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宝塚記念 G1

日程:2023年6月25日()15:40 阪神/芝2200m

宝塚記念の歴史と概要

2020、21年の優勝馬クロノジェネシス
2020、21年の優勝馬クロノジェネシス

上半期の中央競馬を締めくくるグランプリレースで、マイル、中距離、長距離とさまざまな路線からトップホースが一堂に会する。古くはシンザン、スピードシンボリ、ハイセイコー、トウショウボーイなど、優勝馬の欄には往年の名馬の名前がズラリ。第29回(1988年)は昭和から平成にかけてオグリキャップとともに“芦毛対決”で競馬シーンを盛り上げたタマモクロスが勝ち、第31回(1990年)にはそのライバルだったオグリキャップが単勝1.2倍の断然人気を背負いながらまさかの2着に敗れる“事件”が起きた。また、第32~34回(1991~1993年)にかけては、メジロライアンメジロパーマーメジロマックイーンとメジロ勢の異なる馬で3連覇する珍しい記録が生まれている。第39回(1998年)は絶頂期のサイレンススズカが逃げきって待望のG1タイトルを獲得。第42回(2001年)は、ずっと後塵を拝してきた宿敵テイエムオペラオーメイショウドトウが初めて撃破したことで、おおいに盛り上がった。第47回(2006年)はディープインパクト、第53回(2012年)はオルフェーヴル、と前年の三冠馬が貫禄の勝利。そして、長らく連覇する馬が現れなかったレースだが、第54~55回(2013~2014年)にゴールドシップが史上初の2連覇を飾り、第61~62回(2020~2021年)にはクロノジェネシスも2連覇を達成している。

