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【血統アナリシス】小倉記念2022 LyphardやNijinsky、トニービンの持続力や粘り強さを強調しやすい

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【血統アナリシス】小倉記念2022 LyphardやNijinsky、トニービンの持続力や粘り強さを強調しやすい

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は小倉記念2022・血統予想をお届けします!

昨年は6番人気モズナガレボシが重賞初制覇を飾り、その父グランプリボスも種牡馬としてJRA重賞初制覇を達成。2着にはオルフェーヴル産駒の5番人気ヒュミドール、3着にはディープインパクト産駒の8番人気スーパーフェザーが入線し、9頭立ての少頭数ながらハンデ戦らしい波乱の決着となった。

総じて瞬発力勝負では分が悪いタイプが好走しやすく、「小倉記念といえばトニービン」と昔から格言のように言われてきたのも、小回りコースでロングスパート勝負になりやすいことに起因するだろう。同様にLyphardやNijinskyといった持続力や粘り強さを強調できる血脈も評価しやすい。ほか、21年1着モズナガレボシ、21年3着スーパーフェザー、20年3着アウトライアーズ、19年2着カデナ、17年1着タツゴウゲキなど、近年はヴアイスリーガル&Vice Regent全兄弟の血を引く馬も上位を賑わす。

プリマヴィスタは、父ハーツクライ×母サンヴァンサン(母の父クロフネ)。同産駒は13年1着&14年3着とメイショナルトがリピート好走するほか、18年にはサトノクロニクルが2着。本馬は昨年の勝ち馬と母の父が共通するだけでなく、トニービン、Lyphard、Nijinskyと相性のいい血脈を満遍なく抑えた血統構成が目に留まる。芝2200mのJRAレコードを更新した22年三方ヶ原Sの内容からも高速馬場の持続力勝負は望むところだろう。


ジェラルディーナは、父モーリス×母ジェンティルドンナ(母の父ディープインパクト)。母は牝馬三冠、史上初のジャパンカップ2連覇などG1を7勝した女傑。本馬は昨年の7~10月に1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスと3連勝し、そのうち2勝を小倉競馬場で挙げた相性のよさがある。Lyphardを3本引く血統構成も興味深く、器用に立ち回れる機動力、一瞬でトップスピードにまでギアを上げられる脚力は、やはり小回りでこそ活きるはず。

カテドラルは、父ハーツクライ×母アビラ(母の父ロックオブジブラルタル)。21年が6番人気2着、22年が10番人気2着と小倉競馬場で代替開催された中京記念でリピート好走。血統傾向からも父を介してトニービンとLyphardの血を引くことを強調できるだろう。全4勝を7~9月に挙げている夏馬でもあり、野芝限定コースも「3-2-0-0」と底を見せていない。前走も2着まで追い上げた脚力は瞠目に値するもので、差しが活きる展開になれば。


【血統予想からの注目馬】
プリマヴィスタ ④ジェラルディーナ ⑭カテドラル

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