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【安田記念】最新ナマ情報

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中山記念のデキ〔9〕ナカヤマナイト

 (9)ナカヤマナイトは美浦・南の角馬場からA(ダート)コースに出て、直線で気持ちが乗ってラスト1ハロン14秒8をマーク。栗毛の好馬体が目を引く。「うまく仕上がりました。中山記念(1着)ぐらいのデキにあります。柴田善騎手も手応えを感じていますし、ためるといい脚を使いますからね」と手綱を取った三浦調教助手。「パンパンの良馬場より、雨が降った方がいいですね」と力のいる馬場になることを希望していた。

◆「天命待つのみ」〔1〕カレンブラックヒル

 午前6時に栗東トレセンを出発した(1)カレンブラックヒルは、関西馬では一番早い同11時40分に東京競馬場に到着した。西口厩務員は「馬運車に乗ってしまえばおとなしいし、輸送は問題ない馬だから」と、馬房でくつろぐ様子に安心した表情を見せた。「以前のように環境の変化にピリピリしなくなった。今までどおりに順調にきました。最内枠はジョッキーが考えて乗ると思うし、やるべきことはやったから天命を待つのみ」と好結果を祈る。

◆初マイルも余裕〔2〕ショウナンマイティ

 産経大阪杯オルフェーヴルの半馬身差2着まで詰め寄った(2)ショウナンマイティは、午後2時30分に東京競馬場に着いた。熊沢厩務員は「おとなしくて輸送は問題のない馬ですから」と、青葉賞(5着)以来、約2年1カ月ぶりの関東圏への遠征をクリアして安堵の表情。今回は初のマイル戦になるが「むしろ合っていると思う。左回りの方が走りもスムーズだからね。京都記念(3着)とは状態が全然違うし、楽しみにしています」とGIタイトルを願っていた。

◆尾関師「いい感じ」〔3〕サクラゴスペル

 (3)サクラゴスペルは、美浦の角馬場からWコースに出て柔らかみのあるキャンターを披露した。「追った後に出た硬さは取れたし、いい感じでいける」と尾関調教師。マイルは2011年11月のアプローズ賞6着以来、1年半ぶりとなるが、「(千二で)タフな競馬をして持久力がついてきた」と愛馬を信頼している。

◆元気いっぱい〔4〕ガルボ

 (4)ガルボは美浦の坂路(4ハロン73秒7)からPコースに出て、弾むようなフットワークで駆け抜けた。青毛の馬体を大きく見せており、菊地基調教助手は「すごくいい雰囲気。元気いっぱいだよ。雨はよくないけれど、天気は大丈夫そう。あとは展開だね」と期待感たっぷりに語った。

◆馬具の効果に期待 〔5〕スマイルジャック

 (5)スマイルジャックは美浦の坂路を力強く駆け上がり、ラスト1ハロン13秒0をマークした。「いつもはコースだが、坂路でしまいだけ気合をつけた。近走の成績では強気になれないが、状態はすごくいい」と芝崎調教助手。「最近はズブくなっているので、初ブリンカーでスムーズに追走できれば」と馬具の効果に期待する。

◆不安なく至極順調〔7〕グランプリボス

 栗東トレセンを午前10時ごろにたった矢作厩舎の2頭は、午後4時前に東京競馬場に到着した。昨年の2着馬で前走マイラーズCを快勝している(7)グランプリボスは馬運車から降りると、あり余るエネルギーを放出するかのようにひと暴れ。担当の久保調教助手は「降りるとき元気がいいのはいつものとおり」と笑った。「何も不安なく来られたし、至極順調。枠もいいところを引いたからね。結構、自信を持って臨めます」とマイルGI3勝目に期待する。

◆栄冠へ虎視眈々〔17〕ダイワマッジョーレ

 京王杯SC勝ちの(17)ダイワマッジョーレは落ち着いた雰囲気。甲斐調教助手は「京王杯よりもいい状態で持ってきた。最近は味のある競馬をしてくれているし、この状態でGIに臨めるのは楽しみ」と自信ありげだった。

◆得意の舞台&距離〔8〕マイネイサベル

 (8)マイネイサベルは美浦の角馬場からWコースに出て、キビキビとした走り。適度に気合が乗り、馬体の張りも目立つ。「ヴィクトリアマイルで100%に持っていったので上積みはありませんが、その状態をキープしています」と大原調教助手は笑顔。「得意の舞台で得意の距離。ヴィクトリアマイルより(ペースは速く)流れると思いますし、松岡騎手も燃えるでしょう」と一発を狙っている。

◆マイル戦問題なし〔10〕ロードカナロア

 昨年の最優秀短距離馬(10)ロードカナロアは栗東トレセンから、午後0時30分に東京競馬場に到着。落ち着いた雰囲気だ。「東京は初めてですが、中山への輸送のときと変わりないですね。精神面で成長しています」と岩本調教助手。マイル戦は2年5カ月ぶりだが「香港スプリント以降、どっしりして、以前のムキになるところがなくなりました。1400メートルの阪急杯でも3~4コーナーでズブさを見せていたぐらいだし、距離がマイナスになることはないと思います」と気にしていなかった。

ピカピカ好馬体〔12〕ダークシャドウ

 (12)ダークシャドウは美浦の坂路(4ハロン71秒7)からWコースに入り、1ハロン16秒前後のキャンターで軽快に駆け抜けた。栗毛の好馬体はピカピカだ。「心配なく調整できている。暖かくなっているし、馬体重(前走504キロ)は510キロを切るくらいで出せそう」と橋本調教助手。初のマイル戦については「千八をこなしているし、そんなに心配することではない」と意に介さず、「ブリンカーを着けて、しまいまで気を抜かないように走れば」と全5勝を挙げる東京でのGI初制覇へ意欲を見せた。

◆筋肉モリモリ!!〔6〕グロリアスデイズ

 香港馬の(6)グロリアスデイズは東京競馬場で角馬場からダートに移動し、約1周半のキャンター調整を行った。筋肉の盛り上がりが目立ち、馬っぷりをよく見せている。「ここまで順調に調教を進められた。状態はいつも通り変わりない。当日は少し雨が降るようだが、問題はない」とサイズ調教師。

◆フォームしっかり〔11〕ヘレンスピリット

 香港馬の(11)ヘレンスピリットは東京競馬場のダートでキャンターを1周半。しっかりとしたフォームで雰囲気は上々だ。ソー調教助手は「金曜(31日)に芝で追い切ったことで、動き自体がシャープになって、状態が良くなってきた」と好気配を強調した。

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