2022年3月27日()メイダン競馬場 芝1800m

レース結果 ~ドバイターフ 2022~

  • 出走予定馬
  • 出馬表
  • レース結果



馬名 性齢 負担重量
(kg)
騎手 調教師 オッズ 人気
1 8 9    ロードノース セ6 57.0 L.デットーリ J.ゴスデン 6.1 3
1 11 12    パンサラッサ 牡5 57.0 吉田豊 矢作芳人 4.5 2
3 15 10    ヴァンドギャルド 牡6 57.0 M.バルザローナ 藤原英昭 26.1 7
4 16 8    サフロンビーチ 牝4 55.0 H.ドイル J.チャプルハイア 24.3 6
5 13 16    サーバスカー セ6 57.0 W.ビュイック W.ナイト 83.5 10
6 10 2    マイオベロン セ5 57.0 T.マーカンド W.ハガス 83.9 11
7 1 6    アルファリーク セ5 57.0 D.オニール M.アル・メイリ 45.7 8
8 12 4    シュネルマイスター 牡4 57.0 C.ルメール 手塚貴久 1.7 1
9 2 13    カーネルリアム 牡5 57.0 I.オルティスJr. T.プレッチャー 13.2 4
10 9 5    モハーフェス 牡4 57.0 J.クローリー W.ハガス 18.0 5
11 14 11    アーサマイナー セ5 57.0 R.ドーソン A.ビン・ハルマシュ 125.8 12
12 5 15    ハキーキー セ5 57.0 A.デフリース J.ハイド 143.9 14
13 3 1    デザートファイア セ7 57.0 P.コスグレイヴ S.ビン・スルール 62.6 9
14 6 3    ハロヴィアン セ6 57.0 J.ドイル J.ゴスデン 125.8 12
取消 4 14    ファイネストサウンド セ5 57.0 A.アッゼニ S.クリスフォード
取消 7 7    ロードグリッターズ セ9 57.0 D.タドホープ D.オメーラ

■払戻金

単勝8 290円
11 230円
複勝8 260円
11 360円
15 450円
馬連8-11 1,820円
ワイド8-11 710円
8-15 940円
11-15 1,110円
馬単8-11 1,820円
11-8 1,290円
3連複8-11-15 7,430円
3連単8-11-15 16,130円
11-8-15 11,850円

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※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

最新出走予定馬情報 ~ドバイターフ 2022~

★栗東・矢作厩舎の動向は以下の通り。香港カップ10着パンサラッサ(牡5)は、連覇が懸かるドバイターフ(3月25日、メイダン、GⅠ、芝1800メートル)を大目標にする。今週のターコイズSに登録しているラヴユーライヴ(牝5)は、除外されればベテルギウスS(28日、阪神、L、ダ1800メートル)でダートに初挑戦する。マイルCS15着ホウオウアマゾン(牡4)は、根岸S(1月29日、東京、GⅢ、ダ1400メートル)に向かう。アルゼンチン共和国杯18着キングオブドラゴン(牡5)は、日経新春杯(1月15日、中京、GⅡ、芝2200メートル)、中日新聞杯6着プリマヴィスタ(牡5)は、中山金杯(1月5日、中山、GⅢ、芝2000メートル)に向かう。JBCクラシック7着カフジオクタゴン(牡3)は、佐賀記念(2月9日、佐賀、JpnⅢ、ダ2000メートル)へ。

ドウデュースはジャパンCを見送り 来春のドバイターフ目標 友道師「秋に凱旋門賞に使えれば」11月03日(木) 17:20

今年の日本ダービー馬で、凱旋門賞で19着だったドウデュース(栗東・友道康夫厩舎、牡3)がジャパンC(11月27日、東京、GⅠ、芝2400メートル)を見送り、来年のドバイターフ(3月25日、メイダン、GⅠ、芝1800メートル)を大目標にローテーションを組んでいくことが決まった。3日、友道調教師が明らかにした。

