中央競馬ニュース

【ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック)】中京記念2022 A評価はコルテジア、ファルコニア、ヴァリアメンテの3頭!

 0   5   2,590
シェアする  x facebook LINEで送る
【ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック)】中京記念2022 A評価はコルテジア、ファルコニア、ヴァリアメンテの3頭!


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は中京記念・調教予想(水曜版) をお届けします!


日曜日に行われる中京記念の登録馬の水曜追い切り(追い切り映像が確認できた馬に限る)について、1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。なお、出走馬確定後に最終版記事を改めて掲載します。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

アーデントリー【B】
栗東坂路単走。かなり緩めの調整ながら、気負わず最後まで集中していたことは評価できる。ラチを頼るような感じで、進路が徐々に左へ向いてしまったのはいただけないが、重心は低い位置を維持していたし、脚さばきも滑らか。万全には至らないまでも、それなりに調子は上向いてきている。


カイザーミノル【B】
栗東CW単走。セーブ気味の内容だが、脚運びが軽く身のこなしもスムーズ。直線を向いて手前を替えなかった点は気になるも、余力十分に走れていたし、制御もしっかり利いている。状態は良い意味の平行線。あとは輸送後も馬体を維持できれば、といったところか。

カデナ【B】
栗東坂路単走。直線の入り口で手前をスパッと替えると、活気十分にハイラップを刻みながら登坂。最後は息切れしたが、含水が多いうえにハローがけ前の荒れ馬場だったことを思えば、致し方ない面もある。急上昇とはいかないまでも、デキは決して悪くない。

コルテジア【A】
栗東CW単走。直線で手前を替えてから、前肢の出が若干窮屈に映ったものの、そもそもストライドは大きくない馬。深刻に捉える必要はない。前回の中間と比べれば、脚さばきに安定感があるし、身体の使い方も良くなってきた。実戦を1度使って、状態は確実に上向いている。

スーパーフェザー【B】
栗東坂路単走。道中で手前の切り替えに手間取るなど、難しいところを見せたのは割引材料。とはいえ、手前を替えてからの伸びは秀逸。鞍上が体重の軽い騎手候補生ということを差し引いても、その切れ味と迫力には光るものがあった。軽くは扱えない1頭だ。

ダブルシャープ【B】
栗東坂路単走。前肢が外を回るような癖の強い走りではあるものの、体軸のブレは少なく、モタれる面もさほど出ていない。時計を抑えた内容ゆえに派手さはないが、この馬自身のパフォーマンスは示している印象。まずまずの仕上がり具合ではないか。

ファルコニア【A】
栗東坂路単走。やや頭が高く、顔を若干右に向けながらの登坂。とはいえ、フォームのブレは少なく、脚どりも確か。終盤で鞍上が軽く促すと鋭く加速。ゴール付近でも余力を残していた。いつものような遊び癖を見せず、最後まで集中して走れていたのも好感。いい仕上がりで臨めそうだ。

ベステンダンク【C】
栗東坂路単走。右手前1本で淡々と登坂。この馬とすればキビキビと動けている部類だろう。とはいえ、脚元の力感が薄く、ヨレるような仕草を見せるのは相変わらず。こんな様子でも結果を出す馬ではあるが、調教観点的に高評価はしづらい。

ベレヌス【B】
栗東坂路単走。テンションが高く、頭を上げながらの登坂。発汗も目につく。ただ、脚元の動きは力強く、終盤あたりで手前を替えてからの伸びも悪くなかった。ようは本番での折り合い次第。ジョッキーが上手にエスコートできるかどうか。それが焦点となる。


マンオブスピリット【C】
栗東CW併走。体の使い方自体は悪くなく、四肢のさばきもパワフル。反面、右回りのコーナリングが雑なところや、併せ馬でアオられ気味なのは変わっていない。やはり、ゆったり運べる距離のほうが合っているのかも。右回りの小回りコース、なおかつ1800mでは展開がよほど向かないと厳しいか。

ミスニューヨーク【B】
栗東坂路単走。頭の位置が右前肢の上にある状態で進み、身体も少し左へ流れ気味。ただ、中盤を過ぎたあたりで鞍上が軽く気合をつけると、それなりに鋭い動きを見せた。ジョッキー騎乗の1週前追いでは上々の走りを披露しており、体調は良いのだろう。その内容を加味してのB判定とする。

モズナガレボシ【B】
栗東坂路単走。手前こそチグハグながらも、体幹しっかりのフォームで活気良く登坂。フットワークも安定している。ここ2走の成績が案外な点は気がかりも、稽古の雰囲気自体は悪くない。人気を落とすようなら、穴候補として一考の余地はある。

レインボーフラッグ【C】
栗東坂路単走。序盤は控え気味に進めたこともあって、抑えるのにひと苦労。大敗続きの9歳馬とは思えぬ前進気勢を見せていたが、ラストの反応はひと息。前回から600mの距離延長をこなせそうな動きではなかった。大きな期待を寄せるのは酷のように思える。

ワールドウインズ【C】
栗東CW単走。身のこなしに硬さはなく、ストライドもそれなりに大きい。一方、コーナーも直線も逆手前で、ハミ取りも浅め。マイペースなこの馬らしい気配と言ってしまえばそこまでだが、何かしら不安を覚える内容なのも事実。評価は上げづらい。

ヴァリアメンテ【A】
栗東CW単走。しまい重点の内容ながら、重心を低い位置で保ち、手前の変換もスムーズ。集中力も高く、鞍上がハミのかけ方を強めると、首を上手に使って躍動感のある走りに。馬場に対するアプローチもいい。攻め気配の良さを活かせるようなら、一撃あっても不思議はない。


【調教予想からの注目馬】
コルテジア ファルコニア ヴァリアメンテ

この記事はいかがでしたか?
ナイス (5)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月16日()
マーメイドS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月9日()
エプソムC G3
函館SS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る