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【ズバリ!調教診断】札幌記念 春の盾を制したアノ馬が及第点以上の仕上がり!雰囲気は前回以上の有馬記念馬!

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日曜日に行われる札幌記念の出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


ブラストワンピース
1週前に函館芝でビシッと攻め、追走先着。今週のW追いでは、コーナーで前をいく僚馬に取りつくと、そのまま抜け出すのを我慢。最後はキッチリと突き放した。ゴーサインを出したあと、頭が高くなる点は変わらないが、ラストにかけての力強い伸び脚は目を見張るものがある。雰囲気だけなら前回以上。いい仕上がり具合ではないか。

クルーガー
1週前に札幌芝でしっかりと攻め、マズマズのタイムを記録。同じく本馬場で行われた今週の追い切りでは、序盤からリズム良く駆け出し、最後まで脚いろを落とすことなく走り抜けた。約4カ月ぶりの割に攻め量は少なめだが、均整のとれたフォームは見映えがする。この馬なりに順調とみていいだろう。

ステイフーリッシュ
最終追いは函館芝で併せ馬を実施。大きく前を行く僚馬に外から詰め寄り、最後はキッチリと抜け出した。促された際の反応が素早く、身のこなしも軽い。なによりもテンションが上がることなく、集中して走れている点は好感が持てる。デキ落ちは見られず、このままテンションを維持できれば、伏兵以上の評価が必要になるかもしれない。


ナイトオブナイツ
今週の本追い切りは札幌芝で単走。序盤からピッチを上げ、及第点以上のタイムを記録した。ただ、やればやるほど時計が出るタイプ。脚いろを落とすことなく、フィニッシュしたあたりは評価できる反面、上積みを見込めるかどうかについては疑問符が付く。強豪が集うスーパーG2で好走は容易ではないだろう。

ロードヴァンドール
中1週と間隔が詰まることもあって、最終追いは札幌ダで4Fから。追い出されると、この馬らしい活気ある動きを見せた。ただ、前肢を高く上げている一方で、後肢がついてきていないように映る。その点を踏まえると、本調子とは言い難い。変わり身を見込めるだけの根拠に乏しく、今回は様子見が正解とみる。

ランフォザローゼス
札幌入りしてから併せ馬を3本消化しているが、速い時計は最終追いの1本だけ。それも1勝クラスに歩調を合わせる格好の先行同入。締まった体をみるに、それなりのデキにはあるのだろうが、ダービー以来の実戦に臨むことを考えると、調整過程がやや物足りない。ここは次戦以降に向けた叩き台か。

エイシンティンクル
前回と同様、最終追いは札幌芝でラスト1Fを流す程度の内容。ただ、前回は札幌入厩前に栗東でしっかり時計を出していた。今回は中間に速い攻めを行っておらず、そのあたりは不安が残る。ソフト調整が合うタイプとはいえ、調教過程を確認する限り上昇度に乏しい印象。牡馬混合の定量G2では手が出ない。

ゴーフォザサミット
7日に札幌へ入厩。最終追いは、芝コースでタワーオブロンドンと併せ馬を実施。及第点のタイムを記録し、併入に持ち込んだ。とはいえ、ハミ受けが悪く、僚馬に詰められても伸び返す気配がない。加えて、中間の攻めはこの1本のみ。質、量ともに物足りない感が否めない。今回は割引が必要だろう。

フィエールマン
最終追いは函館Wで併せ馬を実施。僚馬が早々に脱落すると、大きく先にいた他厩舎のカルリーノをロックオン。ほぼフリーハンドのまま追い詰め、同入に持ち込んだ。ラストは少しフワッとしたため促したものの、前肢をしっかりと伸ばしたフォームは躍動感十分。お釣り残しではあるが、前哨戦とすれば及第点以上の状態にある。

サングレーザー
今週の本追い切りは札幌芝で単走。序盤はゆったり進め、終いだけビシッと伸ばす内容だったが、好反応を示し、躍動感に満ちた走りを披露した。1週前追いの平凡な気配や、この中間に併せ馬を行っていない点は割引材料だが、それを差し引いても最終追いの活気ある動きは目を引くものがあった。動ける態勢とみる。

ペルシアンナイト
2週前、1週前とダートコースで一杯追いを消化。時計は地味ながら、息をつくるという意味では評価できる。芝コースで行われた今週の3頭追いは、僚馬にやや劣勢のかたちでゴール。見映えは悪いが、ほぼ鞍上の指示どおりに動いているし、ゴール後もしっかりと脚を伸ばしているので、過度に気にする必要はない。仕上がり順調。


ワグネリアン
栗東で乗り込んだあと、輸送のリスクを減らす目的で、天栄を中継したのち札幌へ移動した。それゆえ、1週前追いを行っていないことを不安視する必要はない。札幌芝で実施した今週の本追い切りでは、軽快な走りを披露。ガツガツしながらハミを噛む悪癖が出ていないあたり、メンタル面の成長が窺えるし、変則輸送もクリアできたものと推察される。及第点の仕上がりとみたい。

サクラアンプルール
1週前に函館Wで併せ馬を行い、キッチリと追走先着。今週のW追いでは後れをとったが、相応の気勢を感じる走りを見せた。ただ、中10週の割に調教本数は少なめ。一昨年の札幌記念(1着)、昨年の函館記念(2着)は、ともにしっかりと乗り込んでいた。そのあたりを勘案すると、勝ち負けになるイメージは湧いてこない。3着争いに絡めば、といったところか。

クロコスミア
約1カ月前から札幌のダートコースで丹念な乗り込み。例年と比べて時計が出やすいコンディションではあるが、攻め駆けしないタイプにしては速いタイムを毎週のように刻んでいる。最終追いは確認程度の内容ながら、キビキビとした走りを披露。緩めの調整とはいえ、推進力がキレイに前を向いている点は好感が持てる。少なくとも昨年(8着)より状態はいい。



ウマニティ重賞攻略チーム

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