帰国後の輸入検疫を経て現在は滋賀県・ノーザンファームしがらきに放牧中で、年内は休養する。来年秋には凱旋門賞への再挑戦も視野に入れている。

友道調教師は「1週間ほど楽をさせて、ジャパンCを視野に牧場で乗ってもらっていましたが、もう少し時間がほしいという感じです。どこが悪いというわけではありません。ただ、ダービー馬でもありますし、中途半端な状態では出せないということです。今後は当面の目標として、ドバイターフを考えています。そして、秋にチャンスがあればもう一度、凱旋門賞に使えればと思っています」と見通しを示した。




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【宝塚記念 俺のチェックポイント】長田が探る ドバイターフを制したパンサラッサの躍進のわけ06月21日(火) 04:59

今週は上半期のGⅠを締めくくる宝塚記念が行われる。「俺のチェックポイント」初日は、大阪サンスポの長田良三記者がパンサラッサに注目。今年に入って中山記念を勝ち、初の海外遠征でドバイターフを制するなど、充実一途の要因に迫った。

 ◇

昨年の年度代表馬エフフォーリア、今年の天皇賞・春を制してGⅠ2勝のタイトルホルダー、2020年の3冠牝馬デアリングタクトなど豪華な顔ぶれとなった今年の宝塚記念。中でも気になっているのはパンサラッサだ。

本命に推したドバイターフでは、世界を相手に逃げ切ってGⅠ初制覇。ブレークの要因はどこにあるのか。早速、矢作厩舎へ向かい、池田厩務員を直撃した。

「毛づやはピカピカで状態に関しては何も心配していない。中山記念、ドバイのときも良かったけど、今回もさらにいいと思う」

実に頼もしい言葉が返ってきた。16日の栗東CWコースでの1週前追い切りではラスト1ハロン11秒5(6ハロン80秒8)と鋭い伸びを披露。海外重賞を連勝し、同じくグランプリに臨むステイフーリッシュ(OP)を6馬身半ちぎっており、体調の良さがうかがえる。「矢作厩舎の過去のスターホース、リアルスティールラヴズオンリーユーコントレイルとオーラのある調教を見てきたけど、匹敵するぐらい良かった」と、ベテラン厩務員も舌を巻くほどだ。

覚醒の要因は昨年のこの時期に取った約半年間の休養にある。昨年4月のマイラーズCで左前肢跛行のため競走除外になった後、左前脚に骨瘤が出た。そこで陣営が思い切って休ませたことが功を奏した。10月のオクトーバーS(L)で復帰戦Vを飾ると、大逃げを打った福島記念で重賞初制覇。世話役は「完治して痛いところはない。前進気勢が出て、重心の低いフォームになった。無駄のないフォームだから最後の粘りにつながっている」と証言する。

全6勝が芝1800~2000メートル。有馬記念(芝2500メートル)では距離の壁にはね返されて13着に敗れたが、池田厩務員は「スタートセンスが抜群でダッシュ力もあって、コーナリングも抜群にうまい。今のデキの良さで距離を克服してほしい」と願いを込める。

同型がいても、戦法に迷いはなさそう。進化を遂げて臨むサマーグランプリでは、ファンを沸かせる逃走劇が見られるような気がしてきた。(長田良三)

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【安田記念】ドバイターフ8着の屈辱晴らす!シュネルマイスター半馬身先着06月01日(水) 10:02

ドバイターフ8着からの反撃を誓うシュネルマイスターは、美浦Wコースで6ハロン83秒2、ラスト1ハロン11秒3の好タイム。馬なりのまま中リンクスルーファス、外ドゥラモンドに各半馬身先着した。先週まではややモタつき気味に映ったが、体も動きも一気にシャープさを増してきた。

「持っているポテンシャルが高いので速い時計が出たが、やりすぎないように気をつけた。息の入りが早くなり、確実に先週よりアップ」と、手塚調教師は好感触。「府中は一番いい舞台。マイルではトップに立ちたいし、安田記念は最も手にしたい勲章です」と意気込みを口にした。(夕刊フジ)

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ドバイターフ3着のヴァンドギャルドは安田記念へ04月28日(木) 18:00

ドバイターフ3着のヴァンドギャルド(栗・藤原、牡6)が、安田記念(6月5日、東京、GI、芝1600メートル)を目標にしていることが28日、分かった。所有するサンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。

帰国後は順調に回復し、現在は放牧先の山元トレセン(宮城県)で調整中。安田記念は2020年(10着)以来2年ぶりの参戦で、世界を相手に戦ってきた経験を糧にGⅠ初制覇を目指す。

