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【皐月賞】最新ナマ情報

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ワールドエース(9) 長距離輸送も動じず

 きさらぎ賞、若葉Sと連勝中の(9)ワールドエースは午前7時に栗東トレセンを出発して、午後2時過ぎに中山競馬場に到着した。雨が降る中、ごく短時間の引き運動をして馬房に収まったが、落ち着いた雰囲気で初の長距離輸送にも動じた様子はなかった。森澤調教助手は「馬運車でもカイバを食べていたし、すごく落ち着いていました。雰囲気としては阪神や京都の輸送の時と変わりません」と笑顔。昨年はオルフェーヴルの担当として皐月賞に挑んだ森澤助手だが、「2頭を比べるということはありませんね。1頭1頭、変化について行くという感じ。ワールドエースも新馬の頃からいいモノを持っていると感じていたし、そのままうまくここまで来ました」と、気負うことなくクラシック第1冠に臨むつもりだ。

グランデッツァ(18) 前走よりふっくら

 重馬場のフジテレビ賞スプリングSを勝ち、前売り1番人気の(18)グランデッツァは午後3時40分過ぎに到着。中山も2度目ということもあり、落ち着いて馬房に入ると、モリモリとカイバを食べ始めた。鍋谷調教助手は「輸送はスムーズだったし、前走より体もふっくらしています」と、無事に到着したことに安堵の表情を見せた。馬場状態が悪くなっても結果を出しているだけに、「馬場は気にしていません。ここまでやれることはやってきたし、万全の状態でGIに臨めますよ」と、本番を楽しみにしていた。

ディープブリランテ(6) 折り合いがカギ

 共同通信杯スプリングSともに2着の(6)ディープブリランテは午後4時過ぎに中山に到着した。これで3戦連続で関東圏での競馬だけに、輸送には慣れたもの。落ち着いているのはこの馬にとってプラスの材料だ。貝沢厩務員は「輸送自体に問題のある馬ではないし、普段からおとなしい馬。馬体的にはなんの問題もなく臨めます。ただ、ここ2戦が折り合いを欠く競馬をしているので、もう少しすんなりしたレースができれば」と、輸送後の雰囲気のまま本番を迎えることを望んでいた。

アダムスピーク(2) 返し馬までメンコ

 ラジオNIKKEI杯2歳Sの勝ち馬(2)アダムスピークは、グランデッツァと同じ午後3時40分過ぎに中山に着いた。前走の弥生賞(8着)のときは多少、イレ込みが見られたが、1度経験したことでおとなしい雰囲気。大井調教助手は「輸送中もおとなしかった。ただ弥生賞では少しカリカリしていたので初めてパドックで2人引きしました。今回は返し馬までメンコを着用する予定。あとは当日のテンションがどうかだけですね」と、万全の態勢で大一番を迎える決意。「馬はグンと良くなっています」と前哨戦の敗退から巻き返しを狙っていた。

アーデント(5) 「絶好調だよ」

 弥生賞3着(5)アーデントは、美浦北Cコースで軽めキャンターを中心に2周。時折、尻っぱねをするなどヤンチャな仕草も見せたが、この馬らしいもので順調だ。「元気が良すぎるぐらい。絶好調だよ」。けいこをつけた山田調教助手は、鞍上で馬のお尻をポンポンと2回タッチ。その笑顔からも状態の良さが十分に伝わってきた。

ゴールドシップ(14) 「元気一杯だね」

 共同通信杯を勝って以来、約2カ月ぶりの実戦となる(14)ゴールドシップディープブリランテとともに午後4時過ぎに到着。馬房に入ってから少しうるさい仕草を見せていたが、今波厩務員は「やんちゃな面を見せた方が体調がいい馬。元気一杯だね」と、うれしそうな笑顔を見せた。初の中山コースでも「共同通信杯で前に言っても切れる脚を使えたから」と、まったく問題にしていなかった。

トリップ(3) 滑る馬場懸念

 弥生賞2着の(3)トリップは到着してから厩舎周りの引き運動。物見することもなく、淡々と運動をこなしていた。松田博調教師は「輸送でどうこういう馬じゃないし、状態はなんの不安もない。ただ、雨がなあ…。馬場が悪くても乾いていればいいけど、すべるような馬場はどうだろう」と雨空を恨めしげに見上げていた。

コスモオオゾラ(15) 道悪は大歓迎

 2004年のダイワメジャー以来の関東馬のVを目指す(15)コスモオオゾラは、すでに出走態勢が整っており美浦の厩舎周辺の運動にとどめた。「馬の雰囲気は悪くないですし、もう直前はコースに入れる必要がないと判断しました。この雨が残ってくれれば、いい競馬ができると思います」と、高橋博調教師の表情には人事を尽くした充実感が漂っていた。道悪を得意とするこの馬に、天も味方してきた印象だ。

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