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現役最強馬が好仕上がりをアピールだ。春の中距離王決定戦・大阪杯の追い切りが30日、東西トレーニングセンターで行われ、昨年の年度代表馬エフフォーリア(美浦・鹿戸雄一、牡4歳)が美浦Wコースで6ハロン82秒5―11秒2の好時計をマーク。調教評価『S』を獲得した。有馬記念は6、7割の状態で勝ったという怪物が、そのときを上回る状態で阪神競馬場に乗り込み、4つめのGⅠタイトル取りを目指す。
春の息吹が聞こえたかのように年度代表馬が目覚めた。いよいよ2022年の始動戦を迎えるエフフォーリアが、美浦Wコースで貫禄の3頭併せを披露。先週よりも豪快な走りに、2週続けて手綱を取った横山武騎手の表情は、晴れやかだった。
「(先週より)もう少しピリッとした部分がほしいということで、いつもとは違って前に馬を置いて、後ろからもつついてもらう形から最後は真ん中に入れるという理想的な追い切りができました」
先週は後方から前の2頭を追いかける形だったが、今週は前後に馬を置く2番手でスタート。道中は鞍上との呼吸ぴったりに折り合い、直線では2頭の間へ。最後は軽く仕掛けられただけで加速すると、馬体が沈み込んでラスト1ハロン11秒2(6ハロン82秒5)をマーク。内のルッジェーロ(OP)と併入し、外のレッドリベリウス(未勝利)には3馬身先着してフィニッシュした。
1週前は仕掛けてからエンジンのかかりが遅く、併せ馬で1馬身の遅れ。それでも6ハロン83秒1―11秒6の好時計をマークしていたが、今週はさらに時計を詰めたうえに、ラストはスムーズな加速を見せた。先週は「100%の時に比べるとまだまだのところがある」とジャッジしていたジョッキーも、「本当に良かった天皇賞・秋ほどではないですが、あまり状態が良くなくて6、7割だった有馬記念よりは上がっていて、8割くらいの状態で出られると思います」と良化の手応えを感じ取った様子だ。
6、7割の状態で有馬記念を完勝したことも驚きだが、そのときより上の8割なら当然、必勝ムードが漂う。ただ今回は5連勝中の新星ジャックドールや、昨年の覇者レイパパレなど、有馬記念とは違う初対決の強豪たちが相手。さらに初めての阪神コース、初めての長距離輸送という課題ものしかかる。それでも「輸送は初めてなのでやってみないと分からないところはありますが、器用な馬なので阪神コースも心配していません。去年の年度代表馬でグランプリホース。それに恥じないよう、しっかりとこの馬の能力を出し切って勝てるようにしたい」と、デビューから手綱を取り続ける横山武騎手の信頼に一点の曇りもない。
大阪杯のあとは宝塚記念を予定していて、春はこの2戦に全力投球。順調なら秋は天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念のローテーションも発表されている。年内は国内のレースに専念し、来年には世界への可能性も。サウジやドバイで勝ちまくった日本馬の総大将として、まずは大阪杯V。王者エフフォーリアの負けられない戦いが始まる。 (三浦凪沙)
★鹿戸師TALK★
――最終追い切りが終わった
「先週でずいぶん負荷がかかっていると思ったので、今週は最後3頭できっちり併せるように。雰囲気も良くて、動きも問題なかったです。いい稽古だったと思います。先週はまだ体に余裕があったけど、絞れてきて、いい感じになってきました」
――初めての輸送競馬と阪神コース
「若い頃は馬運車の中でいたずらすることもありましたが、最近はおとなしくなって問題ないです。1日早く(4月1日に)輸送して、土曜日にスクーリングをする予定ですし、小回りコース(札幌の新馬戦、中山の皐月賞)でも勝っている馬なので阪神コースについては心配していません」
――意気込みを
「たくさんの方に応援してもらって、本当に感謝しています。なかなかこれだけの馬をやらせてもらって、毎日が緊張です。万全な体調で送り出せるように、あと何日かしっかりやるだけです」
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