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【朝日杯FS】ドルチェモア、オオバンブルマイなど今年も無敗馬の優勝なるか? 2歳マイルGⅠの注目点

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【朝日杯FS】ドルチェモア、オオバンブルマイなど今年も無敗馬の優勝なるか? 2歳マイルGⅠの注目点

★過去10年で無敗馬の優勝が6回 今年は2戦2勝馬が3頭、1戦1勝馬も2頭登録

朝日杯FSでは無敗馬が過去10年で6勝を挙げており、昨年は2戦2勝のドゥデュースが勝って、JRA賞最優秀2歳牡馬を受賞した。今年の朝日杯には、札幌の新馬戦→サウジアラビアRC(GⅢ)を連勝したドルチェモア(牡、栗東・須貝尚介厩舎)、中京の新馬戦→京王杯2歳S(GⅡ)を連勝したオオバンブルマイ(牡、栗東・吉村圭司厩舎)、新潟の新馬戦→秋明菊賞(1勝クラス)を連勝したコーパスクリスティ(牡、栗東・中内田充正厩舎)の2戦2勝馬3頭と、エンファサイズ(牡、栗東・四位洋文厩舎)、レイベリング(牡、美浦・鹿戸雄一厩舎)の1戦1勝馬2頭が登録しているが、今年も無敗のチャンピオンが誕生するだろうか。なお、11月26日の新馬戦(東京)を勝ち上がったレイベリングは、朝日杯当日がデビューから23日目で、グレード制を導入した1984年以降のデビュー最速GⅠ制覇がかかる。

★2013年アジアエクスプレス以来のVなるか 今年は3頭のマル外が登録

今年の朝日杯FSには、京王杯2歳S(GⅡ)で2着に入ったボルトドーロ産駒の米国産馬フロムダスク(牡、栗東・森秀行厩舎)、フランケル産駒の愛国産馬ティニア(牡、栗東・池江泰寿厩舎)と英国産馬のレイベリング(牡、美浦・鹿戸雄一厩舎)と3頭の外国産馬が登録しており、2013年のアジアエクスプレス以来9年ぶりとなるマル外による朝日杯制覇を目指す。ボルトドーロ産駒は今回がJRA・GⅠ初出走で、フランケル産駒は20年グレナディアガーズ以来2年ぶり2回目の朝日杯制覇がかかるが、今年出走予定のマル外は好走することができるだろうか。なお、英国産馬がJRA・GⅠを勝てば05年の安田記念アサクサデンエン)以来17年ぶり、愛国産馬がJRA・GⅠを勝てば02年工リザベス女王杯(ファインモーション)以来20年ぶりとなる。


★今年開業の調教師で最多の16勝をマーク 嘉藤貴行調教師がJRA・GⅠに初挑戦

朝日杯FSバグラダス(牡)を登録している嘉藤貴行調教師(美浦)は、今回がJRA・GⅠ初挑戦となる。嘉藤調教師は今年3月の開業以降、JRA競走で16勝を挙げており、今年開業した調教師では最多の勝利数を記録している(※12月11日現在)。バグラダスは通算3戦2勝という成績で、嘉藤師のJRA重賞初出走となった8月の新潟2歳S(GⅢ)では4着に入っている。同馬が勝てば、嘉藤師は騎手時代も通じて重賞初制覇となるが、調教師として初のJRA・GⅠ挑戦はどのような結果になるか。なお、バグラダスには吉田隼人騎手が騎乗を予定している。

★22年ぶりの制覇を狙う横山典弘騎手 親子3代制覇がかかる横山武史騎手にも注目

アスター賞1着以来、中98日での出走となるドンデンガエシ(牡、美浦・尾関知人厩舎)には、デビューから3戦続けて横山武史騎手が騎乗してきたが、朝日杯FSでは武史騎手の父・横山典弘騎手が騎乗を予定している。横山典弘騎手は、2000年に朝日杯FSの前身である朝日杯3歳Sをテン乗りのメジロベイリーに騎乗して制しているが、22年ぶりに朝日杯で勝利を挙げることができるだろうか。なお、武史騎手は朝日杯でレイベリング(牡、美浦・鹿戸雄一厩舎)に騎乗予定で、祖父・横山富雄元騎手(1979年優勝)、父・典弘騎手(00年優勝)に続く朝日杯親子3代制覇を目指す。また、ウメムスビ(牡、栗東・新谷功一厩舎)に騎乗予定の角田大河騎手には朝日杯親子制覇がかかる(※大河騎手の父・角田晃一元騎手は94年に朝日杯3歳S優勝)。

★今年のJRA2歳重賞では1・2番人気馬が苦戦も…過去10年で1番人気馬が3勝、2着3回

今年実施されたJRA2歳重賞12レースの結果を見ると1番人気馬は2勝2着2回、2番人気馬が1勝2着2回と苦戦しており、3連単払戻金が10万円を超えたのが6レースと波乱の決着がたびたび見られる(※12月11日現在)。朝日杯FSは、1・2着が1(2)番人気=2(1)番人気で決まるケースが多く、グレード制を導入した1984年以降、JRA・GⅠの中では最多の10回を数えるが、今年はどのような結果となるだろうか。なお、過去10年の朝日杯では1番人気馬が3勝、2着3回、2番人気馬が2勝、2着2回という成績を残している。

リバティアイランド阪神JFを制覇 2歳GⅠ連勝狙う中内田充正調教師、川田将雅騎手

先週の阪神JFリバティアイランドで制した中内田充正調教師(栗東)は、朝日杯FSに新馬戦(新潟)→秋明菊賞(1勝クラス)を連勝したコーパスクリスティ(牡)を登録している。同一年に阪神JF朝日杯FSを連勝すれば、2016年の藤沢和雄元調教師以来2人目となるが、中内田調教師は2週連続GⅠ制覇を遂げることができるかどうか。なお、朝日杯FSが実施される12月18日は中内田調教師の44歳の誕生日で、自らのバースデーを祝う勝利を挙げることができるか注目される。


また、リバティアイランドに騎乗して阪神JFを制した川田将雅騎手は、朝日杯FSで(株)ダノックスの所有馬ダノンタッチダウン(牡)に騎乗する予定。川田騎手がJRA2歳重賞で(株)ダノックスの所有馬に騎乗した時の成績は8戦5勝、2着2回(勝率.625、連対率.875)となっているが、川田騎手は今週もGⅠを制すことができるかどぅか。

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