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安田記念 G1

日程:2011年6月5日()15:40 東京/芝1600m

安田記念の歴史と概要

2015年の優勝馬モーリス
2015年の優勝馬モーリス

春シーズンのマイル王決定戦。1984年のG1格付け後しばらくは5歳以上(現在の4歳以上)のみで争われていたが、1996年より4歳(現在の3歳)の出走が認められるようになり、世代を問わずその時点における真のチャンピオンを決める一戦となった。第35回(1985年)はこのレースを含めマイルG1・3勝の実績を残したニホンピロウイナーが快勝。第40回(1990年)は稀代のアイドルホース・オグリキャップが、武豊を背にレコードタイム(当時)で圧勝劇を演じてみせた。なお、第61回(2011年)にはリアルインパクトが3歳馬として初めて勝利を飾っている。これまでに2連覇を達成したのは、第2~3回(1952~1953年)のスウヰイスー、第42~43回(1992~1993年)のヤマニンゼファー、第58~59回(2008~2009年)のウオッカ、第72~73回(2022~2023年)のソングラインの4頭。また、過去には第45回(1995年)のハートレイク/ Heart Lake、第50回(2000年)のフェアリーキングプローン/Fairy King Prawn、第56回(2006年)のブリッシュラック/ Bullish Luck、と3頭の外国調教馬が勝利を収めている。

