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【血統アナリシス】シルクロードS2022 昨年はGiant's Causeway系のワンツー決着、Storm Cat内包馬が存在感を示す舞台

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【血統アナリシス】シルクロードS2022 昨年はGiant's Causeway系のワンツー決着、Storm Cat内包馬が存在感を示す舞台

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はシルクロードステークス2022・血統予想をお届けします!


今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に引き続きシルクロードSは中京芝1200mに舞台を移して施行される。

代替開催された昨年は1着シヴァージ(父First Samurai)、2着ライトオンキュー(父Shamardal)とGiant's Causewayの直系で1・2着となるほか、3着ラウダシオン(2代母の父Cat Thief)含め、Storm Catの血を引く馬で1~3着を独占していた。当該コースではロードカナロア(母の父Storm Cat)が圧倒的な種牡馬成績を記録していることを鑑みても、やはりStorm Catの血脈を持つ馬には気を配りたい。

カレンモエは、父ロードカナロア×母カレンチャン(母の父クロフネ)。父は12年シルクロードSの勝ち馬で、中京芝1200mでも13年高松宮記念を制した実績を持つ。母も12年高松宮記念の勝ち馬であることから、本馬はレースにもコースにも所縁ある血統馬といえるだろう。これまで重賞では2着、2着、2着、5着、と卒のない立ち回りで上位争いを繰り広げている。洋芝をこなせるパワーがあるので、タフな冬の馬場で決め手不足を補いたい。


ミッキーワイルドは、父ロードカナロア×母ワイルドラズベリー(母の父ファルブラヴ)。上記カレンモエとは同じ父、同じ厩舎の間柄。なお、父と母の父、2代母の父が共通する配合からはステルヴィオが出ており、本馬においては20年高松宮記念で2着のグランアレグリアと同じファミリーに属することも興味深い。ダートでオープン馬となった経緯を持つが、芝でも2勝を挙げている実績があるだけに、この条件でも一考する価値はありそうだ。

ビアンフェは、父キズナ×母ルシュクル(母の父サクラバクシンオー)。父はディープインパクト×Storm Catという血統構成。ディープインパクトは当該コースの重賞でロードカナロアと並ぶ3勝の実績を持ち、G1の高松宮記念でもミッキーアイルグランアレグリアが2着と好走している。なお、昨年のシルクロードSでは後継リアルインパクト産駒のラウダシオンも3着となっていた。本馬は全4勝が逃げ切り勝ちなので、ここも主導権を握れるかどうかだろう。


【血統予想からの注目馬】
カレンモエ ⑧ミッキーワイルド ⑮ビアンフェ

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