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東京競馬場の5週連続GI開催も、今週の安田記念(6月5日、芝1600メートル)が最後となる。上半期のチャンピオンマイラー決定戦の今年の登録馬は、フルゲート18頭に満たない16頭だった。5月30日現在でサトノギャラント、ダノンプラチナ、マジックタイムが回避予定。出走馬は13頭になる見込みで、ニッポーテイオーが勝った1988年(12頭)に次ぐ少頭数戦になりそうだ。しかし、そうなったのも絶対的王者モーリス(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)の存在が大きいからだろう。
昨年1月の若潮賞(1000万下)からスピカS(1600万下)、GIIIダービー卿チャレンジT、GI安田記念、GIマイルチャンピオンシップ、GI香港マイル、そして前走のGIチャンピオンズマイルと7連勝。5月13日に発表されたワールドベストレースホースランキングでは世界3位にランクされる124ポンドという高い評価を受けた。
チャンピオンズマイル翌日の5月2日に帰国し、千葉県白井市のJRA競馬学校で1週間の輸入検疫を受けてから3週間の着地検査を兼ねて東京競馬場に移動して調整中。27日の1週前追い切りでは、芝コース単走で5ハロン65秒5-11秒5(馬なり)という上々の動きを見せている。
これまでの14戦中、7人のジョッキーとコンビを組んできたが、そのうち6人の騎手でV。折り合いに難しさを見せるタイプながら騎手を選ばずに結果を出してきた。今回はトミー・ベリー騎手が初めて手綱を取るが、実績ある騎手だけに問題はないだろう。
帰国から間がない点や、不慣れな東京競馬場での調整という点でスキはないとはいえないが、能力は断然。84年のグレード制導入後、92、93年ヤマニンゼファー、2008、09年ウオッカに次ぐ3頭目の連覇が濃厚だ。
皐月賞、菊花賞ともに2着、ダービー4着と昨年の3冠レースで善戦止まりだったリアルスティール(栗東・矢作芳人厩舎、牡4歳)が、前走のドバイターフで待望のGI初制覇。海外遠征を経験したこともあり、心身ともにたくましくなった印象も受ける。同じ帰国初戦でも2カ月半と適度に間隔があいており、慣れた栗東トレセンで調整できている点は大きい。初のマイル戦でモーリスにどこまで迫るか注目だ。
一昨年の皐月賞馬イスラボニータ(美浦・栗田博憲厩舎、牡5歳)は、同年秋のセントライト記念を最後に勝ち星から遠ざかっているが、前走の産経大阪杯5着の後は立て直して調子を上げている。1週前追いは美浦Wコースで6ハロン79秒8-12秒2とシャープな伸び。「動きは変わらずにいいし、メンバーは強いが、東京は相性がいい」と蛯名正義騎手は期待を寄せている。2歳時以来のマイル戦となった昨秋のマイルチャンピオンシップでは決してスムーズではない展開でもモーリスから0秒2差の3着と、距離適性を見せていた。今回も上位争いが期待できる。
00年フェアリーキングプローン、06年ブリッシュラックと2勝している香港から、コンテントメント(ジョン・サイズ厩舎、セン6歳)が参戦する。2月のクイーンズシルヴァージュビリーC(芝1400メートル)でGI初制覇。2走後のチャンピオンズマイルではモーリスの2馬身差2着と完敗したが、18戦9勝、2着3回、3着2回と大崩れしない点が魅力だ。右回りでしか走っていないが、フェアリーキングプローンは同じ状況で勝っているだけに、目が離せない。
サトノアラジン(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)は前哨戦の京王杯スプリングCで重賞初制覇。レースレコードタイの好タイム(1分19秒6)というだけでなく、上がり3ハロン32秒4という数字は、東京競馬場で1着となった馬の中では歴代最速という破格のタイムだった。得意のマイルになるのは好材料。ダービーのサトノダイヤモンドでハナ差負けした里見治オーナー、池江泰寿厩舎の馬に優勝馬マカヒキの川田将雅騎手が乗る点も興味深い。
ロサギガンティア(美浦・藤沢和雄厩舎、牡5歳)は阪神C制覇以来4カ月半ぶりの出走となった京王杯SCで3着とまずまずの結果を残した。ひと叩きした上積みと、実績のある東京ならマイルでも軽視できない。
マイル路線の安定勢力フィエロ(栗東・藤原英昭厩舎、牡7歳)はクリストフ・ルメール騎手との新コンビが魅力。かつての勢いは欠くが、一昨年のマイルチャンピオンシップ優勝馬ダノンシャーク(栗東・大久保龍志厩舎、牡8歳)もマイラーズCではクビ差2着と衰えがない。13年の皐月賞馬ロゴタイプ(美浦・田中剛厩舎、牡6歳)も同様にダービー卿CTで58キロのハンデを背負って2着と力を示した。いずれも底力は無視できない実力の持ち主だ。
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