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【高松宮記念2024】ズバリ!調教診断(最終版) 充実一途のルガルを最高評価!小差でマッドクールらが続く!

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【高松宮記念2024】ズバリ!調教診断(最終版) 充実一途のルガルを最高評価!小差でマッドクールらが続く!


ウマニティ重賞攻略チームが、毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は高松宮記念・調教予想(最終版)をお届けします!


日曜日に行われる高松宮記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

ビッグシーザー【B】
栗東坂路単走(20日)。首がやや高く、トビも低めだが、四肢のさばき自体は力強く、回転力もある。フォームのバランスも悪くはない。ラストも鞍上の合図に応じるべく、きちんと加速できており、体調面の不安はなさそう。少なくとも、前回のデキを下回るということはなさそうだ。


マッドクール【A】
栗東坂路単走(20日)。少し左右にブレる場面もあったが、この馬とすれば真っすぐ登坂できているほう。右に張る癖が強く出ていないのも良い傾向。ラストのいちばんキツいところで軽く促されると、首をしっかり使って一気に加速。キレも力強さもある良い走りだった。好気配。

ナムラクレア【B】
栗東CW単走(20日)。やや完歩が小さく映るものの、首と前肢の連動が良く、リズム感のある動き。フォームも安定している。もう少し仕掛けに対する反応に鋭さがほしいが、全体的な走りの雰囲気は決して悪くない。赤マル急上昇とはいかなくても、それなりに整えてきた印象を持つ。

モズメイメイ【C】
栗東坂路併走(20日)。トビが低く、やや硬めの走りだが、この馬の場合はこれが平常運転。それ自体をマイナス視する必要はない。ただ、力みがちのせいか、フットワークのバランスが良くなく、ラストの伸びもひと息。こんな様子でも好走したことがある馬とはいえ、調教観点的に高評価はしづらい。

トウシンマカオ【B】
美浦W単走(20日)。頭を上げて口向きの悪さを出すなど、鞍上は制御にひと苦労。とはいえ、持ち直してからの走りは躍動感抜群。これを見せられると、安易に低評価をつけることはできないように思える。判断に悩ましいが、今回は良い部分を評価してのB判定としたい。

ルガル【A】
栗東坂路単走(20日)。前向きな面を見せながらも、鞍上の制御はしっかりときいている。がっしりとした馬体にありがちな硬さはなく、バネを感じさせるフットワーク。フォームも安定している。ラストの反応と伸びも上々。状態の良さがじゅうぶんに伝わってくる好内容だった。

テイエムスパーダ【B】
栗東坂路単走(20日)。頭の高いフォームではあるが、四肢のさばきは力強く、集中力も最後まで途切れていない。ゴール前でモタモタした面が目についた、1週前よりも走りは良くなっている。厳しく見れば、もう少し首を柔らかく使ってほしいところだが、気配は決して悪くない。自分の競馬はできそうだ。

ソーダズリング【A】
栗東坂路単走(20日)。混雑する時間帯、荒れ始めた走路でも、体幹しっかりのフォームで真っすぐ登坂。フットワークが柔らかく、それでいて力感もある。しまいの反応と伸びも良かった。元来が攻め巧者ということを考慮しても、気配の良さは目を引くものがある。高く評価したい。

シャンパンカラー【B】
美浦W併走(20日)。良い意味での前進気勢があるし、四肢のさばきも力強い。いい頃の俊敏な動きが戻りつつあり、手前替えもスムーズ。鞍上の合図に対しても、きちんと反応していた。実戦を一度使った効果もあってか、着々と状態は上向いている。


ビクターザウィナー【B】
中京芝単走(19日)。直線序盤は物見をするなど、集中力を欠き気味。その点はどうかも、左→右に手前を替えると、重心を下げて力強い走りに。その後もスムーズに加速できていた。派手なアクションこそないが、不慣れな環境での追い切りと考えれば、悪くない内容といえる。

メイケイエール【B】
栗東坂路単走(20日)。テンション高めの走りは変わっていないが、弾力性と力強さを兼備した脚さばきは健在。ゴール前は気を抜くような感じになったものの、このあとのケアを考えれば、悪いことではないように思える。とにもかくにも、この馬は折り合い次第。今回は動きの質を評価してのB判定としておきたい。

ロータスランド【B】
栗東坂路併走(20日)。四肢のさばきは力強く、それでいて素軽さもある。活気じゅうぶんであるにもかかわらず、きちんと制御がきいている点も好印象。稽古の良さが本番につながらないケースが多いだけに、過度の評価はしづらいものの、もっとやれてもおかしくない攻め気配ではある。

ウインカーネリアン【B】
美浦W単走(20日)。安定感のあるコーナリングで直線に入る。その後も、首の角度良く、しっかり馬場をとらえてパワフルな走り。それでいて、無駄な力みはなく、体を上手に使えている。前回がかなり良い仕上がりだったので、大きな上積みまではどうかも、デキ落ちという印象はまったくない。

ママコチャ【C】
栗東坂路単走(20日)。手前替えを拒み、頭を左右に振る場面も。その後の動きも不安定。ただ、北九州記念の最終追い切りも、似たような感じだった。脚さばき自体は力強く、手慣れた騎手が乗れば、変わる可能性はある。当欄の判定はCにとどめておくが、当日の気配次第では再考の必要があるかもしれない。

ディヴィーナ【C】
栗東坂路単走(20日)。脚元の動きこそ力強いが、気持ちが先走っているのか、頭の位置がブレ気味で、若干雑な走り。完歩も小さく映る。いい時は、もっと前後のバランスが良く、弾むようなフットワークを見せる馬。それを思うと、評価は上げづらい。

ウインマーベル【B】
美浦W併走(20日)。首の高さや背腰の緩さが目についた1週前とは違い、重心を低く保ち、力強い脚さばき。首や前肢の使い方も良くなっている。本来の走りに近づきつつある印象。このあとの微調整でさらに上向くようなら、いい状態で臨めそうだ。 

マテンロウオリオン【C】
栗東坂路併走(20日)。頭の位置がやや高く、首の使い方がぎこちない。脚さばき自体は素軽く、回転力もあるのだが……。折り合いを整えていることは評価できるものの、この馬にはまだ上の走りがある。その点を鑑みると、高評価をつけるのはためらってしまう。


シュバルツカイザー【C】
美浦W単走(20日)。前肢の動きはパワフルなのだが、力みがちで掛かり気味。若干モタれる面を見せていたのも気になるところ。推進力あふれる走りを見せていた、前回の最終追い切りに比べると、どうしても見劣る感は否めない。相手強化のG1で大望まではどうか。


【調教予想からの注目馬】
A判定は3頭。1番手は、⑥ルガルとする。1週前の坂路追い切りでは、悪路を苦にせず力強い走りを披露。同じく坂路で行われた今週の追い切りでも、上々の動きを見せた。中間の調整過程に憂いはなく、充実一途の印象を受ける。

1週前追い切りにおける直線部分でのアクションが秀逸だった、②マッドクールを小差の2番手評価。気配の良さが目立つ、⑧ソーダズリングも侮れない存在だ。

<注目馬>
ルガル ②マッドクール ⑧ソーダズリング

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