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阪神競馬場で行われた第67回大阪杯は、2番人気のジャックドール(栗東・藤岡健一厩舎、牡5)が逃げ切ってGⅠ初勝利。武豊騎手=栗東・フリー=は、史上最年長の54歳0カ月19日でのJRA・GⅠ制覇を達成し、前人未到の同80勝目。1988年の菊花賞で同史上最年少V記録も樹立した競馬界のトップランナーは、これからも歴史を作っていく。
外周の桜に彩られた仁川のターフで、新たな金字塔を打ち立てた。ジャックドールの手綱を取った武豊騎手が、史上最年長となる54歳0カ月19日でのJRA・GⅠ勝利を達成。2万5000人超の観衆からの大きな拍手を受け止めた名手は、お立ち台で胸を張った。
「いいレースができて、ジャックドールの力を出して勝つことができて本当にうれしいです。(後続の)脚音も聞こえていたので、ひやひやしましたけどね。ゴールした瞬間、何とか粘れたかなと思いました」
スタートを決めて先手を奪った。「1、2コーナーで少し力みかけたのですが、馬も理解してくれた」。前半1000メートル通過は58秒9。持ち味のスピードを生かしてマイペースで運び、4コーナーでスパートして後続との差を広げる。最後は昨年の2冠牝馬スターズオンアースに迫られたが、ハナ差で逃げ切った。後半1000メートルは58秒5。名手の真骨頂といえる絶妙なペース配分で、レースレコードVに導いた。
昨年の日本ダービーをドウデュースで制して以来となる、前人未到のJRA・GⅠ80勝目。グレード制を導入した1984年以降では、岡部幸雄元騎手の53歳11カ月27日(2002年天皇賞・秋、シンボリクリスエス)の記録を塗り替える最年長Vだ。88年の菊花賞をスーパークリークで制した際に樹立した、19歳7カ月23日の史上最年少記録とダブルでの偉業達成となった。
デビュー37年目。年下の騎手が引退して調教師に転身する中、生涯ジョッキーにこだわりを持つ。2010年の落馬事故での大けがを機に、本格的に体幹トレーニングに取り組み始めた。専属トレーナーとの合言葉は『60歳でも現役』だ。競馬界の第一人者としてプロモーション活動で多忙な中でも、時間を見つけてはジムに通って体のメンテナンスを欠かさない。またテレビインタビュー後にカメラマンからレンズへのサインを求められ、『サイン』と書き込んだ。そんな遊び心を忘れないのもベテランならではだ。
「勝つたびに年がばれるんでね。照れくさいですけど、その記録を自分で更新していけるように頑張りたいです」
9日の桜花賞では、ディープインパクト産駒の最終世代ライトクオンタムとコンビを組む。誰よりも勝利に貪欲な武豊騎手が、春のGⅠ戦線を熱く盛り上げていく。
◆20年5カ月間、JRA最年長GⅠ勝利記録を持っていた岡部幸雄元騎手(74) 「絶妙なペースで逃げてハナ差で勝つというのは騎手の技量が高いからこそ。これで私の記録は全て抜かれてしまったけど、記録というのは抜かれて当然で、抜かれないようでは進歩がないと思っていた。ユタカ君はまだまだ乗れるだろうし、若手は彼のきれいで馬に負担をかけない乗り方を手本にしてほしい」
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