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【ドバイターフ】パンサラッサ同着V!矢作厩舎3勝大暴れ03月28日(月) 04:54

昨年の米ブリーダーズCデーに2勝を挙げた矢作厩舎が今度は中東の地で旋風を巻き起こした。ドバイターフに挑戦したパンサラッサ(牡5)は長い写真判定の末に、昨年の覇者ロードノース(英=J・ゴスデン、騸6)と1着同着。後続を引きつける逃げから直線入り口でリードを広げ、ぎりぎりで粘り込んだ。

「ナイターの競馬のせいか、思ったほど馬が行かなかったですが、そのぶんの粘りは大したものでした。おそらく負けてはいないと思っていましたが、同着でもうれしいです」と矢作調教師。海外GⅠ初制覇の吉田豊騎手は「後ろから他の馬も来ていてドキドキでしたが(勝てて)よかったです」と目を細めた。

矢作厩舎はこの日、ゴドルフィンマイルのバスラットレオン(牡4)、ドバイゴールドCのステイフーリッシュ(牡7)と合わせて3勝の大暴れ。改めて世界にその名をとどろかせた。指揮官は英スポーティングライフ紙の取材に対し、パンサラッサステイフーリッシュについて英ロイヤルアスコット開催に参戦させたい意向を明かしており、今後の動向にも注目が集まる。

◆坂井騎手(バスラットレオン1着)「ドバイで勝つのが僕の夢だったので、とてもうれしいです」

◆ルメール騎手(ステイフーリッシュ1着)「3番手の内側でロスなくずっと冷静にレースを進めることができました。馬のコンディションはとても良かったです」

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【ドバイターフ】レースを終えて…関係者談話03月28日(月) 04:53

◆バルザローナ騎手(ヴァンドギャルド3着)「掛かりそうな雰囲気があったので後方で脚をためる競馬となりました。いい脚で追い込んできてもう少しでしたね」

◆ルメール騎手(シュネルマイスター8着)「直線で加速せずワンペースの走りで最後は(馬が)疲れてしまいました」

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【ドバイターフ】ヴァンドギャルド3着 シュネルマイスター8着03月27日() 04:52

歴史に残る大接戦にわずかに届かなかった。昨年2着のヴァンドギャルド(栗・藤原、牡6)は、後方から強烈な末脚を繰り出して差を詰めたが、同着の2頭とハナ差の3着だった。中団を進んだシュネルマイスター(美・手塚、牡4)はいつもの伸びがなく、8着に敗れた。

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【ドバイターフ】パンサラッサ、ロードノースが同着V!ヴァンドギャルドが3着03月27日() 00:50

UAE・ドバイで行われたドバイターフ(GⅠ、芝1800メートル)は、軽快に逃げたパンサラッサ(栗東・矢作芳人厩舎、牡5歳)が逃げ込みをはかるところを、昨年の勝ち馬ロードノース(英=J・ゴスデン厩舎、騸6歳)と、後方から猛追した昨年2着のヴァンドギャルド(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)が鼻づらを並べてゴール。長い写真判定の結果、パンサラッサとロードノースが1着同着、ヴァンドギャルドが3着だった。矢作厩舎はこれでこの日のドバイ3勝。ロードノースにとっては連覇という、いろいろな意味で歴史的なレースとなった。NHKマイルC以来のGⅠ制覇を狙ったシュネルマイスター(美浦・手塚貴久厩舎、牡4歳)は中団から、いつもの末脚がみられず8着に敗れた。

 ◆吉田豊騎手(1着同着 パンサラッサ)「馬が以前と変わってきた感じです。返し馬では少しイレ込んでいましたが、レースでは落ち着いていました。ゲートの中でも前走のようにおとなしく、うまくスタートを切ることができて自分のペースで行けました。後ろから他の馬も来ていてドキドキでしたが(勝てて)良かったです」

 ◆ミカエル・バルザローナ騎手(3着 ヴァンドギャルド)「ゲートは普通に出ましたが、ひっ掛かりそうな雰囲気があったので、後方で脚をためる競馬となりました。いい脚で追い込んできてもう少しでしたね。馬はよく走ってくれました」

