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NHKマイルCの創設によりトライアルとなった3歳限定のマイル重賞。トライアルに指定される以前からハイレベルなメンバーが集まる一戦として周知されており、第4回(1986年)のニッポーテイオー、第6回(1988年)のオグリキャップ、第10回(1992年)のシンコウラブリイ、第12回(1994年)のヒシアマゾンなど、名だたる名馬たちが本競走を制している。昨今はローテーションの多様化にともない本番との直結度も薄くなったが、過去には第15回(1997年)のシーキングザパール、第16回(1998年)のエルコンドルパサー、第30回(2012年)のカレンブラックヒルが、続くNHKマイルCにも勝って世代のマイル王に輝いた。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝ち タイム |
騎手 | 調教師 | レース 結果 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第42回 |
2024年4月6日 中山 芝1600m |
エコロブルーム | 牡3 | 1:34.4 | 横山武史 | 美 | 加藤征弘 | 全着順を 見る | |
第41回 |
2023年4月8日 中山 芝1600m |
エエヤン | 牡3 | 1:33.7 | M.デムーロ | 美 | 伊藤大士 | 全着順を 見る | |
第40回 |
2022年4月9日 中山 芝1600m |
ジャングロ | 牡3 | 1:33.5 | 武豊 | 栗 | 森秀行 | 全着順を 見る | |
第39回 |
2021年4月10日 中山 芝1600m |
バスラットレオン | 牡3 | 1:33.1 | 藤岡佑介 | 栗 | 矢作芳人 | 全着順を 見る | |
第38回 |
2020年4月11日 中山 芝1600m |
ルフトシュトローム | 牡3 | 1:33.0 | 石橋脩 | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る | |
第37回 |
2019年4月6日 中山 芝1600m |
ワイドファラオ | 牡3 | 1:34.2 | 内田博幸 | 栗 | 角居勝彦 | 全着順を 見る | |
第36回 |
2018年4月7日 中山 芝1600m |
カツジ | 牡3 | 1:34.2 | 松山弘平 | 栗 | 池添兼雄 | 全着順を 見る | |
第35回 |
2017年4月8日 中山 芝1600m |
ジョーストリクトリ | 牡3 | 1:36.0 | A.シュタルケ | 栗 | 清水久詞 | 全着順を 見る | |
第34回 |
2016年4月9日 中山 芝1600m |
ダンツプリウス | 牡3 | 1:33.9 | 丸山元気 | 栗 | 山内研二 | 全着順を 見る | |
第33回 |
2015年4月11日 中山 芝1600m |
ヤマカツエース | 牡3 | 1:34.8 | 池添謙一 | 栗 | 池添兼雄 | 全着順を 見る | |
第32回 |
2014年4月12日 中山 芝1600m |
ショウナンアチーヴ | 牡3 | 1:33.3 | 後藤浩輝 | 美 | 国枝栄 | 全着順を 見る | |
第31回 |
2013年4月6日 中山 芝1600m |
エーシントップ | 牡3 | 1:34.8 | 内田博幸 | 栗 | 西園正都 | 全着順を 見る | |
第30回 |
2012年4月7日 中山 芝1600m |
カレンブラックヒル | 牡3 | 1:33.2 | 秋山真一郎 | 栗 | 平田修 | 全着順を 見る | |
第29回 |
2011年4月9日 阪神 芝1600m |
エイシンオスマン | 牡3 | 1:34.5 | 幸英明 | 栗 | 松永昌博 | 全着順を 見る | |
第28回 |
2010年4月10日 中山 芝1600m |
サンライズプリンス | 牡3 | 1:32.9 | 横山典弘 | 栗 | 音無秀孝 | 全着順を 見る | |
第27回 |
2009年4月11日 中山 芝1600m |
サンカルロ | 牡3 | 1:33.8 | 吉田豊 | 美 | 大久保洋 | 全着順を 見る | |
第26回 |
2008年4月12日 中山 芝1600m |
サトノプログレス | 牡3 | 1:35.0 | 横山典弘 | 美 | 国枝栄 | 全着順を 見る | |
第25回 |
2007年4月7日 中山 芝1600m |
トーホウレーサー | 牡3 | 1:33.9 | 後藤浩輝 | 栗 | 川村禎彦 | 全着順を 見る | |
第24回 |
2006年4月8日 中山 芝1600m |
マイネルスケルツィ | 牡3 | 1:33.5 | 柴田善臣 | 美 | 稲葉隆一 | 全着順を 見る | |
第23回 |
2005年4月9日 中山 芝1600m |
マイネルハーティー | 牡3 | 1:33.4 | 内田博幸 | 栗 | 中村均 | 全着順を 見る | |
第22回 |
2004年4月10日 中山 芝1600m |
シーキングザダイヤ | 牡3 | 1:33.5 | 武豊 | 栗 | 森秀行 | 全着順を 見る | |
第21回 |
2003年4月12日 中山 芝1600m |
エイシンツルギザン | 牡3 | 1:34.6 | 横山典弘 | 栗 | 藤原英昭 | 全着順を 見る | |
第20回 |
2002年4月6日 中山 芝1600m |
