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毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第52回は東京新聞杯について回収率予報官プロ・豚ミンCプロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【回収率予報官】ー独自開発したデータ分析ソフトで導き出された高回収率馬を予報!
エンジニア目線で競馬と真摯に向き合い、通常のAIと一線を画すデータ分析ソフトを構築。オリジナリティ溢れる理論で、出走馬の単勝回収率を予測する回収率予報官プロに東京新聞杯の予想をお聞きしました。
―予想のポイントからお願いします。
競馬全体の予測ではなく、東京新聞杯単体だと、牝馬をどう扱うかが鍵になりますね。
―今年はわりと多いですよね。
今年は全部で8頭登録しています。過去10年では4勝ですが、今回もその傾向が反映されるのかという部分。
―どう考えるべきですか。
東京新聞杯においては好成績ですが、競馬全体の傾向でいくと、冬期の牝馬は成績がふるわないわけですね。なので、今回の私の予測でも牝馬はあまり芳しくありません。
―それは期待値に重点を置いた予想法的に、「東京新聞杯の傾向から牝馬は能力以上に売れるだろうから嫌う」というイメージでいいですか。
いや、東京新聞杯の傾向から「牝馬の好走率が高いレースで過剰に売れるから嫌う」とか、「牝馬の好走率が高いレースだから素直に信頼する」とか、そこは個人の予想でいいと思います。ただ、私の予想法はレースごとの傾向をファクターに入れていないので、今からお伝えする予測に東京新聞杯の特性を加味して検討していただければと。
―なるほど。「競馬全体に関する予測」という観点を忘れずにと。それでは、狙える馬からお聞きしていいですか。
最も有利になるのはマテンロウスカイです。
―前走のリゲルSを勝っての参戦ですね。
そうですね。今回前走1着から参戦する馬が少ないですし、ちょっと目立ちますよね。その点から人気するのは嫌ですけど、そのほかの各ファクターはどれも良く、高い評価になります。
―具体的にどのあたりがいいですか。
ことごとく良いんですよね。まず、5歳馬である。5歳が一番活躍しやすいんですよ。そして出走間隔、これも中7週くらいが一番いいです。さらに前走で先行していて、タイムもいい。2走前4着、3走前9着ですが、これも先行かつタイムがいいので、条件が揃っている感じです。
―人気サイドでも、そこそこオッズがつきそうなのもいいですね。次点はどの馬になりますか。
次はダノンタッチダウンです。
―この馬は相当人気がないでしょうね。
前走8着、2走前11着、3走前4着と結果は良くありませんが、先行して頑張っていることと、タイムも着順ほど悪くないので、穴として期待するのはいいと思います。
―2桁人気でしょうし、期待したいです。騎手のファクターは入っていますか。
騎手単体のファクターは入っていませんが、乗り替わりの有無などは入っています。ただ、人気のある騎手は過剰に売れますから不利になりますよ。
―「本当か?」というオッズの時もありますからねえ。鞍上効果で。今回は北村友一騎手の継続ですが、継続騎乗はマイナスですか。
微妙にマイナスですね。乗り替わりでも好走率にほぼ影響はないのに、乗り替わると人気が落ちますから。
―反対に言うと継続騎乗の安心感で売れるのでしょうね。ほかにも有利が大きい馬はいますか。
もう1頭挙げるなら、フリームファクシですね。この馬も近走の着順こそふるいませんが、それに比べタイムはいいですし、それ以外のファクターも有利に出ています。
―前走は外枠でしたしね。反対に狙えない馬もお願いします。
