まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
ファンにとっては寂しいイクイノックスの種牡馬入りだが、生産界は大きな期待を持って迎えることになる。その能力はもちろん、血統構成も魅力のひとつで、同じ㈲シルクレーシングが所有したGⅠ9勝馬アーモンドアイとの〝夢の配合〟も十分に可能。まだ11歳と若い父キタサンブラックのよきライバルとして、日本競馬のレベルアップに貢献しそうだ。
◇
イクイノックスが残した数々の実績と血統的な魅力が、種牡馬としての価値を大きく引き上げることは間違いない。
種牡馬初年度の種付け料最高額はGⅠ7勝のディープインパクト、20年の3冠馬コントレイルの1200万円だが、GⅠ6連勝のイクイもこれに匹敵するか、それをも上回る可能性がある。社台スタリオンステーションの徳武英介場長は「種付けシーズンが始まる来年の2月まで時間があるので、万全にしたいですね。1年目からいい繁殖牝馬がつくと思います」と期待を口にする。
父キタサンブラックは初年度産駒でイクイ、2世代目で皐月賞馬ソールオリエンス、桜花賞2着コナコーストなど活躍馬を輩出。2024年度の種付け料は国内種牡馬でトップの2000万円となっている。種牡馬としては、その父が目標でもあり、ライバルに。同場長は「キタサンブラックも若いので、二人三脚で日本の馬産界を引っ張ってもらいたいですね」と願いを込めた。
現在の日本で主流血脈となっているサンデーサイレンスは自身の3代父にいるだけで、極度な近親交配にならない限り、サンデーの血を持つ牝馬とも交配が可能だ。また、もう一つの主流ともいえるキングマンボの血が入っていないため、キングカメハメハ系の血を持つ牝馬とも相性がいいだろう。
同じ〝シルク〟の勝負服でGⅠ9勝を挙げたアーモンドアイを花嫁に迎えることも理論的には可能だ。その場合は、現在の多くのGⅠホースと同様に、サンデーサイレンス4×3のクロス(近親交配)が発生する。ジャパンC後、アーモンドを管理した国枝調教師は「イクイノックスとの子供が見てみたい」と熱望。将来、父母合わせてGⅠ15勝、総賞金40億円超のドリームベビーが、誕生するかもしれない。
★キタサンブラックは2000万円…種牡馬勢力図
長く生産界を引っ張ったディープインパクト、キングカメハメハの現役産駒も少なくなり、今年のリーディングサイアー争いで首位(11月26日終了現在)のドゥラメンテも天国へ。生産界は新時代に突入しており、すでに実績のあるロードカナロア、キズナ、キタサンブラック、エピファネイアなどに加え、初年度産駒が好調なスワーヴリチャード、今後産駒がデビュー予定のコントレイルなどが覇権を争う。イクイノックスもこの争いに加わりそうだ。
★4歳で種牡馬入りはコントレイル、ディープインパクトなど実績十分な馬が多数
レースの賞金があまり高くない海外では、種牡馬価値をより重視する傾向があり、3歳、4歳でキャリアに傷をつけずに種牡馬入りするケースが普通。無敗で今年の凱旋門賞を制したエースインパクトも3歳で種牡馬入りした。日本では故障以外の理由で3歳で種牡馬入りするケースはほとんどないが、4歳いっぱいで種牡馬入りしたケースは、コントレイルやディープインパクト、スペシャルウィーク、エルコンドルパサー、タイキシャトルなどがおり、4歳までに十分な実績を残した馬が多い。
◇
◆父キタサンブラックの馬主で歌手の北島三郎「キタサンブラックは日本一の称号を頂いたが、イクイノックスは父を超えて世界一の称号に輝いた。華のある引き際に拍手をおくるとともに、産駒の筆頭として頑張ってくれたことに『ありがとう』と感謝を表したい」
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|