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【ズバリ!調教診断】エリザベス女王杯 京都大賞典で好内容のアノ馬が絶好の仕上がり!鞍上にモレイラを迎えたアノ馬も好勝負に持ち込めるデキ!

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日曜日に行われるエリザベス女王杯の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


ハッピーユニバンス
今週の追い切りは栗東坂路で実施。ラスト2F24秒8-12秒3のラップを馬なりで刻んでいるのだから、順調とみて差し支えない。半面、終いにかけての動きだけをみると、頭が上がり気味でバタバタした印象を受ける。本当に良くなるのは、ここを使ってからかもしれない。

フロンテアクイーン
この中間は坂路主体の調整。1週前に4F50秒6、今週は4F50秒5と、2週続けて猛ラップを記録した。とはいえ、動き自体に余裕は感じられず、筒一杯の印象。前半からトバしているので、そのぶん終いのキレを欠くのは致し方ないが、兎にも角にも見映えが悪い。及第点以上のタイムが出ているので、大きなマイナス材料とは言えない半面、手も出しづらい悩ましい存在である。

レイホーロマンス
1週前追い切りは栗東CWで併せ馬を実施。6F76秒台、4F49秒ソコソコの好タイムを叩き出し、併走相手のメドウラークを一蹴した。半面、栗東坂路に場所を移して行われた今週の追い切りのパフォーマンスは平凡。ラスト1Fこそ12秒6を刻んだものの、頭が高いうえに首の動きもブレが大きく、見映えはイマイチ。好調時のような機敏な走りは見られなかった。本調子にはひと息か。


プリメラアスール
今週の追い切りは栗東CWで実施。長めから及第点のタイムを記録したが、走り自体に力強さは感じられず、鞍上の仕掛けに対する反応も今ひとつ。ここ数走の中間内容から大きく変化した点は見受けられず、変わり身を望めるかどうかについては疑問符が付く。今回は様子見が賢明ではないか。

レッドジェノヴァ
1週前に長距離輸送を挟んだ前回の中間とは打って変わり、今回は通しで栗東に滞在。その効果もあってか、CWで行われた1週前追い切りでは、上々の伸び脚を披露。同じくCWで実施した今週の追い切りでも、パワフルな走りを見せた。やや重心は高いが、四肢のリズミカルな回転と踏み込みの力強さは目を見張るものがある。絶好の仕上がり。

アドマイヤリード
この中間は距離延長を意識してか、これまでとは一転して、栗東CW中心の調整。1週前は長めからしっかりと追われて、追走先着&及第点の時計をマーク。今週もビッシリと追われ、上々の伸び脚を披露した。体を大きく使った力強い走りは迫力十分。前回以上の状態とみて差し支えない。

モズカッチャン
栗東坂路で丹念に乗り込まれている効果もあってか、最終追い切りの走りは活気十分。重苦しい動きで余裕がまったくなかった1週前追い切りの気配と比べると、その差は歴然としている。やや完歩がバラつき気味ではあるが、許容範囲の部類。ピークには届かずとも、上向いているのは間違いない。牝馬限定戦ならば、十分足りるデキとみる。

カンタービレ
中3週が続くこともあってか、この中間はプールと栗東坂路を交えた調整。1週前に上がり重点でラスト1F12秒3の好ラップを記録。今週の追い切りでは軽めの内容ながら、キビキビとした集中力のある走りを見せた。ここ2走と違って、栗東CWで時計を出していない点は気がかりだが、バネの利いたフットワークをみるに、大きなデキ落ちは感じられない。力を出せる状態とみる。

クロコスミア
この中間、目立つ時計は出ていないが、もとより坂路では動かない馬。過度に不安視する必要はない。今週の追い切りも終いの時計を要したものの、これは他の併せ馬に進路をカットされたことが大きな要因。垣間見せたブレの少ないフォームと力強い脚捌きは目を引くものがあった。消化不良の内容ではあるが、走りをみるに雰囲気は悪くない。軽視禁物の1頭と言えよう。

ヴァフラーム
1週前に栗東CWでビッシリと追われ、ラスト1F11秒台の好ラップを計測。同じくCWで行われた今週の本追い切りでは、折り合い重視の内容ながら及第点のタイムを記録した。半面、肝心の動きは今ひとつ。首が立つような走りで、終いの鋭さが物足りない。良化途上の感は否めず、今回は厳しい戦いを強いられるのではないか。

スマートレイアー
この中間は栗東CWと栗東坂路を交えた調整。1週前にCWで長めからマズマズの時計をマーク。坂路で行われた今週の追い切りでも好タイムをマークした。リズミカルな脚捌きをみるに大きな衰えは感じられない。ただし、いい頃と比べると鞍上の合図に対する反応が鈍い印象。良い意味での変化は見受けられず、今回は割引が必要だろう。


リスグラシュー
栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、タフなコンディションを問題にせず、4F51秒5の好時計を記録。同じく坂路で実施した今週の追い切りでも、バランスのとれた好ラップを余力残しでマークした。その動きは仕上がり途上だった前回と比べて雲泥の差。昨年の同レースに臨んだ際の中間内容と比較しても今回のほうが上。好勝負に持ち込めるデキとみる。

ノームコア
南Wで行われた1週前追い切りの内容は平凡。だが、ビッシリと追われたことで気合が乗ってきたのか、同じく南Wにて実施した今週の追い切りではガラリと一変。馬場の外めを回って、ラスト1F12秒台の好ラップを楽々とマークした。重心の低い姿勢から、四肢を伸ばすストライドはなかなかのもの。このひと追いで、さらに上向くことは間違いなく、上位を狙える仕上がりとみたい。

ワンブレスアウェイ
南Wで実施した1週前追い切りでは及第点のタイムを記録。同じく南Wで実施した今週の追い切りでも、活気あふれる動きを披露した。舌がハミを越している点はマイナスの半面、弾むようなフットワークで脚を伸ばすさまは見ごたえ十分。デキに不足はなく、上位の一角に食い込んできても不思議はない。

エテルナミノル
帰厩後は栗東CWで長め主体に熱心な乗り込み。半面、それなりの時計は出ているものの、肝心の動きは今ひとつ。大きなストライドの割に一完歩ごとの進みが少なく、いい頃のような前進気勢が感じられない。良化途上のうえに、相手強化のG1とあっては厳しいと言わざるを得ない。

コルコバード
1週前、今週と2週続けて南Wで併せ馬を実施。ともに及第点のタイムを記録した。一方で、鞍上の手応えは完全に劣勢。追われてから加速がつくまでに時間を要している印象を受ける。この馬なりに順調なのかもしれないが、大きな上積みまではどうか。今回は見送りが正解とみる。

ミスパンテール
最終追い切りは珍しく栗東CWで実施。前半はキッチリ折り合いをつけて、後半はしっかりと脚を伸ばす好内容。柔らかいフォームと掻き込みの利いた力強い脚捌きは見ごたえタップリ。攻め駆けする馬だけに過度の評価は禁物だが、気配は間違いなく前回以上。少なくとも状態面の不安はない。



ウマニティ重賞攻略チーム

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