のハピが入り、単勝1・5倍と断然人気のテーオーケインズは4着に終わった。
◇
寒風吹きすさぶ中京で、砂のニューヒーローが誕生した。王者テーオーケインズを破り、ジャイアントキリングを成し遂げたのはジュンライトボルトだ。稲妻のような末脚で突き抜けJRA・GⅠ初制覇。同じくGⅠ初勝利を挙げた石川騎手はウイナーズサークルで何度も拳をにぎり、お立ち台に上がると喜びを爆発させた。
「今はやりの言葉ですが…ブラボー!! うれしい以外の言葉が見つかりません。スタートの前に馬の状態はすごく良く感じましたので、自信をもって乗りました。馬に感謝を伝えたいです」
好スタートを決めて、中団でうまく流れに乗った。だが、最後の直線は前が壁、外からも包まれ、進路が見当たらない…。それでも、27歳のジョッキーは冷静だった。「馬の瞬発力を信じていました」。ラスト1ハロン手前で、僅かに外にあいたスペースを見つけて、スパートを開始。メンバー最速となる上がり3ハロン36秒2の末脚で、先に抜け出したクラウンプライドをクビ差で差し切った。
デビュー9年目の石川騎手は、19回目のJRA・GⅠ挑戦で初制覇。今年7月のジュライSからダートに矛先を向けたパートナーとコンビを組み、チャンピオンズCへの出走が決まると、毎日、レース展開をシミュレーション。「今までで一番のチャンス」と闘志を燃やしていた。
「レースが近づくにつれて緊張もしましたが、萎縮するのではなく、胸の高鳴りというか、やる気につなげて頑張ることができました。憧れた景色を見ることができました。夢のような景色でした」と笑みを浮かべた。
JRA・GⅠ17勝目となった友道調教師だが、ダートは初勝利。「ダートではチャンスがあまりなかったのでね。装鞍所で石川君に『気分良く乗ってきてくれ』と伝えて、彼がよく考えて乗ってくれたと思います」と鞍上を褒めたたえた。
■人気記事【チャンピオンズC2024】有名人の予想に乗ろう! 鈴木淑子さん、蛍原徹さん、霜降り明星・粗品さん、キャプテン渡辺さんなどズラリ!競馬大好き芸能人・著名人がガチ予想!
■おすすめ【阪神ジュベナイルF2024】過去データの傾向と対策 逃げ脚質は大きなマイナス!重視したいのは前走の上がり3Fタイム
■おすすめ【阪神ジュベナイルF2024】勝ち馬予想の金言録「距離変わりは短縮馬を狙え」
今後は、来年のフェブラリーSやドバイ国際競走が目標となる見込み。トレーナーは「ダートを使い出して、馬体の幅が出てきて、首の周りの筋肉に迫力が出てきた。来年も期待しています」と力強く結んだ。
コンビで4戦3勝2着1回の石川騎手とジュンライトボルト。好相性の人馬は、さらなる高みを目指していく。(増本隆一朗)
◇
◆石川騎手の師匠の相沢郁調教師 「ついにGⅠを勝てて良かったです。これからも精進して信頼されるジョッキーになってください!」
◇
ジュンライトボルト 父キングカメハメハ、母スペシャルグルーヴ、母の父スペシャルウィーク。鹿毛の牡5歳。栗東・友道康夫厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は河合純二氏。戦績25戦7勝。獲得賞金2億7772万3000円。重賞は2022年GⅢシリウスSに次いで2勝目。チャンピオンズカップは、友道康夫調教師、石川裕紀人騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+稲妻+落雷」。
◇
石川 裕紀人(いしかわ・ゆきと) 1995(平成7)年9月22日生まれ、27歳。東京都出身。美浦・相沢厩舎所属。デビューした2014年に12勝を挙げ、民放競馬記者クラブ賞を受賞。17年のラジオNIKKEI賞(セダブリランテス)で重賞初勝利。4日現在、JRA通算242勝で重賞は7勝。今年は34勝で関東リーディング12位。
■人気記事【チャンピオンズC2024】逃げ馬の作る展開から推理 15番枠から2番枠へと状況好転したレモンポップの連覇を阻むのは……
■おすすめ【カペラS2024】勝ち馬予想の金言録「カペラステークスは頑固な短距離馬を狙え」
■新着記事【中日新聞杯2024】勝ち馬予想の金言録「長期休養明けの実力馬は人気を落としているうちに買え」
◇
★アラカルト★
◆芝レース経験馬のV 名称がチャンピオンズCになった2014年以降では初。
◆ダートキャリア4戦以内のV クロフネ(2戦目)以来、歴代2位の少キャリア。
◆キングカメハメハ産駒 20年チュウワウィザード以来、2年ぶり4勝目で、レース史上最多。JRA・GⅠは今年の秋華賞(スタニングローズ)に続く25勝目。
◆ノーザンファーム 20年チュウワウィザード以来、2年ぶり8勝目。JRA・GⅠは今年のエリザベス女王杯(ジェラルディーナ)に続く182勝目(障害を除く)。
◆シリウスS勝ち馬の同年V 12頭が出走して初。
◆関東馬不在 14年に次ぐ2度目。
■注目記事【チャンピオンズC2024】馬場の有利不利、教えます! 枠順不問!上がりをまとめる脚力が必須!
■おすすめ【新馬戦スペシャリストくりーく厳選 今週の注目新馬】エムズやエリカアンディーヴら計7頭をピックアップ
■新着記事【阪神ジュベナイルF2024】1週前追い切りウォッチ
◇
◆入場・売り上げ
チャンピオンズCの売り上げは158億3672万1600円で、前年比94・7%とダウン。入場者数は1万4130人(うち有料入場1万3565人)で同419・5%だった。
■注目記事【チャンピオンズC2024】予想神スガダイの選ぶ3頭「内を引けたので上手く立ち回ればチャンスは十分」
■おすすめ【チャンピオンズC2024ほか】次走激アツ君メモ 他力本願でもアーテルアストレアの次走に注目!
■新着記事【未来の3歳ダート3冠馬発掘プロジェクト】ヴェアリアスローズの2023オーナーが決定!
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|