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★史上3頭目の連覇を狙うザダル 連勝中のジャスティンカフェ、ヤマニンサンパも登録/エプソムC
ザダル(牡6歳、美浦・大竹正博厩舎)には、アメリカンボス(1999・2000年)、マイネルアムンゼン(2003・04年)に続く史上3頭目のエプソムC連覇がかかる。同馬は今年初戦の京都金杯で重賞2勝目を挙げたが、前走のダービー卿CTで10着に敗れており、エプソムCで巻き返しを狙う。同馬にはD・レーン騎手が騎乗予定だが、今年もエプソムCを制すことができるかどうか。なお、ザダルが勝てば、同馬を管理する大竹正博調教師は藤沢和雄元調教師に並ぶ歴代最多タイのエプソムC3勝目となる。
また、エプソムCには小豆島特別(2勝クラス)→湘南S(3勝クラス)を連勝したジャスティンカフェ(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎)、1勝クラス→飛鳥S(3勝クラス)を連勝したヤマニンサンパ(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)も出走する予定。前走で条件戦に出走していた馬がエプソムCを勝てば、2003年マイネルアムンゼン以来19年ぶり5頭目となるが、連勝中の2頭は重賞初制覇を遂げることができるかどうか。なお、ジャスティンカフェには横山典弘騎手、ヤマニンサンパには川田将雅騎手が騎乗する予定。
★昨年の勝ち馬ビアンフェが今年も参戦 3歳馬はナムラクレア、プルパレイの2頭が登録/函館スプリントS
昨年の函館スプリントSを逃げ切ったビアンフェ(セン5歳、栗東・中竹和也厩舎)が、ノーブルグラス(1995・96年)、シーイズトウショウ(2004・ 05年)に続く3頭目の同レース連覇を狙う。ビアンフェは2歳時に函館2歳Sを制しており、今年の函館スプリントSを勝てば歴代最多タイの北海道(札幌・函館)重賞3勝目となるが、どのような走りを見せるだろうか。
また、今年の函館スプリントSにはナムラクレア(牝3歳、栗東・長谷川浩大厩舎)、プルパレイ(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)と2頭の3歳馬が登録している。3歳馬が函館スプリントSを勝てば、2017年のジューヌエコール以来5年ぶり5頭目となるが、ナムラクレア、プルパレイは歴戦の古馬を相手に勝利を挙げることができるかどうか。なお、ナムラクレアの今回の負担重量は50キロで、浜中俊騎手が騎乗する予定だが、同騎手が負担重量50キロ以下で騎乗するのは2008年の小倉記念(10着)以来14年ぶりとなる。
★サマースプリントシリーズが開幕! シリーズ初戦の函館スプリントSには22頭が登録
12日の函館では、サマースプリントシリーズ第1戦の函館スプリントSが実施される。近年の同シリーズでは牡馬がチャンピオンになることが多く、2017年のラインミーティアから昨年のファストフォースまで5年連続で牡馬がシリーズチャンピオンとなっている。今年の函館スプリントSには牡馬・セン馬12頭と牝馬10頭の計22頭が登録しているが、シリーズ初戦を制すのはどの馬だろうか。なお、サマースプリント、サマー2000、サマーマイル各シリーズの構成レース(計15 レース)で争われるサマジョッキーズシリーズも、函館スプリントSが初戦となる。
★今週から北海道シリーズがスタート 1回函館競馬が6月11日に開幕!
1回函館競馬が6月11日に開幕する。過去10年の函館リーディングジョッキーを見ると、開催リーディングを複数回獲得しているのは岩田康誠騎手(2013・15年)、吉田隼人騎手(2012・17年)、横山武史騎手(2020・21年)の3人。3人はいずれも開幕初日となる11日の函館競馬に騎乗する予定だが、開幕ダッシュを決めることができるかどうか。なお、12日の函館スプリントSには、吉田隼人騎手がビップウインク(牝5歳、栗東・清水久詞厩舎)に騎乗する予定となっている(※同馬は6月7日現在、抽選対象となっている)。
また、過去10年の函館リーディングトレーナーを見ると、須貝尚介調教師が2012・13・17年の3回、開催リーディングを獲得している。同調教師は函館スプリントSにファーストフォリオ(牝5歳)、プルパレイ(牡3歳)の2頭を登録している(※ファーストフォリオは6月7日現在、抽選対象となっている)が、開幕週の重賞を制して5年ぶりの函館リーディング獲得へ好スタートを切ることができるかどうか。
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