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【阪神ジュベナイルF2024】トッププロ厳選の穴馬! マイルもOK!? 距離不安でおいしくなる1頭とは?

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【阪神ジュベナイルF2024】トッププロ厳選の穴馬! マイルもOK!? 距離不安でおいしくなる1頭とは?

なんといっても、今年は阪神ではなく京都開催になるのが大きなポイントとなります。連続開催ということで芝の状態により枠が重要になってくるでしょうし、騎手がどこを通ってくるかも考えての予想になると思いますね。

一昔前の芝は外差しが利くと外枠有利で、そのまま外を回ってくる馬が普通に来ていました。しかし、最近それは通用しなくなってきて、外を意識しすぎると外を回り過ぎてしまい、最終的にはその距離ロスが響き、内を掬った馬が結局上位に来るレースが続出するようになりました。今年の京阪杯なんかもそうでしたね。結局、内を通った5頭による掲示板独占の結果でした。よくあるのが、土曜に外差しが利いていたので、引き続き外枠有利だと思いきや、日曜には内枠から内を掬った馬ばかりが来るというパターンです。連続開催時は、特にそのあたりを頭に入れて予想したほうがいいはずです。


それでは上位人気想定の馬たちを見ていきたいと思います。


まず1頭目はブラウンラチェット


前走のアルテミスSでは、スローペースを好位内で溜めて直線なんなく伸びて完勝となりました。レースだけ見れば完璧に乗られていて、勝って当たり前の立ち回りだったため、簡単には評価できないというのが正直なところ。ルメールJでしたしね。

それでもあの走りから力はあるので、今回もルメールJとなれば消すことはできなかったのですが、(本稿執筆の)11月25日時点、鞍上未定とのこと。香港との兼ね合いもあるせいかもしれませんが、もし引き続きルメールJが乗るようであれば買い目には入れておかなければならない馬かと思います。


2頭目はランフォーヴァウ

前走のデイリー杯2歳Sでは、少頭数もあって、何の不利もなく乗られて普通に勝つという平凡な内容の勝利で、これまたどう評価していいか分からないレースとなってしまいました。

2走前の未勝利では狭いところを割って出てくる競馬も見せているので、多頭数のレースになって揉まれても大丈夫なのかもしれませんが、レベルが上がるとまた違うかもしれません。実際、コースロスなく乗られての2連勝なので、無理に評価を上げずに人気するようなら軽視してみたいと思っています。


3頭目はコートアリシアン

前走の新潟2歳Sでは、出遅れてロスもあっての2着と惜しい競馬でしたが、直線では一度前に出ているので、しっかり強さを示したレース。新馬でも出遅れているので、スタートが苦手なのは弱点となりますが、もしスタートを五分に出るようだと、一気に勝ち負けに加わってくる馬のはずです。

こちらは、テン乗りの戸崎J(予定)とのことなので、どうなるか分かりませんが、奇跡的に出るのを願って◎を打つか、また出遅れるかもと思って○以下にしておくかの選択になると思います。そこそこ人気でしょうし、私は○以下の予定です笑。



4頭目はテリオスララ

前走の萩Sでは逃げを打ちスローで、そのまま押し切りました。「そりゃそのペースだとかなり有利だし、逃げ切りますよね」という競馬で、内容としてはそこまで評価できるものではありませんでした。

コースは違えど、前に行って馬券になった馬がかなり少ないレースでもありますし、それなりのペースになることも考えられるので、重い印を打つのは難しい馬となってしまいます。意外とスローになるかも、と予想している人であれば買い目に入れていい馬でしょう。


5頭目はダンツエラン

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前走のファンタジーSでは、好位外からしぶとく伸びて接戦ながら勝ち切ることができました。2,3着馬に比べれば展開の利は少なく、たまたま勝ったとは言えない競馬で、いいしぶとさも見せてくれました。その地味なしぶとさはこの舞台でも十分武器になると思います。

G3勝ち馬ということでここで触れましたが、思ったより人気はないかもしれないので、点数を買える人は買い目に入れておいたほうがいいかもしれませんね。


最後にカク外メイデイレディ。

あくまでレース内容での判断しかできませんが、前走は1角で不利があっての競馬。ただ、そのあとのリカバリーがさすがデットーリJといったところで、内をスルスル進出してすぐ射程圏内に入りました。ジャパンCのゴリアットのスミヨンJもそうですが、世界のトップジョッキーはああいう狭いところを普通に進出してしまうんですよね。ゴリアットのジョッキーカメラを見れば分かりますが、日本の騎手なら絶対あの間隔では控えます(暗黙のルール的な感じで、危険回避のためにいかないことになっているとは思いますが……)。


不利はあったもののリカバリーは完璧で2着と、どちらとも言えないレースとなってしまいましたが、不利がなければもう少し前との差が詰まっていた可能性はあるはずです。あの狭い中を進出できる根性もある馬で、まったくの無視は危険な馬かもしれません。


と、上位人気想定の馬たちでした。見て分かるように2歳のG1ですし、前走勝ってきた馬が多く、勝ってきたということはうまく乗られてきた馬が多いということ。それほど、ミスると勝つ確率がグッと低くなるのが競馬です。まったく違うスポーツなので例に出して申し訳ないですが、野球みたいにエラー3つありましたけど勝ちました、とかは99%ありません。そんななか、強いであろう馬をうまく見つけて当てるのは難しいと思いますが、なんとか妙味ある馬を見つけて当てることができればいいなと思います。


以上、レース見解でした。キャリアの浅い2歳戦らしく、多くの馬にチャンスがありそうですね。穴馬に指名されるのはどの馬でしょうか。


※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。


■注目馬①リリーフィールド

前走のもみじS、取り消しになったりんどう賞、函館2歳Sと◎にした馬で、新馬の内容から芝でもやれると判断して◎を打ってきた馬です。実際、函館2歳Sはかなり下手に乗られての6着で、まともなら勝ち負けしていてもおかしくない内容でした。それもあってその後続けて◎にしたんですけどね。

それに応えて、前走はしっかり勝ってくれました。今回は、おそらくマイルという距離が問題になってくると思います。小さい馬というのと、走りから、マイルを不安視されて人気はないでしょう。ただ、前走の追い出してからゴールまでを見ると、なんとかマイルまでならこなせそうな雰囲気はありました。父は違いますが、兄弟も中距離はこなしているので、なんとか頑張ってくれないかなと応援したいと思っています。


以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今回はリリーフィールドの推奨でした。がくっと人気落ちしそうで楽しみです。それでは、また来週お会いしましょう。



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