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史上最強ダービーの枠順が27日に確定。4戦4勝の青葉賞馬ペルーサは5枠9番に決まった。9番からは1966年を最後に勝ち馬が出ていないが、無敗のダービー馬トキノミノルが9番から誕生。昨年、念願のダービージョッキーとなった横山典弘騎手(42)の手綱で青葉賞馬は勝てないというジンクスを打ち砕き、ペルーサが44年ぶりの歴史的勝利を決める!
確定枠順へ
ノリの手綱で44年ぶりのVゴールだぁ!
デビューから4連勝でダービーと同じ舞台の青葉賞を圧勝したペルーサが5枠9番を引き当てた。9番からは66年のテイトオーを最後に優勝馬が出ていないが、51年に優勝したトキノミノルは10戦10勝でダービーを制した伝説の名馬だ。
「外枠で外々を走らされるよりは全然いいし、元々レースが上手なので、ここならロスなく競馬ができそう。ゲートもスッと出られるし、競馬に注文が付かないからね」。津曲大祐調教助手は好枠と受け止め、愛馬のセンスの良さに全幅の信頼を寄せる。
頼もしいのが、主戦の横山典弘騎手だ。15度目の挑戦だった昨年、ロジユニヴァースで悲願のダービー制覇。今年はJRA70勝(27日現在)を挙げてリーディングを独走(2位は岩田康の42勝)。ヴィクトリアマイル(ブエナビスタ)、オークス(サンテミリオン)と2週連続でGI優勝。オークスは本番で不振だったサンスポ賞フローラS優勝馬を勝利に導くなど手綱が冴え渡る。今回は、武豊(98年スペシャルウィーク、99年アドマイヤベガ)、四位洋文(07年ウオッカ、08年ディープスカイ)に次ぐ史上3人目のダービー連覇の記録がかかる。
ペルーサは最終追い切り翌日の木曜は、調教開始時間の午前5時30分過ぎに北馬場Cコース(ダート)に登場。ダク(速歩)を踏みながら時折、首を上下に大きく振る仕草を見せて元気一杯。見届けた藤沢和雄調教師は「いつも通りで順調だよ」と安堵の表情だ。
青葉賞馬は、まだダービーを勝っていない。藤沢和師が手がけた名馬シンボリクリスエス(02年)、ペルーサの父ゼンノロブロイ(03年)も2着に敗れた。その悔しい思いや経験を踏まえて作り上げられたのがペルーサだ。潜在能力の高さに加えて、短期間での成長と充実ぶり。1度も負けていないという事実は、3歳春の時点で当時の父やクリスエスを超越している。
“勝てない青葉賞馬”のジンクスの打破、父ロブロイの雪辱、トレーナー悲願の牡馬クラシック初制覇へ-。「乗っているだけで楽しくなる」とノリが惚れ込むペルーサが、伝説の名馬の枠から11頭目となる無敗ダービー馬に輝き、新たな伝説を作る。(片岡良典)
★トキノミノルとは
1948年5月2日に北海道・三石町で生まれた競走馬。50年7月の函館のデビュー戦を「パーフェクト」という名前で圧勝すると、大映社長だった永田雅一オーナーがダービーを意識できる馬に命名しようと考えていた「トキノミノル」に改名。その期待に応え、パーフェクトな成績で51年ダービーも1番人気に応え快勝。史上4頭目の無敗のダービー馬となった。レースから17日後に破傷風で死去。作家の吉屋信子が一般紙に追悼文を寄稿するなど人気は全国的だった。東京競馬場にはトキノミノルの像が建てられ、共同通信杯はトキノミノル記念として施行されている。
★馬名の意味 マラドーナ監督の愛称
ペルーサは、スペイン語で綿毛、布地の毛などの意味。転じて、もじゃもじゃ頭なども指す。サッカーの元アルゼンチン代表(現監督)、ディエゴ・マラドーナの愛称でもある。W杯イヤーで、ペルーサが歴史的Vゴールに挑戦だ。
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