▼1993年はヤマニンゼファーが連覇を達成した。

歴代優勝馬

1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。

回数 開催日 優勝馬 性齢 勝ち
タイム
騎手 調教師 レース
結果
第74回
動画
2024年6月2日
東京 芝1600m
安田記念2024
ロマンチックウォリアー セ6 1:32.3 J.マクドナルド シャム 全着順を
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第73回
動画
2023年6月4日
東京 芝1600m
安田記念2023
ソングライン 牝5 1:31.4 戸崎圭太 林徹 全着順を
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第72回
動画
2022年6月5日
東京 芝1600m
安田記念2022
ソングライン 牝4 1:32.3 池添謙一 林徹 全着順を
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第71回
動画
2021年6月6日
東京 芝1600m
安田記念2021
ダノンキングリー 牡5 1:31.7 川田将雅 萩原清 全着順を
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第70回
動画
2020年6月7日
東京 芝1600m
安田記念2020
グランアレグリア 牝4 1:31.6 池添謙一 藤沢和雄 全着順を
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第69回
動画
2019年6月2日
東京 芝1600m
安田記念2019
インディチャンプ 牡4 1:30.9 福永祐一 音無秀孝 全着順を
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第68回
動画
2018年6月3日
東京 芝1600m
安田記念2018
モズアスコット 牡4 1:31.3 C.ルメール 矢作芳人 全着順を
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第67回
動画
2017年6月4日
東京 芝1600m
安田記念2017
サトノアラジン 牡6 1:31.5 川田将雅 池江泰寿 全着順を
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第66回
動画
2016年6月5日
東京 芝1600m
安田記念2016
ロゴタイプ 牡6 1:33.0 田辺裕信 田中剛 全着順を
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第65回
動画
2015年6月7日
東京 芝1600m
安田記念2015
モーリス 牡4 1:32.0 川田将雅 堀宣行 全着順を
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第64回
動画
2014年6月8日
東京 芝1600m
安田記念2014
ジャスタウェイ 牡5 1:36.8 柴田善臣 須貝尚介 全着順を
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第63回
動画
2013年6月2日
東京 芝1600m
安田記念2013
ロードカナロア 牡5 1:31.5 岩田康誠 安田隆行 全着順を
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第62回
動画
2012年6月3日
東京 芝1600m
安田記念2012
ストロングリターン 牡6 1:31.3 福永祐一 堀宣行 全着順を
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第61回
動画
2011年6月5日
東京 芝1600m
安田記念2011
リアルインパクト 牡3 1:32.0 戸崎圭太 堀宣行 全着順を
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第60回
動画
2010年6月6日
東京 芝1600m
安田記念2010
ショウワモダン 牡6 1:31.7 後藤浩輝 杉浦宏昭 全着順を
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第59回
動画
2009年6月7日
東京 芝1600m
安田記念2009
ウオッカ 牝5 1:33.5 武豊 角居勝彦 全着順を
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第58回
動画
2008年6月8日
東京 芝1600m
安田記念2008
ウオッカ 牝4 1:32.7 岩田康誠 角居勝彦 全着順を
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第57回
動画
2007年6月3日
東京 芝1600m
安田記念2007
ダイワメジャー 牡6 1:32.3 安藤勝己 上原博之 全着順を
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第56回
動画無し
2006年6月4日
東京 芝1600m
安田記念2006
ブリッシュラック セ7 1:32.6 B.プレブル クルーズ 全着順を
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第55回
動画無し
2005年6月5日
東京 芝1600m
安田記念2005
アサクサデンエン 牡6 1:32.3 藤田伸二 河野通文 全着順を
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第54回
動画無し
2004年6月6日
東京 芝1600m
安田記念2004
ツルマルボーイ 牡6 1:32.6 安藤勝己 橋口弘次 全着順を
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第53回
動画無し
2003年6月8日
東京 芝1600m
安田記念2003
アグネスデジタル 牡6 1:32.1 四位洋文 白井寿昭 全着順を
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第52回
動画無し
2002年6月2日
東京 芝1600m
安田記念2002
アドマイヤコジーン 牡6 1:33.3 後藤浩輝 橋田満 全着順を
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第51回
動画無し
2001年6月3日
東京 芝1600m
安田記念2001
ブラックホーク 牡7 1:33.0 横山典弘 国枝栄 全着順を
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第50回
動画無し
2000年6月4日
東京 芝1600m
安田記念2000
フェアリーキングプローン セ5 1:33.9 R.フラッド アラン 全着順を
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第49回
動画無し
1999年6月13日
東京 芝1600m
安田記念1999
エアジハード 牡4 1:33.3 蛯名正義 伊藤正徳 全着順を
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第48回
動画無し
1998年6月14日
東京 芝1600m
安田記念1998
タイキシャトル 牡4 1:37.5 岡部幸雄 藤沢和雄 全着順を
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第47回
動画無し
1997年6月8日
東京 芝1600m
安田記念1997
タイキブリザード 牡6 1:33.8 岡部幸雄 藤沢和雄 全着順を
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第46回
動画無し
1996年6月9日
東京 芝1600m
安田記念1996
トロットサンダー 牡7 1:33.1 横山典弘 相川勝敏 全着順を
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第45回
動画無し
1995年5月14日
東京 芝1600m
安田記念1995
ハートレイク 牡4 1:33.2 武豊 ビン・ス 全着順を
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第44回
動画無し
1994年5月15日
東京 芝1600m
安田記念1994
ノースフライト 牝4 1:33.2 角田晃一 加藤敬二 全着順を
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第43回
動画無し
1993年5月16日
東京 芝1600m
安田記念1993
ヤマニンゼファー 牡5 1:33.5 柴田善臣 栗田博憲 全着順を
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第42回
動画無し
1992年5月17日
東京 芝1600m
安田記念1992
ヤマニンゼファー 牡4 1:33.8 田中勝春 栗田博憲 全着順を
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第41回
動画無し
1991年5月12日
東京 芝1600m
安田記念1991
ダイイチルビー 牝4 1:33.8 河内洋 伊藤雄二 全着順を
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第40回
動画無し
1990年5月13日
東京 芝1600m
安田記念1990
オグリキャップ 牡5 1:32.4 武豊 瀬戸口勉 全着順を
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第39回
動画無し
1989年5月14日
東京 芝1600m
安田記念1989
バンブーメモリー 牡4 1:34.3 岡部幸雄 武邦彦 全着順を
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第38回
動画無し
1988年5月15日
東京 芝1600m
安田記念1988
ニッポーテイオー 牡5 1:34.2 郷原洋行 久保田金 全着順を
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第37回
動画無し
1987年5月17日
東京 芝1600m
安田記念1987
フレッシュボイス 牡4 1:35.7 柴田政人 境直行 全着順を
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第36回
動画無し
1986年5月11日
東京 芝1600m
安田記念1986
ギャロップダイナ 牡6 1:35.5 柴崎勇 矢野進 全着順を
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歴史と位置付け