 ◆クリストフ・ルメール騎手(8着 シュネルマイスター)「いいポジションで冷静に走ってくれましたが、直線で加速せずワンペースの走りで、最後は(馬が)疲れてしまいました。原因は分からないです。残念です」

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【ドバイターフ】パンサラッサ坂路でしっかり03月14日(月) 04:49

中山記念で重賞2勝目を挙げ、ドバイターフ(26日、メイダン、GⅠ、芝1800メートル)に出走するパンサラッサ(栗・矢作、牡5)は13日、栗東坂路で4ハロン51秒1―12秒3をマーク。荒木助手は「乗り手も『動きはよかった』と言っていました。輸送もありますし、余裕を残した感じです。中山記念を使ったばかりでもありますからね。しまいまでしっかり動けていたと思います」と話した。

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厳選コラム ~ドバイターフ 2022~

ウマニティ会員の皆さん、昨年12月香港国際競走以来3ケ月余りの御無沙汰、甘粕代三です。2年ぶりに日本から脱出、22日早朝ドバイに到着致しました。そう、史上最多22頭の日本勢が挑戦するドバイワールドカップデー取材のためです。

2020年3月、出発の前日にコロナ禍のために開催が中止となり、2年間ドバイどころか日本の座敷牢に缶詰となり、悶々とした日々を送ってきました。ドバイ入国にはQRコード付きの陰性証明が必要で、旅立つ前日に大枚3万800円を悪徳医師に毟り取られ、怒髪天を衝くなか出国しましたが、ドバイに一歩足を踏み入れれば怒りも解消、連日メイダン競馬場に朝から出かけては昼過ぎまで日本馬を筆頭に各国出走馬を観察しています。

8レースに22頭が挑戦しながら、日本で発売されるのは第6レース・ドバイゴールデンシャヒーン以降の4レースのみ。海外競馬の馬券発売は日本馬が出走するG1指定競走に限られていますが、エントシャイデンラウダシオンが出走するアルクオーツスプリントはG1ながら発売されません。一体全体どうなってるんでしょうか! JRAのお役所体質は‼

そんなやり場のない怒りはさておいて、今年の日本勢は頭数だけではなく質的にも史上空前です。グランドスラムの可能性を限りなく秘めていることをドバイでの取材で確信しました。今日から発売順に2レースずつ2日にわたって拙い取材の成果をご披露することに致しましょう。


ドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m)
昨年のこのレース2着と涙を飲んだレッドルゼル、重賞未勝利ながら先月のリヤドスプリント3着からドバイに転戦してきたチェーンオブラブの2頭が名乗りを上げました。レッドルゼルの雪辱を大いに期待したいところですが、気になるのは鞍上。昨年のR.ムーアから日本が誇る川田将雅に鞍が戻りました。この二人の間には残念ながら2馬身から3馬身の差があることを認めざるを得ず、頭から狙うのは無謀かもしれません。

短距離ダート戦は米国馬の金城湯池(きんじょうとうち)。メイダン競馬場のダートコースは1年だけタペタトラックを採用しましたが、これを嫌った米国馬の出走が激減したため元のダートに戻した経緯もあります。昨年のBCスプリント2着馬ドクターシーヴェル、ドレインザクロック、今年欧州からドバイに転じG3 3戦2着を続けるアルタリク、リヤドダートスプリント2着のグッドエフォート、今年ドバイでG3 2戦2着のエバーファスト、前哨戦2着のマンジェールを我らがレッドルゼルチェーンオブラブの上位と評価せざるを得ません。

いずれにしても混戦、どんぐりの背比べといえるこのレースは薄く手広く、そして軽めに勝負するに如くはなし、というのが24日現在の状況です。


ドバイターフ(芝1800m)
米国馬の金城湯池であるダートとは打って変わって香港、ドバイの芝コースは日本馬の得意のお座敷。日本のマイル王たるシュネルマイスターが堂々と世界の中距離王者へ狼煙を上げれば、昨年2着のヴァンドギャルドが雪辱を期し、令和のツインターボことパンサラッサも虎視眈々と大魚を狙っています。この3頭中心が中心となり、上位独占も夢ではありません。

