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春のマイル女王を決めるヴィクトリアマイルの追い切りが10日、東西トレーニングセンターで行われた。栗東トレセンでは、史上3頭目の連覇を狙うソダシが、坂路で絶品の動きを披露。昨年のマイルCS以来になるが、中間は併せ馬を6本消化するなど、質量ともに十分で出走態勢は万全だ。5歳を迎えた白毛馬が、4つ目のGⅠをつかみ取る。
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まばゆい光を放ちながら、真っ白な馬体が急勾配を駆け上がった。強い日差しが降り注ぐ10日朝の栗東トレセンで、連覇を狙うソダシが力強いフットワークを披露。ソダシのぬいぐるみを手に会見場に現れた須貝調教師は開口一番、「ソダシと一緒に会見やるわ」と場をなごませると、すぐに賛辞を並べた。
「文句のつけようがないですね。無駄なストレスもかかってなくて、サラッと流す程度で追わずにあの時計。想定通りの調教ができました」
酒井騎手(実戦はレーン騎手)を背に、坂路で単走追い。落ち着いた様子で、序盤は1ハロン14秒5-13秒6とラップを刻む。後半は鞍上が拳をわずかに動かしただけで鋭く反応し、ラストは11秒9とシャープな伸び。全体4ハロンも52秒5でまとめ、GⅠ3勝の脚力を存分に見せつけた。
昨年11月のマイルCS以来の実戦。これだけレース間隔があくのはデビュー以来初めてだが、3月9日に帰厩してから、2歳時のアルテミスSを勝ったときと同じく、中間に自身最多タイとなる6本の併せ馬を消化。3日の1週前追い切りでは、栗東CWコースで自己最速の6ハロン78秒8(ラスト1ハロン11秒4)をマークした。質量ともに十分で、週はじめの時点で前走比8キロ増(488キロ)と馬体も充実。調教過程を含め、調教評価は最高の『S』だ。
精神面も成長を遂げている。須貝調教師は「2、3歳のころは物音に敏感に反応して馬房でも暴れていたけれど、少々のことでは暴れなくなった。競馬場にお客さんが増えてきたが、どっしり構えていけると思う」と目を細める。5歳を迎えて、心身ともに完成の域に達したようだ。
今回はダミアン・レーン騎手(29)=オーストラリア=との初コンビ。4月26日に騎乗した鞍上は、「白毛に乗るのは初めてでしたが、動きが良く、とても満足のいく調教内容でした」と好感触。トレーナーも「『乗りやすくて、ベリーグッド』と言ってくれたし、素直に乗ってくれれば」とJRA・GⅠ4勝の名手に期待する。
2013、14年ヴィルシーナ、15、16年ストレイトガールに次ぐ、史上3頭目の連覇が懸かる一戦。昨年の2冠牝馬スターズオンアースなどの強豪がひしめき合うが、須貝調教師は「今まではアイドルだったけど、精神的にどっしりして〝女優〟になったからね。ソダシらしい競馬なら、ここでも戦える」と力強く締めくくった。
芝1600メートルは5戦4勝、3着1回で、うち牝馬のGⅠは3戦3勝。今後は安田記念に向かう予定で、牝馬同士では負けられない。純白の衣装に身を包んだ女優が、絶好の舞台で今年も輝いてみせる。
★須貝師TALK
--前走のマイルCSは3着
須貝調教師「ソダシの競馬をしていなくても3着だったので、評価しています。坂下からヨーイドンの形より、4コーナーを回ってセーフティーリードを取る形でも良かったかな、と。地力で何とか来てくれましたね」
--舞台適性は
「去年のこのレースも、本当によく頑張ってくれました。この舞台は結果が出ているし、ワンターンであることが一番いい。相手は去年より強くなるけど、ソダシの良さを発揮できるレースを期待したい」
--期待しているファンが大勢いる
「本当にファンが多い馬ですからね。ソダシの競馬を見て、競馬の楽しさや感動、希望を持ってくれている。いろいろな面でファンがいるので、それぞれの思いを持って応援してくれたらと思います」
★自己最長の中24週も万全態勢
今回のソダシは、マイルCS以来で中24週。これまで最長間隔だった桜花賞は中16週で勝っており、久々も苦にしないタイプだ。併せ馬3本で勝利した昨年のヴィクトリアマイルと比べても、質量ともに上回り、出走態勢は万全と言っていいだろう。
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