▼2013年のゴールドシップは天皇賞敗戦からの見事な復活劇を遂げた。

歴代優勝馬

1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。

回数 開催日 優勝馬 性齢 勝ち
タイム
騎手 調教師 レース
結果
第64回
動画
2023年6月25日
阪神 芝2200m
宝塚記念2023
イクイノックス 牡4 2:11.2 C.ルメール 木村哲也 全着順を
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第63回
動画
2022年6月26日
阪神 芝2200m
宝塚記念2022
タイトルホルダー 牡4 2:09.7 横山和生 栗田徹 全着順を
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第62回
動画
2021年6月27日
阪神 芝2200m
宝塚記念2021
クロノジェネシス 牝5 2:10.9 C.ルメール 斉藤崇史 全着順を
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第61回
動画
2020年6月28日
阪神 芝2200m
宝塚記念2020
クロノジェネシス 牝4 2:13.5 北村友一 斉藤崇史 全着順を
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第60回
動画
2019年6月23日
阪神 芝2200m
宝塚記念2019
リスグラシュー 牝5 2:10.8 D.レーン 矢作芳人 全着順を
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第59回
動画
2018年6月24日
阪神 芝2200m
宝塚記念2018
ミッキーロケット 牡5 2:11.6 和田竜二 音無秀孝 全着順を
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第58回
動画
2017年6月25日
阪神 芝2200m
宝塚記念2017
サトノクラウン 牡5 2:11.4 M.デムーロ 堀宣行 全着順を
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第57回
動画
2016年6月26日
阪神 芝2200m
宝塚記念2016
マリアライト 牝5 2:12.8 蛯名正義 久保田貴 全着順を
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第56回
動画
2015年6月28日
阪神 芝2200m
宝塚記念2015
ラブリーデイ 牡5 2:14.4 川田将雅 池江泰寿 全着順を
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第55回
動画
2014年6月29日
阪神 芝2200m
宝塚記念2014
ゴールドシップ 牡5 2:13.9 横山典弘 須貝尚介 全着順を
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第54回
動画
2013年6月23日
阪神 芝2200m
宝塚記念2013
ゴールドシップ 牡4 2:13.2 内田博幸 須貝尚介 全着順を
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第53回
動画
2012年6月24日
阪神 芝2200m
宝塚記念2012
オルフェーヴル 牡4 2:10.9 池添謙一 池江泰寿 全着順を
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第52回
動画
2011年6月26日
阪神 芝2200m
宝塚記念2011
アーネストリー 牡6 2:10.1 佐藤哲三 佐々木晶 全着順を
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第51回
動画
2010年6月27日
阪神 芝2200m
宝塚記念2010
ナカヤマフェスタ 牡4 2:13.0 柴田善臣 二ノ宮敬 全着順を
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第50回
動画
2009年6月28日
阪神 芝2200m
宝塚記念2009
ドリームジャーニー 牡5 2:11.3 池添謙一 池江泰寿 全着順を
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第49回
動画
2008年6月29日
阪神 芝2200m
宝塚記念2008
エイシンデピュティ 牡6 2:15.3 内田博幸 野元昭 全着順を
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第48回
動画
2007年6月24日
阪神 芝2200m
宝塚記念2007
アドマイヤムーン 牡4 2:12.4 岩田康誠 松田博資 全着順を
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第47回
動画無し
2006年6月25日
京都 芝2200m
宝塚記念2006
ディープインパクト 牡4 2:13.0 武豊 池江泰郎 全着順を
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第46回
動画無し
2005年6月26日
阪神 芝2200m
宝塚記念2005
スイープトウショウ 牝4 2:11.5 池添謙一 鶴留明雄 全着順を
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第45回
動画無し
2004年6月27日
阪神 芝2200m
宝塚記念2004
タップダンスシチー 牡7 2:11.1 佐藤哲三 佐々木晶 全着順を
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第44回
動画無し
2003年6月29日
阪神 芝2200m
宝塚記念2003
ヒシミラクル 牡4 2:12.0 角田晃一 佐山優 全着順を
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第43回
動画無し
2002年6月23日
阪神 芝2200m
宝塚記念2002
ダンツフレーム 牡4 2:12.9 藤田伸二 山内研二 全着順を
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第42回
動画無し
2001年6月24日
阪神 芝2200m
宝塚記念2001
メイショウドトウ 牡5 2:11.7 安田康彦 安田伊佐 全着順を
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第41回
動画無し
2000年6月25日
阪神 芝2200m
宝塚記念2000
テイエムオペラオー 牡4 2:13.8 和田竜二 岩元市三 全着順を
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第40回
動画無し
1999年7月11日
阪神 芝2200m
宝塚記念1999
グラスワンダー 牡4 2:12.1 的場均 尾形充弘 全着順を
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第39回
動画無し
1998年7月12日
阪神 芝2200m
宝塚記念1998
サイレンススズカ 牡4 2:11.9 南井克巳 橋田満 全着順を
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第38回
動画無し
1997年7月6日
阪神 芝2200m
宝塚記念1997
マーベラスサンデー 牡5 2:11.9 武豊 大沢真 全着順を
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第37回
動画無し
1996年7月7日
阪神 芝2200m
宝塚記念1996
マヤノトップガン 牡4 2:12.0 田原成貴 坂口正大 全着順を
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第36回
動画無し
1995年6月4日
京都 芝2200m
宝塚記念1995
ダンツシアトル 牡5 2:10.2 村本善之 山内研二 全着順を
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第35回
動画無し
1994年6月12日
阪神 芝2200m
宝塚記念1994
ビワハヤヒデ 牡4 2:11.2 岡部幸雄 浜田光正 全着順を
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第34回
動画無し
1993年6月13日
阪神 芝2200m
宝塚記念1993
メジロマックイーン 牡6 2:17.7 武豊 池江泰郎 全着順を
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第33回
動画無し
1992年6月14日
阪神 芝2200m
宝塚記念1992
メジロパーマー 牡5 2:18.6 山田泰誠 大久保正 全着順を
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第32回
動画無し
1991年6月9日
京都 芝2200m
宝塚記念1991
メジロライアン 牡4 2:13.6 横山典弘 奥平真治 全着順を
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第31回
動画無し
1990年6月10日
阪神 芝2200m
宝塚記念1990
オサイチジョージ 牡4 2:14.0 丸山勝秀 土門一美 全着順を
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第30回
動画無し
1989年6月11日
阪神 芝2200m
宝塚記念1989
イナリワン 牡5 2:14.0 武豊 鈴木清 全着順を
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第29回
動画無し
1988年6月12日
阪神 芝2200m
宝塚記念1988
タマモクロス 牡4 2:13.2 南井克巳 小原伊佐 全着順を
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第28回
動画無し
1987年6月14日
阪神 芝2200m
宝塚記念1987
スズパレード 牡6 2:12.3 蛯沢誠治 富田六郎 全着順を
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第27回
動画無し
1986年6月1日
阪神 芝2200m
宝塚記念1986
パーシャンボーイ 牡4 2:14.4 柴田政人 高松邦男 全着順を
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歴史と位置付け

