【紫苑ステークス】ズバリ調教診断!2018年9月8日(土) 09:20
紫苑ステークスの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①マウレア
南Wで行われた1週前追い切りでは、セダブリランテスと併せて互角以上の走りを披露。同じく南Wで実施した最終追い切りでも上々の動きを見せた。タフな馬場をものともしない、素軽いフットワークが印象的。好仕上がりとみていいだろう。
②オハナ
帰厩後は併せ馬を中心に入念な乗り込み。南Wで行われた最終追い切りでは、タフなコンディションにもかかわらず、集中力のある走りを見せた。一方で、速い時計を出した調教が少ない点は気がかり。そのぶん、最後のツメが甘くなる可能性もあるので、注意を払いたい。
③パイオニアバイオ
今週の追い切りは南Wで併せ馬を実施。追って頭が高くなるところは相変わらずだが、制御しきれなかったオークスの最終追い切り時と比べればマシなほう。この状態で僚馬を楽々と制しているのだから、秘めた能力はかなりのもの。あとは、テンションおよび馬体を維持できるかどうかが、今回の焦点になる。
④サラス
この中間は栗東坂路で順調に調教を消化し、2週前と1週前に上々のラップを計測。悪コンディションのなか行われた最終追い切りでは、少し足下を気にするシーンもあったが、全体的に落ち着いた走りを見せた。上々の仕上がりととらえてもいいのではないか。
⑤ロサグラウカ
最終追い切りは南Wで併せ馬を実施。僚馬を追いかけるかたちで馬場の外側を回り、軽く促されると徐々に差を詰め、最後は楽々と先着を果たした。全体時計こそ遅いが、まとまりのあるフォームで駆けるさまは、なかなかのもの。及第点の仕上がりとみていい。
⑥クイーングラス
南Wで行われた1週前追い切りでは併走馬を一蹴。坂路で実施した最終追い切りでも前進気勢に満ちた走りを見せた。ただし、首の使い方が下手なせいか、上体と四肢がうまく連動していない印象。この現状で、それなりのパフォーマンスを示すのだから、秘めたポテンシャルはかなりのものかもしれない。
⑦メサルティム
帰厩後は栗東Pと栗東坂路の併用で丹念な乗り込み。目立つ時計は出ていないが、攻め駆けしない同馬にとっては平常運転で、最終追い切りの動きも悪くなかった。半面、約6カ月の休養明けの割に負荷をかけた調教が少ない点は気がかり。直線急坂の中山では最後まで踏ん張りきれない可能性もあるので、用心しておきたい。
⑧ランドネ
栗東帰厩後は急ピッチで乗り込まれて、好ラップを連発。坂路で行われた最終追い切りでも、弾力性に富んだフットワークを披露した。攻め巧者だけに、額面以上の評価はできないものの、好ムードであることは間違いない。
⑨カレンシリエージョ
1週前に栗東CWで長めから併せ馬を行い、ラスト1F11秒台半ばの好ラップを計測。栗東坂路に場所を移して行われた最終追い切りでは、タフな馬場状態のなか、及第点のタイムをマークした。牝馬らしからぬ、力強いフットワークが印象的。自身の力を出せるデキにある。
⑩ロマンテソーロ
この中間は熱心に併せ馬を消化。ガサのない馬だけに負荷をかけた調教を数多くこなしている点については好感が持てる。1週前にはマッチレスヒーローを相手に互角以上の動きを示し、最終追い切りでも及第点の時計をマークした。とくに悪い点は見受けられず、順調な仕上がり具合ではないか。
⑪ハーレムライン
帰厩後は坂路で順調に調教を重ね、1週前追い切りでは及第点のラップを計時。最終追い切りでは悪い馬場をものともせず、余力十分でキレイな加速ラップを刻んできた。タフなコンディションが合うという一面もあるのかもしれないが、悪くない仕上がりと言えよう。
⑫アヴィオール
美浦帰厩後は坂路と南Wの併用で丹念に乗り込まれているが、1週前までの内容は平凡そのもの。南Wで行われた最終追い切りも、タフな馬場が影響したとはいえ、動きに目立つところは見受けられなかった。一変まではどうか。
⑬ホクセンジョウオー
1週前までの内容に目立つところはなかったが、南Wで実施した最終追い切りではリズミカルな脚捌きを披露した。1Fごとのラップの踏み方は、前回の最終追い切り時のほうが良かったかもしれないが、動きを見るに大きな調子落ちは感じられない。自身の力を出せるデキにある。
⑭ノームコア
