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【血統アナリシス】クイーンS2022 欧州血脈のパワーを重視、近年はDansiliやMachiavellianが存在感を示す

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【血統アナリシス】クイーンS2022 欧州血脈のパワーを重視、近年はDansiliやMachiavellianが存在感を示す

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はクイーンS2022・血統予想をお届けします!


洋芝の混生で施行される札幌競馬場の重賞らしく、総じて欧州血脈のパワーを強調しやすい傾向にある。NureyevやSadler's Wells、Fairy Kingといった「Northern Dancer×Special」の血脈はもちろん、19年1着ミッキーチャーム(母の父Dansili)、18年1着ディアドラ(父ハービンジャー)とDansiliを血統表の2代目に持つ馬が2連覇していたことも気に留めておきたい。

ほか、近年はヴィクトワールピサ産駒を筆頭にMachiavellianの血を引く馬も幅を利かせており、20年1着レッドアネモス、20年3着&19年2着スカーレットカラー、18年1着ディアドラ、16年1着マコトブリジャールが該当する。

ローザノワールは、父マンハッタンカフェ×母ダノンスズラン(母の父Awesome Again)。同産駒は15年3着イリュミナンスが4番人気、17年3着クインズミラーグロが8番人気と人気薄での好走が目立つ。本馬においては2代母の父にSadler's Wellsの血を引くことも強調しやすく、同じ父と母の父の配合からはルージュバックが出た。全5勝のうち4勝が1800mと距離適性も高く、晩成気味の血統構成を踏まえれば近走の充実ぶりも侮れない。


サトノセシルは、父Frankel×母Dupe(母の父Observatory)。同産駒からは18年3着ソウルスターリングが出ており、Sadler's Wells直系という観点では18年2着フロンテアクイーンも挙げられるだろう。また、本馬は2代母の父がCaerleonとなるが、同血脈とSadler's Wellsを併せ持つ馬といえば、本競走初の2連覇を達成したオースミハルカを想起させる。昨年は別場所ながら2勝クラスからの格上挑戦で3着。今年もリピーターとして要注意。

フェアリーポルカは、父ルーラーシップ×母フェアリーダンス(母の父アグネスタキオン)。00年1着トゥザヴィクトリーの姪、17年2着トーセンビクトリーの従妹という血統背景は興味深く、本馬自身も、昨年、一昨年と2年連続で勝ち馬から0秒2差、他馬より重い56kgを背負っていたことを思えば、十分にレース適性を示したと言えるだろう。コーナー4回の1800m戦は最も得意とする条件でもあり、一発があって何ら不思議ない魅力を感じさせる。

【血統予想からの注目馬】
ローザノワール ④サトノセシル ⑨フェアリーポルカ

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