まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
京都芝1600mで施行されるG1。
マイル界の勢力図に大きな変動はない印象で、京都へのコース替わりがどう出るのか。
当記事の趣旨的には、7枠に収まった2頭に注目したいところ。データは阪神開催の直近3年を除く、過去10年分を使用する。
逃げた馬の成績は【1-0-0-6】。平均人気7.3人気、平均着順8.4着と苦戦している。
唯一の勝ち鞍は、2016年3番人気1着ミッキーアイル。前半3ハロンは34秒4、緩みない流れを作り、最後は外によれながら踏ん張った。
前半3ハロン34秒台中盤あたりなら、力のある馬は残り差しも決りと、ペースと脚質の関係が掴みにくい。
ざっくり傾向を見ると、33秒台なら前が苦しく、35秒台なら前が楽になる。
とはいえ、ペースが緩み、凝縮した馬群で直線へ向くと、瞬発力の競馬になる。2013年は前半3ハロン35秒1も、4角14番手から上がり最速のトーセンラーが差し切りを決めた。
京都芝1600mのスタートは、2コーナーの延長点。
3コーナーまでは、約700mとかなり長い。2ハロンほど平坦で、行く馬が揃うとテンからハイラップになる。ただ、後半に待ち構える下りへの意識で、ほかのマイル戦に比べて中盤緩みやすい。
徐々に坂を駆け上がり、3コーナー付近で頂上へ、そこから一気の下りに入る。
最後の直線は404m。直近3年の阪神(473m)や安田記念の東京(525m)に比べると短い。ペース次第ながら、直線入り口で後ろすぎると苦しい。
逃げ馬に注目すると、中京記念を逃げ切ったセルバーグと、ダートの短距離から臨戦するバスラットレオンがいる。2頭は7枠13番・7枠14番へ並んで収まった。
セルバーグは中京記念のテン1ハロンを12秒3で入り、バスラットレオンは昨年になるが、京都金杯(中京)を12秒1で入っている。
今年もテン1ハロン12秒0のさきたま杯で、外枠から好位につけており、テンのスピードは健在とみていい。純粋なテン比べなら、バスラットレオンが速いだろう。
ただ、セルバーグは逃げる気しかない。鈴木考調教師はこう言う。
「枠は気にしていない。G1だしチャンスを生かそうと思ったら行くしかない」
「絶対にハナに。コースは初めてになるが、自分の形で走ってくれれば」
「絶対」と言っている。競馬において「絶対」ほど信頼できない言葉もないが、とにかく「絶対」行くようだ。
では、バスラットレオン陣営はどうか。武村助手はこう言う。
「前の馬を抜こうとしない性格。勝っているのは全部逃げた時。逃げたらしぶとい」
逃げる気だ。内にはビーアストニッシドやエエヤンもいるし、それらを交わしながらハナ争いなら、スローペースは考えにくい。力のない足りない先行馬が、展開利で不足分を補う率は低い。
地力を問われる流れ、焦点は上位勢にどう序列をつけるか。
◎セリフォス。昨年のマイルCS勝ち馬(阪神)。前半3ハロン35秒1の緩い流れ、一団馬群の大外から、上がり33秒0の脚を使い完勝。今年の安田記念は先行して2着と、どこからでも運べる。
もう少し内が良かったが、中団あたりにはつけられる。シュネルマイスターは、前述した2頭がやり合う形なら、いつも以上にテンで置かれる気も。平坦の京都は合うはずで、追撃を凌ぐほうへ賭けたい。
馬券は◎の単勝。
(文・垣本大樹)
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|