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ソダシ、ジャックドール、シュネルマイスター、ソングライン、セリフォスなど、豪華メンバーによる競演となりそうな2023年の安田記念。この上位人気が見込まれる5頭はいずれも甲乙付け難く、その評価について迷っているファンの方も多いでしょう。この5頭のうち、前走の大阪杯でG1初制覇を果たしたジャックドールについて、重箱の隅をつつくような視点から、その不安材料について指摘してみたいと思います。
ジャックドールは新馬戦から前走の大阪杯まで、芝2000メートル戦ばかりを使われてきたという、変わった経歴を持つ馬ですので、初めてのマイル戦となる今回は距離短縮が不安材料だと考えている人も多いでしょう。しかし、近10年の安田記念では、2014年にジャスタウェイ、2021年にダノンキングリーがそれぞれ前走から距離短縮の形で勝利していますので、距離短縮は不安材料とは言えません。
ジャックドールの不安材料は距離短縮以外に2点あります。その2点とは、臨戦過程と脚質です。
まずは臨戦過程から説明しましょう。前走が大阪杯だったという馬は、G2戦だった時代も含め、近10年は「0・1・2・13」と2〜3着まではありますが、勝利していないのです。2017年からG1となっている大阪杯ですが、 G1となって以降もこの臨戦過程で勝ち馬が出ていないのです。阪神競馬場の内回りコースを使用する2,000メートル戦と、東京競馬場のマイル戦では求められる適性が異なっている、と考えるべきなのです。
続いて、その大阪杯でのレース内容から、ジャックドールの脚質における不安材料を説明します。大阪杯では1,000メートル通過58秒9というハイペースで逃げ、最後の直線でも粘り込みを図りました。ゴール手前で、猛然と追い込んできたスターズオンアースに詰め寄られましたが、ハナ差凌いで逃げ切り勝ちを決めました。
強い内容での勝利という評価は可能ですが、しかし近10年の安田記念において、前走で逃げる競馬をした馬の安田記念における戦績は「0・2・0・8」となっています。2着はありますが、勝ち星を挙げた馬は出ていないのです。
2016年の安田記念でロゴタイプが逃げ切り勝ちを決めているではないか、と指摘されたい方もいるかもしれません。しかし、これはあくまで安田記念当日の話で、当時のロゴタイプは前走のダービー卿チャレンジトロフィー(2着)では逃げ馬の直後、2〜3番手からレースを進めていました。
ロゴタイプは、翌2017年には前走の中山記念(3着)で逃げる競馬をした後に安田記念に駒を進めていますが、この時の安田記念は2着でした。近10年の安田記念では、前走のレースで逃げた馬は2着までしかなく、勝つことが出来ていないのです。
今年の安田記念登録馬で、前走で逃げている馬はジャックドールだけですので、いつものように逃げの手に出ると展開に恵まれ、逃げ切り勝ちを決めることが出来るように思われる方も多いでしょう。しかし、2000メートル戦よりもスピードがある馬たちが集まるマイル戦では、逃げ馬は他馬の目標となり、厳しいマークに遭う可能性が高くなることを、近10年のデータは示しています。
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以上、今回の安田記念におけるジャックドールの不安材料として、臨戦過程と脚質の2点を挙げました。両者とも近10年のデータでは2〜3着の実績がありますので、別の本命馬から相手候補として押さえる馬券を購入する作戦は有効です。しかし、ジャックドールを馬単や3連単の頭から狙ったり、単勝馬券で購入するのはリスクが大きいと思われます。
(文:菅野一郎)
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コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。同姓同名の別人カンチ|2023年6月4日 8:07 | (1) |
「5頭はいずれも甲乙付け難く」
って言い方に違和感
2つを比較する時に使う言葉ではないでしょうか
「2,000メートル」「2000メートル」
コピペして加工するだけだと
こういった細かい表記は、そのままなのでしょうか
馬鹿の一浪|2023年6月2日 12:31 | (2) |
数字が全角半角混じりで、読みにくい
ちゃんと校正したのでしょうか
>2〜3着
>3連単
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2016年の安田記念でロゴタイプが…」のくだりは不要では? 前の段落は前走時での話であってこの段落で筆者も指摘している通り安田記念での逃げ切りは関連がない。
今の競馬で1000m通過58秒9は果たしてハイペースといえるのか。手元の新聞3紙の馬柱はいずれも「M」ペース。
マイルのG1で「逃げイチ」だからと展開に恵まれ逃げ切り…。 ないとはいわないが「そう考える競馬ファン」が果たして何人いるか。
アタマはないげとヒモなら、というのは「データ」からは確かなのだろうが、切るならバッサリ切ってくれ、というのが率直な感想。