確実に消しなのはマスクトディーヴァです。
―おお、ダメですか。牝馬と、距離短縮とかですか。
距離短縮は良いのですが、休養明けで前走2着、2走前1着、3走前1着と成績が良く、ローズSはレコード勝ちですし、先行ではなく差しですから、消す条件が揃っている感じですね。
―買われる要素が全部揃っているわけですね。
そうです。間違いなく過剰人気になるだろうと。はっきりと消しですね。逆に言えば、他の馬はチャンスです。
―「負けつつタイムがいいから狙える」みたいな話がありましたよね。このレコードはダメなわけですか。
マスクトディーヴァは勝っているんで。
―ああ、レコードで勝っているから余計に売れるけど、いいタイムだけど負けているから必要以上に売れないと。
しかも、ローズSは9月の牝馬が力を出しやすい時期ですからね。もちろん能力があるのは認めますが、オッズ的には消しです。
―ほかにも消せる馬はいますか。
これも牝馬になってしまいますけど、アヴェラーレとウンブライル。この2頭も良くありませんね。
―木村厩舎の2頭ですね。
アヴェラーレは間隔が短く、馬体重が軽く、差し馬である点も歓迎できません。まあ、ひとつひとつのマイナスは微々たるもので、決して差し馬だから買うなということではないわけですが、マイナスの条件が重なるとどうしても不利になってしまいます。
―なるほど。ウンブライルも完全に差し馬ですものね。
あと、休養明けも割引材料です。
―最後に人気なるであろう、ジャスティンカフェはどうでしょうか。
可もなく不可もなくですね。前走の内容は良かったですし、ローテもいいですけど……まあ、そのくらいです。
取材後記:仮に牝馬で狙うならコナコーストとサウンドビバーチェとのこと。人気薄からも複数名前が挙がり週末が楽しみです。
【豚ミンC】ー庶民にやさしく、効き目抜群ですぐはつらつ!その“神眼“で見抜く◎!!
10年間の厩務員生活を経て、友人のすすめをきっかけにプロ予想家へ。レースリプレイの検証で妙味ある穴馬を見抜く豚ミンCプロに東京新聞杯の予想についてお聞きしました。
―予想のポイントからお願いします。
う~ん、よく分からないというのが正直なところですね……。特に前に行った馬が有利とか内枠だから有利とかもそこまで無いとの印象なので。その時に合った馬をいかに選べるかではないかなと。まあ、いつも言っているように、うまく乗られる馬がいいです。というわけで、ポイントは「うまく乗ってもらえる馬を選ぶ」となってきますかね^_^;
―東京マイル適性が高いと思う馬はいますか。
どの馬も府中は走りやすいと思うので、よほど左回りがダメな馬でなければ、みな上昇するチャンスだと考えています。
―なるほど、例外なくと。人気想定のマスクトディーヴァは初マイルですが、その点はいかがでしょう。
レースを見る限り問題ないですよね。お母さんもビハインドザマスクの系統ですしね。2000m前後がベストかもしれませんが、マイルから2400mくらいまでこなせる、かなり万能な馬とは思っています。
―古馬初対決ですが、能力的に問題はありませんか。
リバティアイランドのジャパンCでの走りを見ると、通用すると考えるのが普通でしょうけど、それでいいと思います(笑)。ローズSで本命にしたように元々評価していた馬で、負けたのは不利のあった忘れな草賞と前走の秋華賞だけなので、今回どれくらいやれるか楽しみですよね。(有馬記念のハーパーでの弱気な乗り方を反省していれば、この馬の主戦という観点でも)岩田望来騎手のG1制覇も近いと思います。
―もう1頭、こちらはマイルに戻るサクラトゥジュールはどうでしょうか。折り合い面では良さそうな気もしますが、今回のメンバーでも期待できるでしょうか。
期待しかないですよ!
