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何事にも絶対はなく、競馬に至っては尚更らしいけれど、「どうですか、今年の皐月賞?」と聞けば「わからないね、これは」とか、「どこからでも入れる」とか、十中八九『混戦』といった意味合いの返答になる。
能力比較の難しさもさることながら、ハイペースかつ、重馬場になりそうだし、私の狙っていたソールオリエンスは最内に入るし…「わかりませんね、これは」とも言えないので、今週も逃げ馬に注目しつつ、勝ち馬を見極めたい。
データは過去10年分のものを使用します。
逃げた馬の成績は【0-1-1-11】。通過順の都合上、逃げ馬の数が年数より多く出ている。
内訳に目を向けると、3着1回は2013年8番人気のウインフルブルーム、2着1回は2021年、こちらも8番人気のタイトルホルダー。
私の使用しているデータソフトでは、タイトルホルダーは逃げ馬としてカウントされているが、実際のレースでは番手から早め先頭という内容。
2014年が前残り決着、タイトルホルダーのその後の活躍を踏まえると、おおむね逃げ馬は苦戦傾向にあるといっていい。
中山芝2000mのスタートは、直線入り口付近、1800mのスタートを1ハロン下げた位置にあたる。
1角までの距離は約400m。コーナー手前、急坂のある2ハロン目に位置取り争いが激しくなり、ハイラップが踏まれやすい。
隊列決定後は淡々とした流れになりがちも、短い直線を意識してレース全体が早めに動くので、後半は消耗戦になる。
底力のある逃げ・先行馬の活躍が目立つコースながら、2度の急坂を越えを要求されるタフなコースだけに、ハイペースになると一転して差し馬も決まる。
今年の逃げ馬に目を向けると、前走のスプリングSをハイラップで飛ばし、13番人気4着と健闘したグラニット陣営が逃げ宣言。
マイル重賞でもハナに行けるテンの速い馬だけに、大方ハナはこの馬とみていい。
隊列的には、その後に真ん中付近のトップナイフ、ホウオウビスケッツの横山親子、外から我慢が利けばタッチウッドが続く形か。
無理に競るというのは考えにくく、番手の馬が実質逃げといった展開も想像できるが、それでも序盤からしまったペースになりそう。
グラニットが前走スプリングSで刻んだラップをみたい。
12.3 - 11.2 - 11.9 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 12.6
1000m通過59秒4は、重馬場のコンディションを考えると速い。
それで4着に粘るのだから、グラニットが気分よく運ぶべき馬というのはわかる。
今年、「混戦、混戦」と叫ばれるのは、未知の部分の馬が多すぎることに一端がある。
とりわけ、グラニット出走によるハイペースと、土曜の降雨で荒れた馬場で行われるのは確定的にも関わらず、ハイペースと重馬場を経験した馬はほぼいない。
出走馬18頭の前走は、京成杯、弥生賞、若葉S、きさらぎ賞、共同通信杯、すみれS、朝日杯FS、スプリングS、若駒Sのいずれかに当たる。
この内、マイルの朝日杯FSを除くと、1000m通過60秒を切っているのは前述したスプリングSしかない。
そもそも、この世代の牡馬中距離重賞のペースは緩みがちで、もう少し範囲を広げても、毎日杯の59秒2、東京スポーツ杯2歳Sの58秒9があるだけ。
そして、毎日杯、東京スポーツ杯2歳Sに出走した馬で、皐月賞へ駒を進めた馬はいない。
となれば、ハイペースかつ、重馬場の経験値から、スプリングS組を上位にとりたい。
◎ベラジオオペラ。スローからのキレ比べだった新馬戦、1勝クラスから一転、速い流れになった前走のスプリングSを一発回答。直線は伸び脚の良さが目立った。
未知の部分と言う話では、1ハロン延長が鍵も、追走の感じからはこなせそうな雰囲気。おそらく内が悪くなるので、枠もいい。
○ホウオウビスケッツ。スプリングSは前で受けての2着で負けて強し。2000mは前々走のセントポーリア賞で経験済で、後半5ハロン連続11秒台のラップも秀逸。
▲マイネルラウレア。経験の面では大きく劣るものの、キャリア2戦で見せた伸び脚は出色もの。外差しの決まる馬場になるなら穴で一考。
馬券は◎の単複。◎○で2頭軸を組んだ3連複、相手は①④⑤⑦⑧⑪⑯⑱。
(文・垣本大樹)
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