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★6度目のダービー制覇を遂げた武豊騎手はファインルージュに騎乗予定
29日に実施されたダービーはドウデュースが勝ち、騎乗した武豊騎手は自らが持つ最多勝記録を更新する同レース6勝目を挙げた。同騎手は今週末、士日とも東京での騎乗を予定しており、安田記念ではテン乗りとなるファインルージュ(牝4歳、美浦・木村哲也厩舎)に騎乗する予定。武豊騎手が今年の安田記念を勝てばグレード制が導入された1984年以降の同レースで単独最多の4勝目となり、JRA・GⅠは通算80勝目、JRA重賞は通算350勝目となるが、2006年の天皇賞・春→NHKマイルC以来16年ぶりの2週連続JRA・GI制覇を遂げることができるかどうか。ちなみに、武豊騎手はJRA重賞通算150勝と250勝をGⅠで達成している。
★現役最多3勝を挙げる堀宣行調教師 力フェファラオ、サリオスのGⅠ馬2頭で参戦
現役最多の安田記念3勝を挙げている堀宣行調教師は、力フェファラオ(牡5歳)、サリオス(牡5歳)の2頭を登録している。同調教師の管理馬は、2011年の安田記念でワンツーフィニッシュ(1着リアルインパクト=2着ストロングリターン)を決めているが、2頭のGⅠ馬で挑む今回はどのような結果になるだろうか。なお、堀調教師が安田記念4勝目を挙げれば、グレード制が導入された1984年以降の同レース単独最多勝記録となる。
また、サリオスには昨年の香港マイル3着以来、2戦ぶりにD・レーン騎手が騎乗する予定。サリオスとレーン騎手のコンビは4戦1勝、2着2回、3着1回という成績を挙げているが、レーン騎手はサリオスを2019年朝日杯FS以来のGⅠ勝利に導くことができるかどうか。
★安田隆行調教師は父子制覇がかかる2頭を登録 昨年V川田将雅騎手はダノンザキッドに騎乗予定
ロードカナロアで制した2018年以来の安田記念制覇を目指す安田隆行調教師は、GⅠ馬のダノンザキッド(牡4歳)、今年の阪急杯勝ち馬ダイアトニック(牡7歳)の2頭を登録している。ダノンザキッドは2014年の安田記念勝ち馬ジャスタウェイの産駒、ダイアトニックは2013年の安田記念勝ち馬口ードカナロアの産駒で、2頭には父子制覇がかるが、安田隆行調教師は9年ぶりに安田記念を制すことができるかどうか。
また、ダノンザキッドに騎乗予定の川田将雅騎手は、グレード制が導入された1984年以降の安田記念で最多タイの3勝を挙げている。同騎手は昨年の安田記念をダノンキングリーで制しているが、同レース連覇を遂げることができるかどうか。Vなら、グレード制が導入された1984年以降では1997・98年の岡部幸雄元騎手以来2人目の安田記念連覇となる。なお、ダノンザキッドは昨年の勝ち馬ダノンキングリーと同じ(株)ダノックスの所有馬だが、異なる所有馬で馬主が安田記念を連覇すれば、1997・98年の(有)大樹ファーム以来2組目となる。
★4年連続連対中の牝馬 今年はヴィクトリアM組3頭とロータスランドが登録
今年の安田記念登録馬のうち、牝馬はソングライン(4歳、美浦・林徹厩舎)、ファインルージュ(4歳、美浦・木村哲也厩舎)、レシステンシア(5歳、栗東・松下武士厩舎)、ロータスランド(5歳、栗東・辻野泰之厩舎)の4頭。ロータスランドを除く3頭は前走でヴィクトリアMに出走しており、ファインルージュが2着、レシステンシアが3着、ソングラインが5着という成績だった。また、ロータスランドは高松宮記念2着以来の出走となる。安田記念では2018年から4年連続で牝馬が連対しているが、今年の牝馬4頭は好走することができるかどうか。
★登録馬に前走で逃げた馬は皆無 レースの主導権を握るのはどの馬?
今年の安田記念には21頭が登録しているが、前走で逃げた馬は1頭もおらず、どの馬がレースの主導権を握るのか注目される。2019年の阪神JFを逃げ切ったレシステンシア(牝5歳、栗東・松下武士厩舎)、昨年のマイルCSで逃げて5着に入ったホウオウアマゾン(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)、昨年の香港マイルで逃げて3着に入ったサリオス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)といったGⅠレースで主導権を握った馬も出走を予定しているが、今年の安田記念はどのような展開になるだろうか。なお、グレード制が導入された1984年以降の安田記念では1988年ニッポーテイオー、2016年ロゴタイプの2頭が逃げ切り勝ちを収めている。
ホウオウアマゾンに騎乗予定の坂井瑠星騎手は、昨年のJRA競走で自己最多の53勝を挙げたが、今年は6月1日現在で38勝と昨年を上回るぺースで勝ち星を積み上げている。坂井騎手はホウオウアマゾンに騎乗して勝利こそ挙げていないが、昨年のスワンS3着、阪神C2着、今年のマイラーズC2着と重賞で上位に入っている。果たして、坂井騎手とホウオウアマゾンのコンビは、人馬ともにGⅠ初勝利がかかる安田記念を制すことができるかどうか。
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「武豊がファインルージュに騎乗」は水面下では言われていたが、現実になった。やはり今年の武豊は強運の持ち主なのだろう。現時点では枠順は未定だが「武豊とルメールの1・2着から田辺と川田の馬に流す」で当たるのでは?ww もちろんこんな単純な決着になってほしくない。個人的に丸田のナランフレグの追い込みを夢見ている。さあ役者がそろった!「安田記念」劇場の開幕だ!