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【馬齢】
金鯱賞が大阪杯の前哨戦と位置づけられた、2017年以降(過去6年)の1~3着馬18頭の馬齢をみると、4歳から8歳までの範囲。ただし、6歳以上の好走(3着以内)は、左回りの芝2000m、かつOPクラスのレースにおいて1着経験があった馬に限られる。そのあたりには配慮が必要だろう。
(減点対象馬)
③ハヤヤッコ ⑧バイオスパーク
【所属】
2017年以降の所属別成績は、栗東【6.5.5.39】、美浦【0.1.1.16】。関西馬が優勢の状況にある。なお、3着以内に入った関東馬2頭には、左回りの芝重賞で3着以内の好走経験があった。相応の実績がない、関東馬は疑ってかかったほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
①アラタ ③ハヤヤッコ ⑦グランオフィシエ
【性別】
2017年以降の性別成績を検証すると、牡・せん馬【6.3.5.44】、牝馬【0.3.1.11】。連対率と複勝率の面では後者が優位に立っている。一方、2~3着となった牝馬4頭はいずれもG1ウイナー。G1未勝利の牝馬は劣勢を強いられている。
(減点対象馬)
②マリアエレーナ ⑥ルビーカサブランカ
【前走着順】
2017年以降の3着以内馬18頭中12頭が前走5着以内。前走6着以下からの巻き返しは前走G1出走馬、または前走で単勝1番人気の高支持を集めていた馬に限定される。気に留めておきたい傾向のひとつだ。
(減点対象馬)
③ハヤヤッコ ⑤ワンダフルタウン ⑥ルビーカサブランカ ⑧バイオスパーク
【前走馬体重】
前走の馬体重(前走が海外戦で未発表・未計量の場合は、直近の国内戦での馬体重)については、牡・せん馬なら460キロ以上、牝馬であれば430キロ以上が目安。2017年以降の1~3着全馬がこの条件をクリアしている。
(減点対象馬)
②マリアエレーナ
【データ予想からの注目馬】
上記5項目オールクリアは、④ディープモンスター、⑨ポタジェ、⑩フェーングロッテン、⑪ヤマニンサルバム、⑫プログノーシスの5頭。
軸馬候補の筆頭は、⑪ヤマニンサルバムとしたい。2017年以降、【4.2.1.11】の4歳馬に該当。また、前走白富士S組が【2.0.3.1】の好相性であることも加点材料だ。
同じく4歳馬の⑩フェーングロッテン、過去6年【3.0.1.8】の前走有馬記念組に当てはまる⑨ポタジェも有力。ほか、④ディープモンスター、⑫プログノーシスに対するマークも怠れないだろう。
<注目馬>
⑪ヤマニンサルバム ⑩フェーングロッテン ⑨ポタジェ ④ディープモンスター ⑫プログノーシス
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