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【漆山“教授”のGI因数分解】キングリー&レイエンダに熱視線

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【漆山“教授”のGI因数分解】キングリー&レイエンダに熱視線

 秋の京都GIは常に波乱のイメージがつきまとう。マイルCSも過去10年で1番人気の優勝は2009年のカンパニーだけで、前6年は連対もなし。GI馬5頭と群雄割拠の今年もひと筋縄ではいかない。

 (1)“スーパーGII”勝ち馬

 このレースと密接にリンクするのが毎日王冠だ。の通り、勝ち馬は同年のマイルCSで【5・2・1・3】連対率63・6%の好成績を誇る。昨年Vのアエロリットが唯一、掲示板外の12着に終わっているが、代わりに2着ステルヴィオがVを飾った。さまざまな路線から有力馬が集結する“スーパーGII”の好結果は軽視禁物だ。

 (2)富士S経由の4歳馬

 単純な前走別成績でみると、近年台頭しているのが富士S組。過去10年中8年で馬券に絡んでいる。全体成績は【3・5・1・44】連対率15・1%で的を絞りづらいようにも思えるが、4歳馬に限定すると【1・4・0・5】同5割だ。09年にマイネルファルケが14番人気で2着、11年エイシンアポロンが5番人気でVと配当的な面からも見逃せない。

 (3)京都マイルの常勝厩舎

 14年以降の京都芝1600メートル(外回り)・高額条件戦(3勝クラス以上)での調教師成績ベスト5が。1~4位をマイルCS出走厩舎が占めたのはさすがだが、なかでも特筆すべきは藤原英厩舎。【6・5・3・15】連対率37・9%もさることながら、回収率が単勝434%/複勝164%と高配当を演出している。先週のD杯2歳Sをレッドベルジュールで制したのは記憶に新しい。さらに、牝馬に限定すると【3・0・1・1】だ。

★注目馬

 ダノンキングリー毎日王冠を最後方から直線一気の離れ業で快勝。勝ち時計もコースレコードに0秒2差だった。マイルにも2戦2勝と良績を残している。

 富士S2着の4歳レイエンダは、勝ち馬を上回る上がり3ハロン33秒0。過去10年で前走・上がり3ハロン最速馬が【3・3・2・11】連対率31・6%というデータも後押しする。同3着で藤原英厩舎のレッドオルガは、7年連続で3着内のディープインパクト産駒だ。(漆山貴禎)



マイルCSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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