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宝塚記念を関東馬ナカヤマフェスタが制し、上半期の平地GIは関東6勝Vs関西5勝と、97年以来13年ぶりに関東馬が勝ち越した。今週のラジオNIKKEI賞も過去10年で関東馬が7勝と大きくリード。注目は2頭出しで挑む藤沢和雄厩舎のリリエンタールとシャイニンアーサーだ。ともに手頃なハンデで上位進出を狙う。
リリエンタールは青葉賞で5着に敗れ、ダービー出走は叶わなかった。目標をここに切り替えると、宮城県の山元トレセンに放牧に出され、今月10日の帰厩まで1カ月以上じっくり休ませた。
この転換が奏功し、馬体に張りが出て、さらにいい雰囲気で戻ってきた。以降、坂路中心の調整で、毎週水、日曜に4ハロン51秒~52秒台の時計を出して、順調に乗り込まれた。「敗れはしたが青葉賞のデキ、内容とも悪くなかった。今回はそれ以上のデキで臨める」と藤沢和雄調教師は仕上がりに太鼓判を押す。
血統面でも期待は高い。父モンジューは99年の仏&愛ダービーや凱旋門賞などGI6勝。母アンナモンダも独1000ギニー馬と欧州の重厚血統で、タフさでは群を抜く。リリエンタールは未勝利は稍重、水仙賞は不良の馬場で勝利を挙げ、特性を継承している。「馬場は荒れれば荒れるほどいい」と、トレーナーが道悪を歓迎するのも納得だ。福島は週末まで雨の予報で、リリエンタール向きの馬場になりそうだ。「たとえ良馬場でも、福島は少しの雨で傷んで、タフな競馬になりがち。多少短いが、距離も対応できるはず」と梅雨時の競馬に勝機を見いだす。
ハンデの54キロも、「同じ(賞金)900万でも52~55キロの差。420~30キロと小柄なだけに、1キロでも軽いのはいいね」とトレーナーは笑みをこぼす。ここで結果を出せば、長距離適性からも、春は叶わなかったクラシックの舞台、菊花賞に出走という目も出てくるだけに、何としてもVをと、陣営は意気込む。
もう1頭のシャイニンアーサーは、中2週での参戦だ。「前走は外枠で後ろからの競馬になったが、終いは伸びている。特に疲れはなく、ここにきて良化してきて、終いの詰めっぷりもさらに良くなったよ」とトレーナーは上昇ぶりをアピール。不良馬場で未勝利を勝ち上がり、道悪は問題なし。距離適性では僚馬よりも向いており、斤量も1キロ軽い53キロ。チャンスは十分だ。
関東馬優勢の追い風に乗り、藤沢和調教師が2頭で上位独占を目指す。(松永昌也)
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