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【格言から探る勝ち馬予想】京成杯AH2022「秋序盤は夏の上がり馬を狙え」
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ニイニイゼミが鳴き始める6月下旬、夏休みが待ち遠しくなる。ヒグラシが鳴き始める7月、いよいよ間近に迫る夏休みに心は既に旅行気分。そしてアブラゼミ、ミンミンゼミと続く8月。もはや毎日はパラダイス。童話「アリとキリギリス」のキリギリスよろしく、毎日陽が沈むまで遊び呆けた。そして道端にアブラゼミの死骸が転がり始めるお盆明け、ついにヤツが鳴き始める。ツクツクボウシだ。こいつが鳴き始めるといよいよ夏休みは終わり。子供の頃、セミを基準に夏休みは過ぎた。
さて、夏休みの宿題はいつやるか。言わずもがな、正解は2学期である。夏休み最終日、と答えた優等生読者の皆さん、まだまだ青い。夏休みの宿題はいつ集めるか?2学期が始まって最初の授業と相場は決まっている。つまりそれまでが勝負。夏休みは終わりつつも、夏の戦いはまだ終わらない。これが夏休みの宿題の真実だ。
力説するほどイイ話でもなんでもないが、ここに競馬に通じる考え方がある。さっそく今週の格言を紹介しよう。
曰く、「秋序盤は夏の上がり馬を狙え」である。
9月になれば夏休みは終わり日常が戻ってくる。競馬界も秋のG1の前哨戦が始まり舞台はローカルから中央に戻る。この“空気感”にファンは惑わされる。「さぁ、秋競馬だ!」と。しかし騙されてはいけない。秋序盤、9月に行われる重賞はサマーシリーズの締めくくりの一戦だったり、後のG1と全く結びつかない独立したレースだったりと曲者揃い。いわば「夏休みの宿題」の残りだからだ。
京成杯オータムハンデもそんな夏休みの宿題の生き残りの一つと言って良い。そもそもハンデ戦であるがゆえに最強レベルの馬は出走しづらいが、サマーマイルシリーズの最終戦ということもあり、歴代出走メンバー、勝ち馬を見てもG1で堂々1番人気を張るような馬は見当たらない。
夏の上がり馬の定義は難しく解釈は様々だが、ここ数年のレースの結果から今年の勝ち馬を読み解く条件を絞り込んでいこう。
2020年に同レースを勝ったトロワゼトワル。その前走は関屋記念で結果は8番人気2着だった。同年2着のスマイルカナは6月下旬に行われた米子ステークスで2番人気1着。2018年の勝ち馬ミッキーグローリーの前走は7月上旬の1600万下条件で1番人気1着。2着のワントゥワンは関屋記念で5番人気2着だ。また2019年3着のジャンダルムに代表されるように、前走中京記念に出走し人気よりも上位の着順で走った馬も多く、まとめると京成杯AHで好走する夏の上がり馬は①関屋記念、中京記念で人気を超えて好走した、か②下級条件戦を上位人気で勝ったか、いずれかのパターンに分けられる。
今年のメンバーで上記パターンに当てはまるのは2頭。シュリとベレヌスだ。どちらも前走だけ見れば甲乙つけ難いが、下級条件からの勢いを駆って重賞制覇までこぎつけたという意味で本命◎はベレヌスにしたい。走れ!ベレヌス。陽はまだ沈まぬ。宿題提出日は9月11日だ!
(文:のら~り)
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