タイキリオン | 牡3 | 1:32.1 | 柴田善臣 | 美 | 田中清隆 | 全着順を 見る | |
第19回 |
2001年4月7日 中山 芝1600m |
キタサンチャンネル | 牡3 | 1:35.7 | 高橋亮 | 栗 | 橋口弘次 | 全着順を 見る | |
第18回 |
2000年4月8日 中山 芝1600m |
エイシンプレストン | 牡3 | 1:34.4 | 福永祐一 | 栗 | 北橋修二 | 全着順を 見る | |
第17回 |
1999年4月25日 東京 芝1400m |
ザカリヤ | 牡3 | 1:23.4 | 的場均 | 美 | 二ノ宮敬 | 全着順を 見る | |
第16回 |
1998年4月26日 東京 芝1400m |
エルコンドルパサー | 牡3 | 1:22.2 | 的場均 | 美 | 二ノ宮敬 | 全着順を 見る | |
第15回 |
1997年4月20日 東京 芝1400m |
シーキングザパール | 牝3 | 1:21.1 | 武豊 | 栗 | 森秀行 | 全着順を 見る | |
第14回 |
1996年4月20日 東京 芝1400m |
ファビラスラフイン | 牝3 | 1:22.4 | 藤田伸二 | 栗 | 長浜博之 | 全着順を 見る | |
第13回 |
1995年6月4日 東京 芝1600m |
シェイクハンド | 牝3 | 1:35.3 | 芹沢純一 | 栗 | 沖芳夫 | 全着順を 見る | |
第12回 |
1994年6月5日 東京 芝1600m |
ヒシアマゾン | 牝3 | 1:35.8 | 中舘英二 | 美 | 中野隆良 | 全着順を 見る | |
第11回 |
1993年6月6日 東京 芝1600m |
トーヨーリファール | 牡3 | 1:34.6 | 松永昌博 | 栗 | 松永善晴 | 全着順を 見る | |
第10回 |
1992年6月7日 東京 芝1600m |
シンコウラブリイ | 牝3 | 1:34.9 | 岡部幸雄 | 美 | 藤沢和雄 | 全着順を 見る | |
第9回 |
1991年6月2日 東京 芝1600m |
ヴァイスシーダー | 牡3 | 1:35.3 | 柴田善臣 | 栗 | 増本豊 | 全着順を 見る | |
第8回 |
1990年6月3日 東京 芝1600m |
ミュージックタイム | 牡3 | 1:34.9 | 岡部幸雄 | 美 | 松山康久 | 全着順を 見る | |
第7回 |
1989年6月4日 東京 芝1600m |
アクアビット | 牡3 | 1:35.1 | 柴田政人 | 美 | 嶋田功 | 全着順を 見る | |
第6回 |
1988年6月5日 東京 芝1600m |
オグリキャップ | 牡3 | 1:34.0 | 河内洋 | 栗 | 瀬戸口勉 | 全着順を 見る | |
第5回 |
1987年6月7日 東京 芝1600m |
ユーワジェームス | 牡3 | 1:35.2 | 安田富男 | 美 | 新関力 | 全着順を 見る | |
第4回 |
1986年5月24日 東京 芝1600m |
ニッポーテイオー | 牡3 | 1:36.8 | 郷原洋行 | 美 | 久保田金 | 全着順を 見る |
1971年にニュージーランドのベイオブプレンティレーシングクラブからカップの寄贈を受けて開催された「ベイオブプレンティレーシングクラブ賞グリーンステークス」が本競走の前身で、1983年に3歳限定の重賞「ニュージーランドトロフィー4歳ステークス」へとその姿を変えた。1984年のグレード制導入時にG3に格付け。その3年後の1987年にはG2昇格を果たした。NHKマイルCが新設された1996年に施行時期を6月から4月へ移すとともに、同レースのトライアル競走に指定。上位3頭までにNHKマイルCへの優先出走権が与えられるようになる。その後、2000年に東京1400mから中山芝1600mに移設。2001年には馬齢表記の国際化にともない、競走名が「ニュージーランドトロフィー」に改称された。
第1~4回(1983~1986年)は5月下旬。第5~13回(1987~1995年)は6月上旬。第14~17回(1996~1999年)は4月中旬~下旬。第18回(2000年)以降は4月上旬~中旬に開催されている。
施行場所:中山芝1600m(右・外回り) 出走資格:3歳牡馬・牝馬 1着賞金:5400万円 負担重量:馬齢重量
1983年 | 東京芝1600m、4歳(現在の3歳)、定量、混合競走、「ニュージーランドトロフィー4歳ステークス」として創設 |
---|---|
1984年 | G3(国内独自)に格付け |
1987年 | G2(国内独自)に昇格 |
1996年 | 競走名を「ニュージーランドトロフィー4歳ステークス(NHKマイルCトライアル)に改称施行距離を芝1400m、出走資格を4歳(現在の3歳)牡馬・牝馬に変更指定交流競走に指定 |
2000年 | 施行場を中山芝1600m(外)に変更 |
2001年 | 競走名を「ニュージーランドトロフィー(NHKマイルCトライアル)」に改称 |
2003年 | 負担重量を馬齢重量に変更 |
2007年 | 格付け表記をJpn2に変更 |
2009年 | 国際競走に指定、国際G2に格付け |
2011年 | 阪神芝1600m(外)で施行 |
2019年 | 「ウオッカ追悼競走」の副題を付して実施 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
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