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【血統アナリシス】京都金杯2022 昨年はノーザンテーストまたはトニービンの血を引く馬で上位を独占

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【血統アナリシス】京都金杯2022 昨年はノーザンテーストまたはトニービンの血を引く馬で上位を独占

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はスポーツニッポン賞京都金杯・血統予想をお届けします!


今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、昨年に引き続き京都金杯は中京芝1600mに舞台を移して施行される。

中京芝1600mでは7月下旬に中京記念が古馬混合重賞として施行されているが、直近2年はリステッド競走のポートアイランドSも当該コースで代替開催されていた。それらのレースで目に留まるのは、ノーザンテーストやトニービン、Nijinsky、Danzigといった、最後の直線、とくに急坂でもうひと踏ん張りできるパワーや底力のある血統。昨年の京都金杯においても掲示板にあがった5頭すべてがノーザンテーストまたはトニービンの血を引いており、12番人気1着と大駆けしたケイデンスコールは両方の血を併せ持っていた。

エアロロノアは、父キングカメハメハ×母エアワンピース(母の父ロックオブジブラルタル)。母系にノーザンテーストの血を引くキングカメハメハの直系という点では昨年の勝ち馬ケイデンスコールと共通。もとより急坂を苦にしないパワーが持ち味のファミリーとなるが、母の父がDanzig直系の名マイラーとあれば尚のことで、本馬も5勝のうち阪神で3勝、中京で1勝を挙げている。なお、叔父に17年京都金杯を制したエアスピネルがいることも強調しやすい。


ディアンドルは、父ルーラーシップ×母グリューネワルト(母の父スペシャルウィーク)。今年のメンバーのなかではノーザンテーストとトニービンの血を併せ持つ唯一の存在で、昨年の勝ち馬ケイデンスコールや19年中京記念を制したグルーヴィットと通ずる血脈も多い。本馬は年齢を重ねるにつれてマイル~中距離タイプへとシフトしているが、昨年はG1ヴィクトリアマイルでも14番人気4着と善戦。距離短縮かつ左回り替わりで見直したい。

ルークズネストは、父モーリス×母ヴィラ(母の父ディープインパクト)。昨年、モーリスは種牡馬として中京芝1600mでロードカナロアに次ぐ勝利数を記録しており、そのなかでも牡駒が活躍していたことを特徴として挙げられる。本馬自身も当該コースでは連を外しておらず、勝利例こそないもののシンザン記念やポートアイランドSといった上級戦で接戦を演じてきた。父は4歳時に本格化を果たしているため、前走の凡走だけでは見限れないだろう。


【血統予想からの注目馬】
エアロロノア ⑤ディアンドル ⑧ルークズネスト


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