シュネルマイスターは昨秋のマイルチャンピオン以来の競馬とはいえ、国内で十分乗り込まれてドバイへ。当地でみたところ万全の状態といえます。不動の中心でしょう。ヴァンドギャルドも昨年の毎日王冠以来、BCマイル、香港マイルと海外遠征続き。温かい陽気が性に合うのか、当地でも元気いっぱい。
しかしながら、日本のマイル王が雪辱の前に立ちはだかっています。気になるのはドバイへの重要なステップレース、中山記念を好時計で逃げ切ったパンサラッサです。

「外枠は全く気にならない。気持ちよく逃げられれば、どこまででも逃げる馬。ハナを切れればひょっとするよ。重の鬼だからヨーロッパ遠征も考えたんだけど、中山記念でパンパンの良馬場にも対抗できることが証明できたし、ドバイの馬場も全く問題なし!」
海外遠征プロ中のプロ、矢作芳人調教師が未明のメイダン競馬場でこっそりと教えてくれました。つかまってしまえば二束三文のパンサラッサ、単勝か1着固定3連単の狙い打ちが勝負馬券、といったところでしょうか。

さて、昨年の覇者、ロードノースは昨年のこのレースの後、11か月の長期休養。先月の復帰戦では得意の芝ではなく初のダートで使い始め。1番人気で2着と面目を施しましたが、見る限り昨年の出来にはありません。カーネルリアムは米国では珍しい芝馬ですが、高賞金で名高いペガサスWCターフを連覇してドバイ直行。ロードノースが復調に手間取るなら、こちらが上位かもしれません。

このほかではホストであるゴドルフィンを中心に7頭が居並びますが、いずれも帯に短したすきに長しと高い評価はできません。上に挙げた5頭の競馬、これをどう組み合わせるか――。これが勝負の分かれ目です。我らがシュネルマイスター1着固定の3連単、どう組み合わせるか、無い頭を悩ませることになりそうです。

さて、明日は日本馬の活躍に期待が更に高まるドバイシーマクラシック、メーンレースのドバイワールドカップの展望をお伝え致します。ご期待下さい。


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースのドバイワールドカップデー3レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

過去10年の結果 ~ドバイターフ 2022~

開催日 勝ち馬 性齢 調教国 タイム 騎手 調教師
2021/03/27 ロードノース セ5 イギリス 1.46.46 L.デットーリ J.ゴスデン
2019/03/30 アーモンドアイ 牝4 日本 1.46.78 C.ルメール 国枝栄
2018/03/31 ベンバトル 牡4 UAE 1.46.02 O.マーフィー S.ビン・スルール
2017/03/25 ヴィブロス 牝4 日本 1.50.20 J.モレイラ 友道康夫
2016/03/26 リアルスティール 牡4 日本 1.47.17 R.ムーア 矢作芳人
2015/03/28 ソロウ セ5 フランス 1.47.76 M.ギュイヨン F.ヘッド
2014/03/29 ジャスタウェイ 牡5 日本 1.45.52 福永祐一 須貝尚介
2013/03/30 サッジャー 牝6 UAE 1.47.93 S.デソウサ S.ビン・スルール
2012/03/31 シティスケープ 牡6 イギリス 1.48.65 J.ドイル R.チャールトン

歴史・概要 ~ドバイターフ 2022~

ドバイターフはアラブ首長国連邦のメイダン競馬場で行われる3歳以上の芝1800mの競走。1996年にドバイデューティフリの名称で創設され、2015年より現名称に改められた。
ドバイワールドカップミーティングの一環として、ドバイワールドカップドバイシーマクラシックなどと共に開催されるG1競走。
ドバイターフに変更以降での日本馬では、2007年にアドマイヤムーンが日本馬として初優勝。ジャスタウェイ(2014年)、リアルスティール(2016年)、ヴィブロス(2017年)、アーモンドアイ(2019年)、パンサラッサ(2022年)の勝利と合わせて計6勝を挙げている。

挑戦した日本馬 ~ドバイターフ 2022~

ジャスタウェイ 1着(2014年)
血統
父:ハーツクライ
母:シビル(Machiavellian)
成績
22戦6勝
5億9569万円+300万USドル
主な勝ち鞍
ドバイデューティフリー(GI)
天皇賞秋(GI)
安田記念(GI)
世界レーティング1位を獲得したケタ違いの末脚