その年の掉尾を飾る有馬記念同様、上半期にもファン投票レースを設け、関西圏の競馬を華やかに盛り上げようという趣旨から1960年に創設された。競走名は舞台となる阪神競馬場の所在地の宝塚市に由来。当初より実績馬が数多く参戦したこともあり、主催者の目論見どおりに関西を代表するビッグレースとしての地位をまたたく間に築いていった。なお、出走資格は3歳以上(1968~1986年は4歳以上)となっているが、東京優駿(日本ダービー)や優駿牝馬(オークス)からレース間隔が短いこともあり、そもそも3歳トップクラスの参戦は少なく、いまだ3歳馬による勝利は記録されていない。また、近年は海外(おもにフランスの凱旋門賞)に挑戦する現役最強クラスの壮行レースとしての役割を担うようになってきている。2011年からは「ブリーダーズカップ・チャレンジ」にも指定されており、勝ち馬に対し、当該年のブリーダーズカップターフ(アメリカ)への優先出走権ならびに出走登録料の免除、輸送費の一部負担の特典が付与されるようになった。

開催時期

第1~8回(1960~1967年)は6月下旬~7月上旬。第9~27回(1968~1986年)は5月下旬~6月上旬。第28~36回(1987~1995年)は6月上旬~中旬。第37~40回(1996~1999年)は7月上旬~中旬。第41回(2000年)以降は6月下旬に開催されている。

競走条件

施行場所:阪神芝2200m(右回り)※2024年は京都芝2200m(右・外回り)
出走資格:3歳以上
1着賞金:2億2000万円
負担重量:定量

その他

1998年までは関西地区共通のG1競走のファンファーレが使用されていたが、1999年より一般公募により選ばれた宝塚記念オリジナルのファンファーレがレース前に演奏されるようになった。

年表

1960年阪神芝1800m、4歳(現在の3歳)以上、馬齢重量、「宝塚記念」として創設
1961年施行距離を芝2000mに変更
1963年負担重量を定量に変更
1966年施行距離を芝2200mに変更
京都芝2200m(外)で施行
1968年出走資格を5歳(現在の4歳)以上、負担重量を馬齢重量に変更
1969年京都芝2200m(外)で施行
1972年混合競走に指定
1974年京都芝2200m(外)で施行
1976年京都芝2200m(外)で施行
1980年中京芝2400mで施行
1984年G1(国内独自)に格付け
1987年出走資格を4歳(現在の3歳)以上、負担重量を定量に変更
1991年京都芝2200m(外)で施行
1993年「皇太子殿下御成婚奉祝」の副題を付して実施
1994年ビワハヤヒデが芝2200mの日本レコードを更新
1995年指定交流競走に指定
京都芝2200m(外)で施行
「震災復興支援競走」の副題を付して実施(~1996年)
ダンツシアトルが芝2200mの日本レコードを更新
1997年国際競走に指定
2001年国際G1に格付け
2004年「日本中央競馬会創立50周年記念」の副題を付して実施
2006年京都芝2200m(外)で施行
2011年「ブリーダーズカップ・チャレンジ」に指定
アーネストリーが阪神芝2200mのコースレコードを更新
2014年「JRA60周年記念」の副題を付して実施
ゴールドシップがレース史上初の2連覇を達成
2020年COVID-19の流行により無観客競馬として開催
2021年クロノジェネシスがレース史上2頭目の2連覇を達成
2022年タイトルホルダーが阪神芝2200mのコースレコードを更新
2024年京都芝2200m(外)で施行
会員登録(無料)でできること

今週の重賞レース

2024年6月23日()
宝塚記念  G1
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
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3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
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