明治、大正、昭和の3時代にわたって競馬の発展に大きく貢献し、東京優駿日本ダービー)の創設にも尽力した安田伊左衛門氏の功績を称え、「安田賞」の名称で1951年に創設。1958年に安田氏がこの世を去ったあと、現在の「安田記念」に競走名が改められた。グレード制導入以前はハンデ戦だったこともありレースレベルは高くなかったが、1984年にG1となってからは状況が一変。歴史にその名を轟かすトップホースが多く参戦するようになった。以来、マイルチャンピオンシップが秋のマイル王決定戦、こちらが春のマイル王決定戦という位置付けで、芝1600mにおける最高峰レースの一角として存在感を誇示している。国内では1993年という早い時期から国際レースになったこと、2005年から2011年までは「アジア・マイル・チャレンジ」の対象レースに組み込まれていたこともあり、かつては香港勢を中心に外国調教馬の参戦も多くみられた。また、2016年より「ブリーダーズカップ・チャレンジ」に指定。勝ち馬に対し、当該年のブリーダーズカップマイル(アメリカ)への優先出走権ならびに出走登録料の免除、輸送費の一部負担の特典が付与されるようになった。現在は「デスティナシオンフランス」にも指定されており、2017年からは1~3着馬にジャック・ル・マロワ賞(フランス)、2021年からは1~3着馬にムーラン・ド・ロンシャン賞(フランス)の優先出走権が与えられている。

開催時期

第1~2回(1951~1952年)は7月上旬。第3~33回(1953~1983年)は原則として6月上旬~中旬。第34~45回(1984~1995年)は5月中旬。第46回(1996年)以降は原則として6月上旬に開催されている。

競走条件

施行場所:東京芝1600m(左回り)
出走資格:3歳以上
1着賞金:1億8000万円
負担重量:定量

その他

東京競馬場のパドック裏手には、安田記念の競走名の由来となった安田伊左衛門氏の像が建てられている。

年表

1951年東京芝1600m、4歳(現在の3歳)以上、ハンデキャップ、「安田賞」として創設
1953年スウヰイスーがレース史上初の2連覇を達成
1958年競走名を「安田記念」に改称
3位入線のマサタカラは失格
1960年施行距離を芝1800mに変更
1962年施行距離を芝1600mに変更
1967年中山芝1600m(外)で施行
1972年馬インフルエンザの流行にともない7月23日に順延
1984年競走名を「農林水産省賞典安田記念」に改称
G1(国内独自)に格付け
出走資格を5歳(現在の4歳)以上、負担重量を定量に変更
混合競走に指定(~1992年)
1990年オグリキャップが東京芝1600mのコースレコードを更新
1993年国際競走に指定
ヤマニンゼファーがレース史上2頭目の2連覇を達成
1995年指定交流競走に指定
1996年出走資格を4歳(現在の3歳)以上に変更
2003年アグネスデジタルが東京芝1600mのコースレコードを更新
2004年国際G1に格付け
2005年「アジア・マイル・チャレンジ」に指定(~2011年)
2009年ウオッカがレース史上3頭目の2連覇を達成
2012年ストロングリターンが芝1600mの日本レコードを更新
2016年「ブリーダーズカップ・チャレンジ」に指定
2017年1~3着馬にジャック・ル・マロワ賞の優先出走権を付与(~現在)
2018年「デスティナシオンフランス」に指定
2020年COVID-19の流行により無観客競馬として開催
2021年1~3着馬にムーラン・ド・ロンシャン賞の優先出走権を付与(~現在)
2022年「安田伊左衛門生誕150周年記念」として実施
2023年「競馬法100周年記念」として実施
会員登録(無料)でできること

今週の重賞レース

2024年6月9日()
函館スプリントS  G3
エプソムC  G3
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
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3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
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