 ドバイデューティフリー、天皇賞(秋)、安田記念とGI3勝を挙げ、世界レーティング1位の最高評価を受けたハーツクライ産駒の傑作、ジャスタウェイ。しかし、その栄光までの道のりは決して平坦ではなかった。
新潟競馬場でデビュー戦を勝利すると2戦目で新潟2歳ステークスに出走。1番人気に推されるも2着に惜敗した。続く東京スポーツ杯2歳ステークスGIIIでは4着、翌年のきさらぎ賞GIIIで4着となった後に挑んだGIIIアーリントンカップでは道中最後方から直線でごぼう抜きという豪快な競馬で完勝。初の重賞制覇となった。
続くGI NHKマイルカップ、GI日本ダービーに挑戦したものの、結果は奮わず、それ以降も重賞ではGII毎日王冠2着(2012年)、GIIIエプソムカップ2着、GIII関屋記念2着、GII毎日王冠2着(2013年)と2着が続き、アーリントンカップ以降勝利から遠のいていた。
そして迎えた天皇賞(秋)ではトウケイヘイローが作ったハイペースの中、道中脚を溜めると直線では矢のような末脚でごぼう抜き。今まで勝ちあぐねていたのが嘘のような圧勝で初GI制覇を飾った。その後の中山記念を内から突き抜けて連勝するとドバイデューティフリー(現ドバイターフ)に出走を表明。迎えたレースではじっと後方で待機し、迎えた直線で外に持ち出されると他馬が止まって見えるほどの末脚で一気に先頭に立つと後続を突き放し、6馬身差の圧勝。従来のレコードを2秒以上更新する超抜レコードを記録し、日本馬史上初となる世界レーティング1位の評価を受けた。
鞍上の福永騎手はレース後に『強かったですね。4コーナーでの手応えも良く、天皇賞の時のようでした。これは勝てる!と思っていました。』と語った。その後は安田記念の1勝に留まったが、ドバイデューティフリーで見せた圧巻のパフォーマンスは“世界のジャスタウェイ”として日本ファンに刻まれている。

施行年馬名性齢騎手調教師着順
2001年イーグルカフェ牡4武豊小島太9着
2006年ハットトリック牡5O.ペリエ角居勝彦12着
アサクサデンエン牡7武豊河野通文16着
2007年アドマイヤムーン牡4武豊松田博資1着
ダイワメジャー牡6安藤勝己上原博之3着
2008年ウオッカ牝4武豊角居勝彦4着
アドマイヤオーラ牡4安藤勝己松田博資9着
2009年ウオッカ牝5武豊角居勝彦7着
2012年ダークシャドウ牡5福永祐一堀宣行9着
2014年ジャスタウェイ牡5福永祐一須貝尚介1着
ロゴタイプ牡4C.デムーロ田中剛6着
トウケイヘイロー牡5武豊清水久詞7着
2016年リアルスティール牡4R.ムーア矢作芳人1着
2017年ヴィブロス牡4J.モレイラ友道康夫1着
2018年ヴィブロス牝5C.デムーロ友道康夫2着
リアルスティール牡6M.バルザローナ矢作芳人3着
ディアドラ牝4C.ルメール橋田満3着
クロコスミア牝5岩田康誠西浦勝一7着
ネオリアリズム牡7J.モレイラ堀宣行8着
2019年アーモンドアイ牝4C.ルメール国枝栄1着
ヴィブロス牝6M.バルザローナ友道康夫2着
ディアドラ牝5J.モレイラ橋田満4着
2021年ヴァンドギャルド牡5M.バルザローナ藤原英昭2着
2022年パンサラッサ牡5吉田豊矢作芳人1着
ヴァンドギャルド牡6M.バルザローナ藤原英昭3着
シュネルマイスター牡4C.ルメール手塚貴久8着
2023年ダノンベルーガ牡4J.モレイラ堀宣行2着
セリフォス牡4D.レーン中内田充正5着
ヴァンドギャルド牡7M.バルザローナ藤原英昭14着
ドウデュース牡4武豊友道康夫取消