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【ズバリ!調教診断(最終版)】天皇賞(秋)2021 僅差でエフフォーリアをトップ評価!

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【ズバリ!調教診断(最終版)】天皇賞(秋)2021 僅差でエフフォーリアをトップ評価!

ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は天皇賞(秋)・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われる天皇賞(秋)の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

コントレイル【A】
栗東坂路単走。息を整える程度の内容ながら、ラスト2ハロンは24秒2-12秒1。力強さと弾力性を兼ね備えたフットワーク、そして素軽い身のこなしは光るものがある。1週前追いで見られた、前肢の出の硬さが薄れていることも好印象。いい状態で本番に臨めそうだ。


カデナ【C】
栗東坂路単走。手前替えでスムーズさを欠くも、左手前に替わると力強い脚さばきで駆け上がる。しかし、ゴール直前あたりでは余力のない形に。左回りかつ直線が長い府中のG1に臨むことを思うと、いかにも頼りない内容。評価は上げづらい。

モズベッロ【C】
栗東CW併走。1度叩いた効果もあってか、前回の中間時よりズブさは薄れている印象。ただ、追われてから抜け出すまでに時間を要したあたり、良化の余地を残しているようにも思える。この馬なりに順調なのかもしれないが、今回の舞台で上位争いに加わるには、展開や馬場など何らかの恩恵がほしい。

ポタジェ【B】
栗東P単走。鞍上の手綱の遊びが多い状態でも、ひと頃のようなハミ受けの悪い面を出すことなく、真面目に集中して走れている。流す程度の内容で見た目こそ地味だが、特に悪い点はなくデキは高いレベルで安定している印象。侮れない存在と言えよう。

エフフォーリア【A】
美浦南W併走。コーナーを回る際、いつになく落ち着いていた点は好感。直線を向いてから、前を行く2頭の間を無理なくスムーズに入れたことも評価できる。加速する時のスナップが利いたフットワーク、ギアを上げてからのストライドが大きいダイナミックなフォームは見ごたえ十分。好仕上がり。

トーセンスーリヤ【B】
美浦南W単走。コーナーで少し気の悪い面を見せたが、制御はしっかり利いているし、この馬としては手前替えもスムーズ。脚さばきに硬さはなく、身のこなしも柔らかい。毎日王冠スキップしたことも功を奏したのか、前回の中間時より気配は良く映る。有力どころの動向次第では浮上の余地があるかもしれない。

ワールドプレミア【C】
栗東坂路併走。先着を決めたものの、道中は併走馬にアオられ気味。鞍上がハミをかけようと、手元をしきりに動かすもピリッとせず、最後はステッキを入れられる始末。これでも1週前追いよりは上向いているが、物足りない内容であるのは確か。このひと追いでどこまで変わってくるか。当日の気配には注意を払いたい。

サンレイポケット【C】
栗東坂路併走。少し頭が右に向き、トビの低い走りは相変わらずだが、集中力は豊富で鞍上の指示、手ごたえに見合った動きはできている。ただ、一連の調教内容から一か八かの末脚勝負を狙っている様子。果たして今回のメンバー相手に決まるかどうか。展開や馬場がハマれば、という条件付きの狙いとなろう。

グランアレグリア【B】
美浦南W併走。手ごたえに余裕を残したまま、同入の形でゴールした。ただ、走り慣れていない中距離戦に臨むにしては、前進気勢が過ぎるような気も。動きの質はハイレベルなので、ようは実戦に行ってのゲートと道中の折り合い次第。鞍上の手腕に委ねるほかない。


カイザーミノル【C】
栗東坂路単走。失速せず最後まで脚勢を維持したものの、少し頭が高くフォームも乱れ気味。ストライドもさほど伸びておらず、さらなる距離延長に対応できるかどうかについては疑問。ましてやG1となれば、よほど展開に恵まれないと厳しいか。

ムイトオブリガード【D】
栗東坂路単走。四肢のさばきは悪くないのだが、その一方で後肢の甘さが目につき、躍動感という点では今一歩。加えて、ステッキを当てられても反応が鈍く、とにかくズブい。ベテランなりの落ち着きともとれるが、やはりいい頃の迫力ある走りに比べると見劣りする。今回は様子見が正解ではないか。

ラストドラフト【C】
美浦南W併走。前を走る僚馬に外から悠々と並びかけると、最後は余力を残したまま優勢の形でゴールした。いかにも見映えする動きだが、前回の毎日王冠は似たような感じで惨敗。1度使った上積みを見込んだとしても、相手はさらに強くなる。善戦を超えるイメージは浮かんでこない。

ペルシアンナイト【B】
栗東CW単走。頭の位置こそ高めだが、自らハミを取って進もうとする前向きさは評価できる。前肢を高く上げて、叩きつけるように馬場を蹴り込む姿は7歳という年齢をまったく感じさせない。稽古映えする馬なので過度の評価はできないものの、ひと追いごとに着々と状態は上向いている。

カレンブーケドール【B】
美浦坂路併走。1週前追いではアオられ気味だったボスジラを相手に余力残しで同入。この馬とすればコーナーリングと手前替えがスムーズだし、僚馬にぴったり並ばれた際に掛かる気配を出さないことも好感。いい仕上がり具合ではないか。

ヒシイグアス【B】
美浦南W併走。直線を向いてからの手前替えが若干遅いようにも思えたが、変換後の力強い脚どりで進む姿は見ごたえがあった。肩回りの発汗が目につくが、この厩舎の所属馬にはよくあることなので、深刻に捉える必要はない。万全とは言えないまでも、それなりに帳尻を合わせてきた印象を持つ。

ユーキャンスマイル【C】
栗東芝単走。前肢の動きこそ力強さを感じるものの、後肢が甘くアクションも小さい。元々アンバランスなフォームで走りがちの馬ではあるが、いい頃の重厚感と迫力を取り戻せていないのは気になるところ。本調子に達しているとは思えず、大望まではどうか。



【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。トップは⑤エフフォーリアとする。抜け出す際の鋭い反応、その後の前肢を有効に使った大きなフットワークは目を見張るものがあった。ひと追いごとの良化が顕著で、ほぼ態勢は整った印象を受ける。

コントレイルも差はない。帰厩後は順調にメニューを消化し、1週前追い切りでは併走馬を一蹴して好時計をマーク。今週の追い切りでも抜群の動きを披露した。仕上がりに不足はなく、あとは実戦で力まず運べるか否か。その1点に尽きよう。

<注目馬>
エフフォーリア ①コントレイル

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