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川田将雅(38)=栗・フリー=騎乗で1番人気のジャンタルマンタルが直線早めに抜け出し、無傷の3連勝。初コンビでGⅠ初制覇を飾った。3年連続、グレード制導入後18頭目となる無敗で2歳マイル王を襲名。管理する高野友和調教師(47)=栗=にとっては、初めての牡馬によるGⅠ制覇となった。2着に4番人気のエコロヴァルツ、3着に5番人気のタガノエルピーダが入った。
寒風吹きすさぶ仁川のターフを駆け抜けた。非凡な走りでジャンタルマンタルが、無敗のままGⅠタイトルを楽々と奪取。初コンビながらVロードに導いた川田騎手が胸を張った。
「4コーナーでいい形にならなそうな流れだったので少し早いタイミングでしたが、進路を取りにいきました。ゴールまでうまく運べれば、負けることはないと信じて、最後までしっかりと脚を使ってくれ、順当に勝ってくれたと思います」
過去2戦同様、好スタートを切ったが、前半は無理せず中団を追走。ポイントは4コーナーだった。軽く促し、ポジションを押し上げると、直線入り口では、途中で先頭に立ったシュトラウスを完全に射程圏にとらえた。早めに先頭から、直線は馬場のいい真ん中に導きながらラストスパート。最後は2着エコロヴァルツの追い上げを振り切り、1馬身¼差で栄冠をつかんだ。
13日の最終追い切りが初コンタクト。鞍上は「とても穏やかで性格のいい馬だな、と感じました」と高い素質を実感。自信を持ってレースに臨んでいた。高野調教師も「競馬は一任していました。スペースをついて気付けばいいポジションに。いい競馬ができたと思います」と笑顔。今年のGⅠ5勝目となったトップジョッキーの手綱さばきが光った。
夏にゲート試験に合格したものの、すぐにデビューはせずに成長をうながした。この陣営の判断が効果てきめん。指揮官は「ひと夏を山元トレセン(宮城県)で過ごして、見違えるようになりました」と振り返る。それでも、まだ伸びしろは十分。川田騎手は「これからもっと成長を伴える馬です。GⅠを勝ちましたが、これから先がますます楽しみです」と先を見据える。
今後は一旦、山元トレセンに放牧に出される予定。次走などは未定だが、高野調教師は「距離を延ばして上手に走れるように取り組んでいきたいです」と力を込める。父パレスマリスは14日に来年から日本での供用が発表されたばかり。「日本において(血統的に)特殊な馬だと思います。新しい風を吹き込めるように」とトレーナーは結んだ。夢は膨らむばかり。来年も連勝街道を突き進む。(山口大輝)
■ジャンタルマンタル 父パレスマリス、母インディアマントゥアナ、母の父ウィルバーン。黒鹿毛の牡2歳。栗東・高野友和厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は㈲社台レースホース。戦績3戦3勝。獲得賞金1億1681万円。重賞は2023年GⅡデイリー杯2歳Sに次いで2勝目。朝日杯FSは川田将雅騎手が17年ダノンプレミアム、20年グレナディアガーズに次いで3勝目。高野友和調教師は初勝利。馬名は「インドにある天体観測施設」。
アラカルト
◆川田将雅騎手 2020年グレナディアガーズ以来、3年ぶり3勝目。JRA・GⅠは秋華賞(リバティアイランド)に続く今年5勝目。通算26勝目。重賞も秋華賞に続く今年14勝目で通算130勝目。
◆高野友和調教師 初出走で勝利。JRA・GⅠはマイルCS(ナミュール)に続く今年2勝目。通算6勝目。重賞もマイルCSに続く今年5勝目。通算26勝目。
◆パレスマリス産駒 初出走で勝利。JRA・GⅠも初出走で勝利。重賞はデイリー杯2歳Sの同馬に続く今年、通算ともに2勝目。
◆馬主…㈲社台レースホース 95年バブルガムフェロー以来、28年ぶり3勝目。近藤利一、㈲サンデーレーシングに並ぶ最多勝利。JRA・GⅠは皐月賞(ソールオリエンス)に続く今年2勝目。通算37勝目。重賞はデイリー杯2歳Sに続く今年12勝目。通算265勝目。
◆生産牧場…社台ファーム 16年サトノアレス以来、7年ぶり5勝目。JRA・GⅠはNHKマイルC(シャンパンカラー)に続く、今年3勝目。通算99勝目(ほかJ・GⅠを3勝)。重賞はチャレンジC(ベラジオオペラ)に続く今年17勝目。通算541勝目。
◆無敗馬の勝利 21年ドウデュースから3年連続で、グレード制導入後18回目。
◆デイリー杯2歳S勝ち馬の勝利 18年アドマイヤマーズ以来、5年ぶり2回目。
◆関西馬の勝利 91年以降では、20年グレナディアガーズ以降、4年連続23回目。通算成績は関西馬23勝、関東馬10勝。
◆1番人気の勝利 22年ドルチェモアに続く、2年連続31回目。
◆馬番③の勝利 11年アルフレード以来、12年ぶり11回目。
■売り上げ、入場者数 朝日杯FSの売り上げは153億5445万9900円で前年比104・7%。入場者数は1万7078人で同153・8%だった。
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