中央競馬ニュース

【京王杯SC】レース展望

 0   1   1,134
シェアする  x facebook LINEで送る
【京王杯SC】レース展望

東京の土曜メインは京王杯スプリングC(13日、GⅡ、芝1400メートル)。1着馬に安田記念(6月4日、東京、GⅠ、芝1600メートル)の優先出走権が与えられる重要な一戦だ。

ダノンスコーピオン(栗東・安田隆行厩舎、牡4歳)は昨年のNHKマイルCの覇者。フルゲートの大外枠という不利もはねのけて3歳マイル王者に輝いた。近2走は案外な結果に終わっているが、香港マイル6着から帰国後はしっかりリフレッシュさせて立て直されてきた。久々も苦にしないタイプで、GⅡならば底力は上位。帰国初戦から好勝負が見込める。

レッドモンレーヴ(美浦・蛯名正義厩舎、牡4歳)は昇級初戦にもかかわらず1番人気に支持された前走のダービー卿チャレンジTで7着。ゲートの中で頭を下げたタイミングで扉が開いて出遅れた不利が痛かった。それでも最後は上がり3ハロン33秒0の強烈な末脚を繰り出して0秒4差まで迫ったのだから、負けてなお強しの内容だった。本来はスタートは速いタイプで、しっかりゲートを出て7ハロン戦の流れに乗れれば巻き返しの可能性は十分秘めている。

ピクシーナイト(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)は前走の高松宮記念で13着と大敗を喫したが、レース中の骨折による約1年3カ月の休養明けだったことを考えると決して悲観する必要はなく、まずは無事に走り切れたことが収穫だった。1週前追い切りでは栗東坂路で4ハロン50秒7、ラスト1ハロン11秒9を計時するなど状態は前走以上。3歳時にスプリンターズSで古馬をちぎった実力馬で、一変する可能性も。


ウインマーベル(美浦・深山雅史厩舎、牡4歳)は前走の高松宮記念で不良馬場に苦しんで10着と大敗を喫したが、昨年のスプリンターズSでクビ差の2着と能力はGⅠ級だ。1400メートルではリステッドの橘Sを勝っており、近走はスタートが遅めなだけに距離延長がプラスに出る可能性も十分にある。

トゥラヴェスーラ(栗東・高橋康之厩舎、牡8歳)は高松宮記念で13番人気ながら0秒3差の3着に健闘。8歳になっても衰えはなく、一昨年クビ差の2着だった当レースで念願の重賞初制覇を狙う。

ゾンニッヒ(栗東・池江泰寿厩舎、牡5歳)は重賞初挑戦だった前走のダービー卿チャレンジTで0秒2差の3着に好走。相手なりに走れるタイプで、重賞でも通用する力を示した。東京コースは4走前にマイルを走って5着に敗れているが、展開が向かなかっただけで合わないわけではない。ここも崩れることは考えにくい。

他にも2020年NHKマイルC覇者で21年のこのレースを勝っているラウダシオン(栗東・斉藤崇史厩舎、牡6歳)、阪急杯2着ダディーズビビッド(栗東・千田輝彦厩舎、牡5歳)、ハンデ57・5キロを背負ったダービー卿チャレンジTで6着のミッキーブリランテ(栗東・矢作芳人厩舎、牡7歳)など、実力馬がエントリーしている。

この記事はいかがでしたか?
ナイス (1)
 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る