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【血の力】デニムアンドルビー、府中マイルで底力

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 ディープインパクト産駒はマイルで最も高い能力を発揮する。しかも、牡馬より牝馬のレベルが高く、層も厚い。桜花賞4連覇がそれをよく物語っているが、ヴィクトリアマイルにも7頭が出走予定。どれも良血馬ばかりだ。実績ではスズカマンボ産駒のメイショウマンボが抜けた存在で、ここもあっさり勝つかもしれないが、やはり血統面ではディープ産駒が中心となる。

 デニムアンドルビーの母系はクラシックの常連血統。今春も近親のトゥザワールド皐月賞で2着となった。その母トゥザヴィクトリーオークス2着、桜花賞3着。古馬になってエリザベス女王杯を勝ち、ドバイワールドCでも2着に健闘した。デニムは昨年、牝馬の大舞台でメイショウマンボの後塵を拝してきたが、ジャパンCでは女傑ジェンティルドンナをハナ差まで追い詰めた。東京のマイルなら、この血統の底力が再びさく裂するとみる。

 ラキシスも母は米GII勝ち馬で、近親にリトルカレント(米2冠馬)がいる良血馬。父ディープ×母の父ストームキャットという配合は、日本ダービーキズナと同じだ。出世は遅れたが昨秋、エリザベス女王杯を条件馬の身で、メイショウマンボに0秒2差の2着に入った。まだまだ伸びしろがありそうだ。ヴィルシーナウリウリスマートレイアーキャトルフィーユにも注意したい。

 穴ならローブティサージュ。父ウォーエンブレムは米2冠馬、母の父シングスピールジャパンCの覇者で、配合的に早熟の印象はない。阪神ジュベナイルフィリーズを勝って以降、不振続きだったが、前走のサンケイスポーツ杯阪神牝馬Sで小差3着に入り、復活の兆しを見せた。

 ストレイトガールスプリンターだが、フジキセキ産駒は東京マイルが得意。ヴィクトリアマイルも過去にコイウタエイジアンウインズが勝っている。念のため押さえておく。

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