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【馬齢】
2014年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、4~7歳の範囲で収まっている。ただし、7歳の最高着順は3着どまり。6歳の2着連対圏入りは、中山芝重賞5着以内からの参戦馬に限られる。気にとめておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
①タガノパッション ③クリノプレミアム
【所属】
2014年以降の所属別成績は、美浦【5.7.3.61】、栗東【5.4.6.61】。ほぼ互角に張り合っている。その一方、後者は6歳以上に限ると【0.0.1.24】と苦戦傾向。栗東所属のベテラン馬は、過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
①タガノパッション
【前走馬体重】
前走の馬体重が470キロ未満だった馬は、ラストのひと押しを欠くケースが多く、過去10年の当レースで2着連対圏を確保したのは5頭だけ。その5頭はいずれも、芝1800~2000mの重賞において連対(2着以内)経験があった。中距離重賞での連対実績を欠く前走馬体重470キロ未満の馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
②ルージュリナージュ ④キタウイング ⑤シンリョクカ ⑪コスタボニータ ⑫ルージュエクレール ⑮フィールシンパシー ⑯ラヴェル
【前走の上がり3F順位】
2014年以降の1~2着馬延べ21頭は、前走の上がり3Fタイム順位が2位以下だった点で共通する。前走で上がり3Fタイム最速をマークしていた馬は、劣勢の傾向にあるので注意したい。
(減点対象馬)
①タガノパッション
【近走成績】
2014年以降、近2走とも8着以下敗退を喫していた馬が、中山牝馬Sで2着連対圏に入ったケースは皆無となっている。前走大敗からの一変も珍しくないレースとはいえ、大きな着順が続いている馬は、さすがに狙いづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
②ルージュリナージュ ④キタウイング ⑤シンリョクカ ⑧ヒップホップソウル
【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、⑥グランスラムアスク、⑦コンクシェル、⑨ファンタジア、⑩アレグロモデラート、⑬フィアスプライド、⑭ククナの6頭。
連軸候補の筆頭には、⑩アレグロモデラートを抜擢したい。2014年以降、前走愛知杯組は【4.2.4.32】と主力を形成。そのなかでも、前走が単勝6番人気以内だった5歳以下の馬は【4.1.1.9】という、上々のパフォーマンスを示している。格下の立場ながらも、軽くは扱えない存在だ。
過去10年、前走が芝2000mのレース、かつ5着以内からの臨戦馬は【3.5.3.16】。それに該当する、⑭ククナを次位評価。以下、⑥グランスラムアスク、⑦コンクシェル、⑨ファンタジア、⑬フィアスプライドらが続く。
<注目馬>
⑩アレグロモデラート ⑭ククナ ⑥グランスラムアスク ⑦コンクシェル ⑨ファンタジア ⑬フィアスプライド
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