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【マイルCS】兄弟制覇&親子制覇がかかる騎手は? 秋のマイル王決定戦の注目点

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【マイルCS】兄弟制覇&親子制覇がかかる騎手は? 秋のマイル王決定戦の注目点

★兄弟制覇&親子制覇がかかる騎手に注目 吉田隼人騎手、C・デムーロ騎手、岩田望来騎手

マイルCSソダシ(牝4歳、栗東・須貝尚介厩舎)に騎乗予定の吉田隼人騎手、ピースオブエイト(牡3歳、栗東・奥村豊厩舎)に騎乗予定のC・デムーロ騎手には、同レースの兄弟制覇がかかる。吉田隼騎手の兄・吉田豊騎手は2008年(ブルーメンブラット)、C・デムーロ騎手の兄M・デムーロ騎手は17年(ペルシアンナイト)にマイルCSを制しているが、吉田隼騎手、C・デムーロ騎手はマイルCS初勝利を挙げることができるか。なお、C・デムーロ騎手は今年のマイルCSの舞台となる阪神芝1600メートル戦の重賞で11戦3勝、2着3回(勝率.273、連対率.545)という成績を挙げており(※11月17日現在)、13年桜花賞、18年阪神JFでGⅠ2勝を記録している。

また、マイルCSロータスランド(牝5歳、栗東・辻野泰之厩舎)に騎乗予定の岩田望来騎手には同レースの親子制覇がかかる。岩田望騎手の父・岩田康誠騎手はマイルCSで2勝を挙げているが、岩田望騎手はマイルCSでJRA・GⅠ初制覇を遂げることができるか。なお、上記の3騎手が騎乗予定の馬はいずれも阪神で好成績を挙げており、ソダシは3戦2勝、ピースオブエイトは2戦2勝、ロータスランドは9戦5勝2着1回となっている。

マイルCS初制覇がかかる安田隆行調教師 (株)ダノックス所有のGⅠ馬2頭で参戦予定


安田隆行調教師(栗東)は、スプリンターズS高松宮記念を3勝、安田記念NHKマイルCを1勝と芝1600メートル以下のJRA・GⅠで計8勝を挙げているが、マイルCSでは昨年のダノンザキッドでの3着が最高成績となっている。安田隆師は今年のマイルCSに、20年のホープフルS(GⅠ)勝ち馬ダノンザキッド(牡4歳)、今年のNHKマイルC勝ち馬ダノンスコーピオン(牡3歳)の2頭を登録しているが、同レース初勝利を挙げることができるか。なお、ダノンザキッドには北村友一騎手、ダノンスコーピオンには川田将雅騎手が騎乗予定。また、ダノンザキッドダノンスコーピオンはどちらも(株)ダノックスの所有馬で、ダノックスにはダノンシャークで制した2014年以来8年ぶりのマイルCS制覇がかかる。

★23回目の挑戦でマイルCS初勝利なるか 福永祐一騎手はジャスティンカフェに騎乗予定

福永祐一騎手はマイルCSに22回騎乗して勝利こそないが、2着5回、3着4回という成績で、23回目の挑戦となる今年はジャスティンカフェ(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎)の騎乗を予定している。ジャスティンカフェは前走の毎日王冠(GⅡ)では2着に入り、今回がGⅠ初挑戦となるが、福永騎手はマイルCS初勝利を挙げることができるだろうか。

なお、福永騎手は11月14日現在、今年のJRA競走で94勝を挙げており、JRA年間100勝まであと6勝に迫っている。同騎手は2010年から毎年、年間100勝を達成しており、今年も達成すれば自身が持つ記録を更新する13年連続かつ歴代単独2位となる通算14回目の大台到達となる。

★3歳馬は今年の重賞を制した4頭が出走予定 2018年ステルヴィオ以来4年ぶりの勝利なるか

今年のマイルCSには4頭の3歳馬が登録しているが、いずれも今年のJRA重賞勝馬で、ダノンスコーピオン(牡、栗東・安田隆行厩舎)はNHKマイルC(GⅠ)とアーリントンC(GⅢ)、セリフォス(牡、栗東・中内田充正厩舎)は富士S(GⅡ)、ピースオブエイト(牡、栗東・奥村豊厩舎)は毎日杯(GⅢ)、マテンロウオリオン(牡、栗東・昆貢厩舎)はシンザン記念(GⅢ)を制している。3歳馬がマイルCSを勝てば2018年ステルヴィオ以来、4年ぶり6頭目となるが、今年の3歳勢は歴戦の古馬を破って秋のマイル王の座に就くことができるだろうか。

★3年連続3回目のJRA年間100勝に到達 JRA通算1000勝まであと5勝の松山弘平騎手

松山弘平騎手は、11月13日の阪神6Rでサンライズアリオンに騎乗して1着となり、3年連続3回目のJRA年間100勝を達成した。松山騎手は11月14日現在、JRA通算1万980戦995勝という成績で、JRA通算1000勝まであと5勝と節目の勝利が目前に迫っている。松山騎手は先週の開催で5勝を挙げたが、今週も勝利を量産してJRA通算1000勝の大台に到達することができるだろうか。なお、松山騎手は20日のマイルCSではソウルラッシュ(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)に騎乗を予定している。


ソウルラッシュは初の芝1600メートル戦出走となった昨年12月4日の1勝クラス1着以降、芝1600メートル戦に出走を続け、マイルでの通算成績は6戦4勝、2着1回となっており、4月のマイラーズC(GⅡ)では重賞初制覇を遂げた。また、松山騎手との初コンビとなった前走の富士S(GⅡ)では2着に入っている。




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