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サンスポの東西精鋭記者が、1週間の密着取材で勝ち馬を探り出すGI企画『東西現場記者走る』。天皇賞・秋を担当する大阪サンスポの川端亮平記者(33)は連載3日目の26日、リアルスティールの追い切りをチェックした。秋の始動予定だった毎日王冠をパスした不安はあるが、2走前のGIドバイターフ制覇時と同じソフト仕上げで、気配は上々だ。
追い切り日のターゲットは、週初めから決まっていた。11着に敗れた安田記念以来、5カ月ぶりで本番に臨むリアルスティールだ。体調面が整わずに始動予定だった毎日王冠をパス。それだけに仕上がりが気がかりだ。
26日朝の栗東トレセンは薄もやがかかったが、お目当てが坂路に登場した午前7時25分は視界良好。登坂する姿をじっくりとチェックした。小気味いい脚さばきで馬場の真ん中を進み、直線に向いてからは自ら加速。最後まで余力を感じさせる動きで4ハロン53秒8-12秒5を計時したが…。前日の雨で時計がかかる馬場状態を考慮しても、少し物足りなさが残る内容。だが、矢作調教師には明確な意図があった。
「安田記念は当日のテンションが高くて、イレ込みがきつかった。その一因として、当週の追い切りが強かったことが考えられるので、今回はソフトに仕上げた」
理路整然とした指揮官の言葉には説得力があった。振り返れば、安田記念は1週前の追い切りが予定より軽くなったため、当週の追い切りは坂路で4ハロン50秒8の好時計を出して帳尻を合わせる形になった。だが、今回は1週前にCWコースで6ハロン82秒6-11秒9(直線仕掛け)としっかり負荷をかけ、レース週は余力を残す形に変更。ソフトな最終追い切りは、GI初勝利を挙げた2走前のドバイターフと同じ調整方法。いわば、Vパターンだ。
また、前哨戦参戦を控えた決断も吉と出たようだ。担当の柿崎助手は「毎日王冠前は普段の調教でも息が入りにくかったけど、今回は息の入りが良くなって、いつもの感じになってきた」と良化ぶりを証言。ぶっつけ本番でも力を出せる態勢は整ったとみていい。
矢作調教師は「ベストな状態で毎日王冠を叩いて臨めるのが良かったけど、次善の策は取れた。(最も良かったときと比べて)9(割)じゃないかな。もうひとつ、レースまでに上げていければ」と締めくくった。
過去30年で安田記念からの直行組は【0・0・1・7】。データ的には厳しいが、世界を制した能力は侮れない。直前気配までチェックして、取捨を決めたい。
★天皇賞・秋の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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