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【七夕賞】血統診断

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 以前は開催最終週に行われていたため、パワー型の活躍が目立ったが、2週目に組まれるようになったここ2年は1分59秒を切る速いタイムで決着。小回り向きのスピードの持続力とスタミナを兼備したタイプに向く。

 昨年の覇者メイショウナルトは舞台適性は証明済み。父ハーツクライは自身が成長力に優れ、産駒も晩成傾向。7歳になった今年も期待できる。

 同じハーツクライ産駒のレコンダイトは半姉にオークスサンテミリオン(父ゼンノロブロイ)がおり、母系は優秀。母の父ラストタイクーンはサンタアニタでコーナー4つのBCマイルを勝ち、産駒も小回りコースで実績があるので、初の福島も問題はない。

 クランモンタナは前週にラジオNIKKEI賞を制したアンビシャスと同じディープインパクト産駒。半兄キャプテントゥーレ(父アグネスタキオン)は皐月賞を含め、コーナー4回の芝2000メートルで重賞を3勝し、半姉アルティマトゥーレ(父フジキセキ)は阪神と京都の内回りコースで重賞を勝っており、小回り向きの機動力もある。

 トウケイヘイローの父ゴールドヘイローは、サンデーサイレンス産駒の中でも力の要る馬場に適性が高く、小回りコースで良績を残している。桜花賞ラインクラフト高松宮記念の覇者アドマイヤマックスなどを出している母系は成長力と底力があり、ハンデ58キロでも力を出せる。

 フラアンジェリコは父が皐月賞とダービーの2冠を制したネオユニヴァースで、その産駒は皐月賞を2勝するなど、芝2000メートルの重賞に強い。半兄オレハマッテルゼ(父サンデーサイレンス)が6歳時の高松宮記念で重賞初制覇を飾ったように晩成型。母系は国内屈指の名門で、ドゥラメンテが今春の2冠を制するなど活力もある。

 ステラウインドは近親にGI7勝のテイエムオペラオーがおり、一発の魅力を秘める。マイネルディーンダンスインザダーク×トニービンの配合で、持久力勝負になれば浮上する。 (血統取材班)

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