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【紫苑S2024】血統アナリシス 母の父として異彩を放つクロフネ、ルーラーシップ産駒は人気薄の激走にも要注意

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【紫苑S2024】血統アナリシス 母の父として異彩を放つクロフネ、ルーラーシップ産駒は人気薄の激走にも要注意


重賞に昇格した2016年以降、ハービンジャー(2017年ディアドラ、2018年ノームコア)とキズナ(2020年マルターズディオサ、2021年ファインルージュ)が種牡馬として2連覇を達成。ほか、2019年にはルーラーシップ産駒のパッシングスルーとフェアリーポルカでハナ差の1~2着となるなど、種牡馬傾向は極端な偏りをみせている。

一方、母の父としてはクロフネが存在感を放ち、2018年1着ノームコア、2019年1着パッシングスルー、2021年2着スルーセブンシーズ、2022年1着スタニングローズと毎年のように上位を賑わせていることを気に留めておきたい。

バランスダンサーは、父エピファネイア×母マーチャンテイマー(母の父クロフネ)。同産駒は昨年の勝ち馬モリアーナが出た勢いを評価しやすいが、注目は母の父に配されたクロフネの血脈で、このパターンには重賞昇格後の勝ち馬8頭のうち3頭が該当する。本馬はホエールキャプチャを筆頭にクロフネとの相性のよさが光る一族でもあり、1勝馬の身ではあるものの、血統背景を鑑みれば重賞戦線でも通用する資質を秘めていて不思議はない。

ホーエリートは、父ルーラーシップ×母ゴールデンハーブ(母の父ステイゴールド)。前述のとおり同産駒は2019年にハナ差の接戦を演じているが、20年2着パラスアテナは10番人気、21年5着トウシンモンブランは13番人気、と2桁人気馬の激走が目立つことも特徴となっている。なお、本馬はフラワーカップを8番人気で2着に好走した中山実績があり、血統的にも2代母の父にクロフネの血を引くことは覚えておきたいポイントだ。



【血統予想からの注目馬】
バランスダンサー ⑩ホーエリート


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