―おお(笑)。
そもそもなんでこの馬を中距離使うんですか? 1800mでも勝っていましたが、3年前の3月にスピカSを使いましたよね。あのレースを見れば「ちょっと長いかも」と感じるはずなんですよ……。力のある馬であることとハマった部分もあり、3勝クラスを2000mで勝ったのが運の尽きでしたよね。2000mでもやれると勘違してしまいますから。
―次走も2000mを使っていますね。
一応1800mは守備範囲なので、メイSも勝ちましたが、3勝クラスVと同様、「これだけうまくいけば勝ちますよね」という競馬。その後、久しぶりにマイルを走ったニューイヤーSでは自信の本命でしたが、ノルカソルカがまったく行かず、ドスローのなか、その後重賞を勝つウイングレイテストの2着。流れていれば差し切っていたはずで、マイル以下がベストだと思っています。前走の中山金杯も、この難しい馬にキング騎手のテン乗りに加え2000mですから。絶対ゴタゴタするだろうと見ていたら案の定でした……。
―マイルに戻ると、軸までありますかね。
ベストのマイルで上昇の余地十分、かなり期待の1頭ですが、外枠だとかなり乗り難しいので、内枠という条件つきでありえます。キング騎手も、前走の後半は雰囲気良く進めていましたし、「マイルで内枠ならチャンス」と考え、乗ってくると思いますよ!
―この馬が外枠に入った場合の軸候補はいかがでしょう。
京都金杯が外枠の不利で好走止まりだったアヴェラーレか、フリームファクシを考えています。それか、ウインカーネリアン。ウインカーネリアンの前走は海外でも先手を取り、自分の競馬ができましたが、さすがに厳しかったかなと。今回はほかに行く馬もいますよね。ただ、よくあるポツン2番手みたいになれば、逆に展開的に楽になって連覇もあるかもしれません。
―ジャスティンカフェはそこ(軸候補)には入りませんか。
何度も言及していますが、この馬は〝影の阪神C最強馬〟です。直線の短い競馬場で切れるので、府中だと乗り方次第。昨年のエプソムCのような謎の強さを発揮しない限り飛んでくれると信じています(笑)。でも、強い馬なので資金に余裕のある方は無理に外さなくてもいいのかなと。
―ほか、穴っぽいところで期待できそうな馬がいればお願いします。
無理に挙げるなら、ルージュリナージュでしょうか。前走は出遅れて外を回りながらも、しまいまで脚を使っていましたので。まあ、今回も恵まれればでしょうから、連系の押え程度かなとは思いますが。あとはラヴェル。左回りか府中か、どちらかが大好きな可能性があり、一応リバティアイランドに勝った舞台ですし、1番強い競馬をしたのはオークスでこれも府中。人気がなければ狙いたいです。
―最後に、挙がった馬以外に注目馬がいればお願いします。
ウンブライルとリューベックです。ウンブライルは、少し時計がかかったほうが良さそうで、そこまで強く感じないんですけどね。今年の私のテーマは『重賞はルメール騎手』。鞍上だけで注目するしかありません。AJCCも厳しいかなと思うクロミナンスをもってきましたし、シルクロードSのエターナルタイムも勝つかもしれません(※同レース前に取材・回答いただいています)。今回も、結局レース後に「何も考えず、ルメール騎手でいいじゃん」と言ってそうですね(笑)。リューベックは、中山記念の内容がよく中日新聞杯、ニューイヤーSと連続で本命にしましたが、まず2走前は休み明けと距離かなと。そして前走は直線で前が詰まって消化不良のレースになりました。特に前走は私と菅原騎手の相性の悪さを露呈したようなレースで、菅原騎手はよくそういった進路迷いで勝ちを逃すことが多いんですよねぇ……。
取材後記:リューベック凡走理由の詳細と、それに関連する菅原騎手の騎乗スタイルについてはまだまだ語り切れていない部分があるのですが、今回は記事の都合上、残念ながらここまで……。いつか『レースV職人 豚ミンCの爆穴はコレ!』あたりで思う存分語っていただきましょう。
以上、プロ予想家2名の東京新聞杯への見解と注目馬を紹介しました。多数の馬の名前が挙がり最終結論にも要注目、そんな様相の一戦ですね。
(文・垣本大樹)
⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!(予想をアップする時間帯は予想家によって異なります。)
豚ミンCプロの最新予想ページはこちら
回収率予報官プロの最新予想ページはこちら
※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。
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