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秋のマイル王を決めるマイルCSの追い切りが15日、栗東トレセンで行われた。セリフォス(栗東・中内田充正厩舎、牡4歳)が、CWコースで抜群の瞬発力を披露。調教評価はメンバーでただ一頭、最高の『S』となった。夏負けの影響でぶっつけ本番になった不安を一掃する動きで、史上7頭目の連覇へ向けて態勢は万全だ。
史上7頭目の連覇へ向けて、一点の曇りもなし。連覇を目指すセリフォスが、栗毛の馬体を弾ませながら栗東CWコースを軽快に駆けた。2週連続で追い切りにまたがった川田騎手が、上昇気配を伝えた。
「無理しない程度に、オーバーワークにならないようにしました。先週よりもバランスが良く、間に合ったなという印象です」
序盤はゆったりとした脚取りでスーリールダンジュ(2勝)を追走。道中はやや頭を上げながらも、なだめながらしっかりと我慢する。徐々に差を詰めて直線に向くと加速。ラスト2ハロンは11秒5―11秒3(6ハロン80秒2)と抜群の切れ味を発揮し、僚馬を4馬身突き放した。9日の1週前追い切りではラスト1ハロン10秒7(6ハロン80秒8)の好時計をマーク。動き、反応ともに申し分なく、調教評価はただ一頭の『S』だ。鞍上は「一生懸命走ろうとするところ、我慢をしたくない面もありますが、先週に比べればコントロールはついていました」とうなずいた。
安田記念2着後は北海道で休養。昨年同様に富士SからマイルCSに向かうローテーションだったが、猛暑が続いたことで夏負けが尾を引いた。それでも10月11日に栗東トレセンに帰厩し、調教のピッチを上げた。中内田調教師は「予定していた富士Sをスキップしましたが、その後は回復してくれて順調にここまできています。昨年と比べてもいい状態で出走できると思います」と心配無用を強調した。
リバティアイランドで今年の牝馬3冠を達成した川田騎手と中内田厩舎のタッグ。セリフォスとは2021年の新潟2歳Sを制して以来のコンビとなるが、2戦2勝の鞍上はずっと熱視線を送っていた。「成長は近くで見守っていました。ダイワメジャー産駒の素晴らしい背中に近いものを新馬戦前から感じていました。久々に競馬に乗れるので楽しみです」とレースを心待ちにし、さらに「(京都コースは)大丈夫だと思います。日本トップクラスの能力を持っているのは間違いないと思います。気持ちの難しい面はありますが、この馬らしく、走れる気持ちを維持できれば」と力を込めた。
今後は招待を受諾した香港マイル(12月10日、シャティン、GⅠ、芝1600メートル)に向かう予定。淀の舞台でJRA史上初となる父子での同一GⅠ連覇を飾り、日本のマイル王の称号を手に海を渡る。(長田良三)
★中内田充正調教師トーク
──前走の安田記念は2着
「外を回せる枠(❷枠④番)ではなかったので、内でずっと我慢しながら、最後もしっかり伸びてくれて、いい内容で走ってくれました」
──勝った昨年と比べて仕上がりは
「去年は1戦挟んでマイルCSでした。今回は休み明けですが、苦にするタイプではないので心配はしていません」
──4歳秋を迎えての成長は
「心身ともに2歳の頃に比べると、順調にひとつずつ成長していってくれています」
──昨年の阪神開催から京都芝1600メートルに替わる。連覇への鍵は
「上り下りがある特殊なコース形態です。セリフォスにとっては初めてなので、うまく走ってくれればと思います」
★父子連覇なら史上初
リフォスは史上7頭目のマイルCS連覇を狙う。2006、07年には父ダイワメジャーが当レースを制していて、父子での同一JRA・GⅠ連覇となれば史上初の快挙だ。また3、4歳時での連覇は1997、98年のタイキシャトル以来2頭目となる。
★史上5頭目の芝マイル重賞5勝目へ
セリフォスは全10走中9走で1600メートル戦に出走し、5勝、2着2回で勝率・556、連対率・778を誇るマイラー。連覇を飾れば、JRA芝1600メートル重賞5勝目で、グランアレグリア(歴代最多6勝)、ダイワメジャー、ウオッカ、クラレントに次ぐ史上5頭目となる。
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