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【スプリングS】血統診断

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 札幌2歳Sの覇者グランデッツァは半姉が昨年の桜花賞マルセリーナ(父ディープインパクト)で、母マルバイユも仏GIアスタルテ賞(芝1600メートル、現ロートシルト賞)を制覇している。母の父マルジュは英GIセントジェームズパレスS(芝1600メートル)を制したマイラー。グランデッツァは、父が皐月賞キャプテントゥーレなど中山の重賞勝ち馬を8頭出しているアグネスタキオンに替わり、コース適性は十分といえる。

 ディープインパクト産駒のディープブリランテは近親に秋の天皇賞馬バブルガムフェロー菊花賞ザッツザプレンティなどがいる名牝系で、成長力も豊富。距離が延び、より底力が問われる本番でこそ真価を発揮するタイプだが、休み明けだった前走からの上積みを期待していい。

 2歳王者アルフレードは、近親にサクラバクシンオーがいるスピード豊かな牝系。父は2010年の勝ち馬アリゼオを出したシンボリクリスエスで、成長力があり、スピードの持続力に長ける。1ハロン延長は全く問題ない。

 サトノギャラントも同じくシンボリクリスエス×サンデーサイレンスで、注目の存在。母が阪神3歳牝馬Sなど重賞5勝を挙げたスティンガー、伯母がサンスポ賞4歳牝馬特別(現フローラS)、ローズSを勝ったサイレントハピネス、いとこには08年のこのレースで2着と好走したフローテーションがいる3歳戦向きの母系で、侮れない。

 マイネルロブストの父ゼンノエルシドは01年の京成杯AHを当時の日本レコードで勝った快速馬で、距離短縮は歓迎。祖母が2歳女王スエヒロジョウオーで、一発の魅力を秘める。

 初年度から3年連続で3着以内に好走しているキングカメハメハ産駒は中山の芝重賞で【3・3・7・30】と複勝率の高さが目立つ。ゼロスは3連勝中で勢いがあり、軽視は禁物だ。 (血統取材班)

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