最終追い切りの走る姿と時計は確認できなかったが、その前は3週続けて好ラップを叩いており、悪くない状態と言えよう。ただし、約4カ月半ぶりの実戦の割に、乗り込み量は少なめ。2走前に似たような感じで結果を出しているので、マイナス材料にはならない半面、好評価をするわけにもいかない判断に悩ましい1頭である。
⑮レッドベルローズ
テンションの高さを考慮しているのか、この中間は緩めの内容に終始。とはいえ、最終追い切りでは掛かる面を出しながらも我慢して追走先着を果たしているように、気性面の成長が多少なりとも窺える。当日の落ち着き次第では、侮れない1頭になるかもしれない。
⑯ロフティフレーズ
中1週ということもあってか、今週の追い切りは南Wで軽めの調整。重馬場で負荷をかけた点はいいのだが、口向きの悪さを見せるなど、肝心の気配については今ひとつ。踏み込みの浅い点も気がかりで、調教面の強調材料は少ない。
ウマニティ重賞攻略チーム |
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【紫苑S】厩舎の話2018年9月7日(金) 12:01
◆アヴィオール・森助手 「今回の方が状態はいい。巻き返しを期待」
◆オハナ・森助手 「前走後は心身ともにリフレッシュ。力を出せれば能力的にやれる」
◆カレンシリエージョ・鈴木孝師 「今週は坂路でサラッと。中山の開幕週も向きそう」
◆クイーングラス・和田雄師 「成長がうかがえて、しっかり動けた」
◆サラス・西村師 「春に比べて体がしっかりした。精神的に大人になっている。重賞でも」
◆ノームコア・萩原師 「いい動き。距離はやってみないと分からないが好レースを期待」
◆パイオニアバイオ・牧師 「動きは問題ない。現状でも力を出せる状態。距離は問題ない」
◆ハーレムライン・田中清師 「休ませて減った体重は戻った。距離が延びても問題ない」
◆ホクセンジョウオー・松山師 「ひ弱さが解消され、動きは良かった。楽しみはある」
◆マウレア・手塚師 「今週も楽に動けていた。距離も合うし、力さえ出し切れれば上位」
◆メサルティム・加納助手 「いい動き。体は20キロぐらい増えていても成長分」
◆ランドネ・辻野助手 「馬場が重くてもしっかりと動けていました。折り合いさえつけば開幕週の馬場は合う」
◆レッドベルローズ・鹿戸師 「十分休んで乗り込めた。落ち着きが出たのが一番」
◆ロサグラウカ・尾関師 「微調整程度。乗り手の感触も、動きを見ても良かった」
◆ロフティフレーズ・上原師 「成長してさらに良くなっている。能力は高く、差はない」
◆ロマンテソーロ・金成師 「2週続けてオープン馬相手にいい動き」
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【紫苑S】追って一言2018年9月6日(木) 05:04
◆アヴィオール・森助手 「前走より今回の方が状態はいいので、巻き返しを期待」
◆オハナ・森助手 「前走後は心身ともにリフレッシュし、気を抜く面も見せていない」
◆カレンシリエージョ・鈴木孝師 「先週しっかりやってあるから今週は坂路でサラッと」
◆クイーングラス・和田雄師 「成長がうかがえて、しっかり動けた」
◆サラス・西村師 「攻めの動きからもいい状態。春に比べて体がしっかりした」
◆ノームコア・萩原師 「春より馬がしっかりしていい動き。好レースを期待」
◆パイオニアバイオ・牧師 「叩いた方がいいかもしれないけど、現状でも力を出せる状態」
◆ハーレムライン・田中清師 「休ませて減った体重は戻った。距離が延びても問題ない」
◆ホクセンジョウオー・松山師 「ひ弱さが解消され、動きは良かった」
◆メサルティム・加納助手 「坂路でいい動き。体は20キロぐらい増えていても成長分」
◆ランドネ・辻野助手 「馬場が重くてもしっかりと動けていました」
◆レッドベルローズ・鹿戸師 「十分休んで乗り込めたし、今週の動きもよく順調」
◆ロサグラウカ・尾関師 「乗り手の感触も、動きも良かった。開幕週の馬場も合いそう」
◆ロフティフレーズ・上原師 「成長してさらに良くなっている。能力は高く、差はない」
◆ロマンテソーロ・金成師 「2週続けてオープン馬相手にいい動き。どこまでやれるか」
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【紫苑ステークス】特別登録馬2018年9月2日(日) 17:30