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クラシック最終戦の菊花賞(GⅠ、芝3000メートル)が23日、阪神競馬場で行われる。神戸新聞杯3着ボルドグフーシュ(牡)、新潟記念3着フェーングロッテン(牡)の2頭出しで挑む宮本博調教師(59)=栗東=は、3冠のラストレースに意欲満々。2017年にクリンチャーが2着に惜敗したレースで、今度こそJRA・GⅠ初勝利をつかむ。
GⅠ馬どころか、65年ぶりに皐月賞&日本ダービーの連対馬も不在のクラシック最終戦。春2冠に未出走でも、ボルドグフーシュとフェーングロッテンは重賞実績がある有力馬だ。厩舎開業19年目。2頭出しで挑む宮本調教師が、GⅠ初制覇に意欲を燃やす。
「定年まであと11年。ここを逃したらチャンスのある馬も減ってくるだろうし、今年が最大のチャンスかな。何とかGⅠを結果として残したい。クラシック取りたいね。だってかっこええやん」
無傷の2連勝で小倉2歳Sを勝ったロンドンプランは年末のGⅠ朝日杯FSが最大目標だが、その前に期待馬2頭を送り出す今回はGⅠ奪取の絶好機。菊花賞は2017年にクリンチャーで2着と、過去28回挑んだJRA・GⅠで最高着順だ。「人気薄(10番人気)だったし『ひと叩きしてガラッと変わった』と言っても、誰も信じてくれへんかった(笑)。叩いた上積みは大きいし、手応えはあのときよりこちらのほうが上だね」と自信をのぞかせる。
「こちら」とは、神戸新聞杯3着のボルドグフーシュ。堅実な末脚が持ち味で、前走も最後方から大外を回すロスがありながらも、メンバー最速の上がり3ハロン34秒3をマークした。
「前走は外を回って(距離を)損したけど、どれだけ脚を使ってくれるかをジョッキーが測ってくれた。次につながるレースだった」と前向きに振り返る。未知の3000メートルも不安はなく、「走り方、馬の雰囲気から長距離適性を感じます。スタミナもあるからね」と好勝負を見込んでいる。
もう一頭のフェーングロッテンは、ラジオNIKKEI賞で重賞初制覇。初の年長相手だった前走の新潟記念は、好位からしぶとく3着と健闘した。今年1月の1勝クラスでは、タイムオーバーで最下位(10着)に終わるなど、集中力に課題があったが、ブリンカーを着用した4走前から走りが変わった。「ブリンカー効果もあるし、精神的に強くなった。引っ掛かる馬ではないので、3000メートルも大丈夫だと思う。前めで流れに乗れればチャンスはある。(クリンチャーと)脚質も似ているかもね」と腕をぶす。
『2頭で菊花賞を勝てますように』
トレーナーは、日頃から参拝している京都府にある全国有数の金運神社である御金(みかね)神社で、絵馬に願いを込めた。
「(2勝した)先週のお礼参りと、今週のお参りに行ってきたよ」と神頼みもばっちり!悲願のGⅠへ。人馬がビッグタイトルをつかんでみせる。
■18日のボルドグフーシュとフェーングロッテン…滋賀県・栗東トレセンで坂路1本のメニュー。前者は伸びのあるフォームで、後者は小気味のいい脚取りで登坂し、19日に予定する最終追い切りに備えた。宮本調教師は「2頭とも順調にきています。雰囲気もいいですね。いい形で追い切りに向かえます」と笑みを浮かべた。
ボルドグフーシュは前走で京都新聞杯に次ぐ2度目の重賞3着。神戸新聞杯3着馬は、2014年トーホウジャッカル、19年ワールドプレミアなど、7頭が菊花賞で逆転Vを飾っている。また、フェーングロッテンは新潟記念3着からの参戦。グレード制導入後の1984年以降、前走が年長相手の重賞だった馬の勝利となれば、1998年セイウンスカイ以来24年ぶり2頭目になる。
■クリンチャーの2017年菊花賞…皐月賞4着、日本ダービー13着のクリンチャーは、秋初戦のセントライト記念で9着に敗退。10番人気で迎えた菊花賞は、不良馬場の中、中団やや後方から徐々にポジションを上げると、4コーナーで先頭をうかがう勢い。ラスト150メートル付近で外から勝ち馬のキセキにかわされたが、最後までしぶとい走りで2着を確保した。
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